荒船山

   荒船山 標高1422.5m 標高差約343m 歩行距離約8.6km 下仁田町・佐久市 

コース:内山峠登山口(10:20)⇒一杯水(11:35)⇒艫岩(11:50〜13:55)⇒経塚山
13:35-13:50)⇒艫岩(14:20-14:30)⇒一杯水(14:45)⇒内山登山口(15:50)

 
(歩行時間4時間00分  全所要時間5時間30分)   yahoo地図
荒船山は妙義荒船佐久高原国定公園の最高峰です。上信越高速道を佐久方面に向かって行くと、下仁田インター手前付近からの山容は航空母艦みたいな形に見える不思議な山です。内山峠手前より望む断崖絶壁の甲板に見える部分は艫岩です。日本二百名山及び群馬百名山にも選ばれている人気の山です。航空母艦の直径は約2km、幅は約400mと言われています。仲間と一緒に3年振りにお邪魔しました。
上信越高速下仁田インターを下り⇒国道254号線を佐久方面へ⇒内山トンネル手前の神津牧場標識を右折⇒次を左折し旧道へ(右折は神津牧場)⇒内山登山口(20台くらい駐車可、トイレなし)
コースmap
本日の山行きは、ふかや集合場所にて仲間と相談し、急遽荒船山に決まりました。選定理由はNさんが、大宮より電車で移動中、偶然電車で一緒になった山ヤ服装の年配グループが、「荒船山へ行くんですよ」と言っていたのが決め手になりました。※上記の写真はR254沿いの荒船山展望場所(ニコヨン広場)より。
デジブックで編集しました。(注!再生するとBGMが流れます)
内山峠登山口手前には沢山の車が路駐してありますので、駐車場はやっぱり満車でした。丁度タクシーと入替に駐車出来ましたのでラッキーです。団体さんより一足先に抜け出しスタートです。新緑に染まった木々から、爽やかな日差しを浴びながら登ったり下ったりのアップダウンで高低差は稼げない山道ですが、大変と歩き易く、小さい花々も咲いていました。
4年前の台風9号の爪痕か、果たして以降の災害かは定かではありませんが、時折、滑落補修跡が残っていました。
途中、左側から荒船山の北面が見え隠れし、垂直の絶壁にだんだんと近づいていきます。道標は随所にありますので初心者の方には励みになります。
本日はお日柄もよく、思ったより気温が上昇してますの、早くも水場(一杯水)が楽しみです。木々の隙間から八ヶ岳方面も見えて来ました。
荒船山の最高地点、行塚山の尖がり頭が見えて来ます。浅間山方面に突き出たワイルドな倒木にS+N+Tさんは、興味津々でした。
修行道場跡の狭岩に到着です。奥側の岩場の下に2体の石仏がありました。一杯水は流れも良く冷たくて美味しい、顔も洗ってリフレッシュ!
一杯水を過ぎると岩場に変わり、勾配もきつくなり絶壁が目の前に迫ってきます。
トレードマークとも言えるレトロな看板は、色褪せた感じですが、健在でした。直ぐに賑やかな甲板の艫岩(標高1,330m)に到着です。
浅間山〜浅間隠山、鼻曲山等の山並、眼下にはR254と神津牧場が見えます。絶壁から顔を乗り出して下を覗きこむと吸い込まれそうです。落ちれば200m直下の天国か?果たして地獄か?
方向版に示されている其々好きな山名を指したりして、噂の艫岩を充分堪能します。絶壁越しに頂くカップヌードルは格別ですよね、S+N+Tさん?
Nさんと電車で一緒になった、江戸川区よりお越しの『十二支山の会』の皆さま方と御一緒させて頂きました。とっても元気で爽やかな皆さんで、沢山のパワーを頂きました。私達のグループも混ざって、ちょっぴり平均年齢が下がったみたいです。『十二支山の会』は、50年余りの長い歴史があるそうです。
ワンちゃんも荷物を背負って行塚山へ一足先にスタートです。川口のT子とお江戸のTさんは初対面ですが、色違いお揃いのザック(ドイター製)で意気投合です。二人の共通点は元気でパワフルな所です。
艫岩から行塚山まで約2kmです。トイレ付の休憩所があり、女性用は閉鎖されていますが、男性用トイレ内で女性も使用できます。すぐ先に以前利用した相沢コースへの分岐があります。
行塚山までの往路は台地状で、前後左右樹林で覆われていますので遠くの視界遮られ、山にいる感じは一切なく、公園を散歩している気分になってくる不思議な場所です。最後は急坂になり、前方に『十二支山の会』のメンバーさん達が見えて来ました。
行塚山へ到着です。山頂(1,422.5m)は憩いの場所化していました。景色は、木々の間からローソク岩が見えるくらいで決して眺望は宜しくありません。
  
『十二支山の会』の御先輩方とまたもや御一緒させて頂きました。来月の4日には秩父の武甲山の山行き予定だそうです。頼もしいリーダーさんがいますので、皆さんスムーズな歩きでした。
名残惜しく、T子とTさんは別れを偲んでいたかどうかは定かではありませんが・・。 帰路は真っ白い“木あじさい”を横目に甲板移動に入ります。
喉が大変と渇きます。温くなった飲み物では物足りないので艫岩甲板を通り越し、足早に水場へと急ぎます。内山コースは3年振りですが、改めて冷たく美味しい“一杯水”に感謝、感謝です。
神津牧場のソフトクリームの話題に入ると、何故か速足になるメンバーです。
満車だった駐車場は閑散としていてラスト3台だけです。本日のお楽しみは、待ちに待った評判の神津牧場のソフトクリームです。
神津牧場は、1887年に日本最初の洋式牧場として誕生した牧場です。ジャージー牛が放牧され、絞りたての牛乳とソフトクリームは神津牧場ならではの美味しさです。 
売店の道向かいの小動物広場には子うさぎが沢山いました。中でもブチの子うさぎは可愛すぎるので、うさぎ好きの私は本気で欲しくなりました。子山羊もヨロヨロと健気に歩いていますが、生まれたばかりなのか、すぐにしゃがみこみます。
ニコヨン広場から望む荒船山を、T子にはヒレステーキに見えるらしい!帰りは何故か毎回通り過ぎていた荒船の湯に初めて入り、ゆっくりと寛ぎます。
 おまけ 


 急遽、3年振りに荒船山へ出かけました。見かけの絶壁と裏腹に、内山峠からは
 勾配も少なく容易に登れます。
 直径2km、半径約400mの台上自然公園遊歩道のハイキングは気持ちが良く、
 雄大な場所でした。

 Nさんと『十二支山の会』の皆さまより、荒船山へと導かれた感じの山行きになりました。
 楽しく過ごさせて頂き、有難うございました。
 十二支山の会の皆さま、また何処かでお会い出来る事を楽しみにしています。

 天候・晴れで、気温上昇!
 出会った人=20組以上 80人位 ※登り始めが遅かったので帰りは大変と静かでした。
 全く当てにならない疲労度★★☆☆☆


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