茶臼山 標高2,383m    標高差 約250m    総歩行距離 約7.2km

茶臼山
麦草峠公共駐車場(12:10)⇒大石峠(12:28)中小場⇒(12:40)茶臼山山頂(13:03)⇒茶臼山展望台
(13:08〜13:33)⇒大石峠(14:10)⇒茶水の池(14:20)⇒麦草ヒュッテ(14:25)
 (歩行時間1時間45分:全所要時間2時間10分)  pm12:10〜pm2:20
 yahoo地図
白駒池
麦草ヒュッテ(14:25)⇒白駒池(15:00))⇒白駒荘(15:15〜15:25)⇒麦草峠公共駐車場⇒(16:00)
   (歩行時間1時間25分:全所要時間1時間35分)  pm2:25〜pm4:00 yahoo地図
標高2127m地点にある麦草峠は、志賀高原の渋峠に次いで日本で2番目の高所の国道であるため、北八ヶ岳への登山には便利なアプローチとなっています。中でも茶臼山は比較的簡単に登れる山です。近くには白駒池があり、神秘の森や真っ赤に染まる秋の紅葉時は、人気の観光スポットにもなっております。
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麦草峠にあった周辺map
早朝は雨でしたので遅い出発となり、久しぶりの遅刻ハイカーになっしまいました。麦草峠にはお昼に到着し、、スタートです。峠のシンボルみたいな麦草ヒュッテの佇まいは、古き良き時代の山小屋を連想させてくれます。道向かいが北八ヶ岳方面の登山口で、大石峠を過ぎ最初の山は茶臼山です。※山頂の先には展望台あります。

埼玉北部&西上州にお住まいの方々には大変馴染みの国道299(にっきゅっきゅう)号線に麦草峠があります。なんと日本で2番目に高所の国道地点とは、驚きです。※麦草峠にある公共駐車場は満車でしたが、運よくトイレ利用の車と入替で駐車出来、ラッキーな気分で登山口へ向かいます。
麦草ヒュッテ道向かいの登山口からスタートです。最初は緩やかな木道歩きですが、次第にゴロ石混じりの直線に伸びた山道に変わります。綺麗な仕度のシングル女性とすれ違いますが、ステッキを長く調整をしていたので竹馬状態になっていまいた。
大石峠にはしっかりした道標が設置してあり、しばし立止まり喉をうるわします。又もやゴロ石直線道に変わり、樹林帯の隙間から景色が開け始めます。
雨あがりでガス気味ですが、“中小場”から茶臼山が目の前に迫ってきます。今度は抉れたゴロ石の単調な直線道に変わり、大して歩いていないですが何故か長く感じます。

枯れた立木に囲まれた山道から振り返ると、出発地点の麦草峠が確認できます。程なくして茶臼山頂に到着ですが・・・。標識が無ければ何気に通り過ぎそうな眺望の一切ない場所です。縞枯山方面から年配ハイカーがやって来て、同じく山頂道標に「???」 していました。展望台へ向かうと前の方からガヤガヤとおしゃべりが風にのって聞こえて来ます。


茶臼山展望台は大変賑やかっていました。八ヶ岳方面から天狗岳・硫黄岳・赤岳・阿弥陀岳が確認できました。ガスと一緒に冷たい突風が吹きあげ、すこぶる寒くなり、数カ月ぶりに震え(ブルブル)がきます。お湯を沸かし、熱々のカップヌードルを頂き、体を温めます。展望台はいつの間にやら貸切になって、頭髪はガス混じりの突風で濡れていました。寒いので下山開始しますが、アッと言う間に終了です。
ちゃっちゃか歩きで下山をしていき、茶水の池を一回りしてから麦草峠に到着します。鹿よけのフェンス内に入り、遊歩道から白駒池へ向かいます。
途中、白駒の奥庭内の木道を歩きますが、綺麗に整備されていて気持ちの良い歩きになります。軽装な観光客とのすれ違いも疎らになる時間になっていました。
青苔荘の脇を歩くとラーメン看板がやけに気になりましたが、我慢です。小屋の奥はキャンプ場になっています。オーソドックなトイレをお借りし、静かな白駒池へ向かいます。

湖畔から風流な佇まいの白駒池荘が見えます。

午後3時を回って、観光客の姿も数人のみですので、静かな湖畔は少し淋しく感じ、風情がありました。

白駒荘では土産コーナーを片づけ始めています。宿泊のお客様らしき人の姿のみで閑散としていますが、白駒荘の従業員らしき人の誘客視線が気になりました。

白駒池を後にして遊歩道を歩きますが、来た時より道のりが遠く感じたのは何故でしょうか?鹿よけフェンスを開け、麦草峠に向かいます。毎度のように近辺にソフトクリームを探しに行きます。
レストハウス“ふるさと”で、八ヶ岳高原ソフトクリームを美味しく頂きます。レストハウスのおねえさんお勧めの日帰り温泉『八峰の湯』へ向かいます。露天風呂から眺望が良く、雲の隙間から八ヶ岳を望むことが出来ました。
おまけ 


久しぶりの休みでしたが、残念ながら朝から小雨でした。予報では次第に回復するみたいですので、ゆっくり自宅を出発し、昼過ぎから茶臼山と白駒の池を歩いてみました。短時間で充実感を濃縮した感じで、有効的な一日を過ごさせて頂きました。夏も終わり、山頂は涼しさを越えて寒く、秋本番を感じさせられました。

 天候=曇り! 出会った人=8人位
 全く当てにならない疲労度:★★☆☆☆


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