黒檜山 標高1,828m  駒ケ岳 標高1,685m 標高差約470m  歩行距離約5.6km

行程:黒檜山登山口10:33)猫岩(10:45)⇒分岐(10:30)⇒御黒檜大神(10:30〜10:31)⇒
黒檜山山頂(11:34)⇒展望台(11:37〜11:51)⇒黒檜山山頂(11:53〜12:23)⇒御黒檜大神(12:25〜12:38)⇒
大タルミ(12:55)⇒駒ケ岳(13:13)⇒大同登山口(13:38)⇒赤城神社(13:53)⇒黒檜山登山口P(14:06)

(歩行時間2時間35分:全所要時間3時間33分) 10:33〜14:06
   yahoo地図   2015年2月16日
赤城山は、榛名山・妙義山と合わせて「上毛三山」の一つに数えられています。赤城山の最高峰は黒檜山で、日本百名山と、日本百景の一つにも選ばれています。中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまで広く緩やかな裾野の高原台地をなしています。裾野の長さは富士山に次ぐ面積を誇ります。
急遽休みが取れたので、馴染みの黒檜山へ足鳴らし方々訪問します。昨日降った雪に期待しましたが、霧氷を見ることは出来ませんでした。風は強かったですが、晴天に恵まれた1日で、雪庇が予想以上に成長していました。
新坂平エネルギー資料館を過ぎると、少し白く染まった黒檜山の山容が見えて来ます。路面は圧雪になっていますので慎重に走行します。 黒檜山登山口は積雪の為入れませんので登山口脇の駐車スペースより、12本アイゼンを装着してスタートです。
数人分のトレースは柔らかく、アイゼンの爪の掛りが悪いので、一歩一歩足元を確保しながら登って行きます。 猫岩でひと息です!
           地蔵岳の横には富士山!               地蔵岳と新雪で真っ白に染まった大沼
雪庇が良い具合に成長していて、小動物か何かが落ちた跡?
  分岐が見えて来ましたので、最初に黒檜大神の展望場所へ!     黒檜大神の展望場所よりパノラマを望む!

黒檜山山頂は毎度の如く通過!  雪庇越しには、日光白根〜皇海山〜日光男体山等の名峰が並んでいます。
 
風当たりの強い北側展望台より、素晴らしいパノラマ!
              女峰山-日光男体山                       皇海山
 
 少し雪雲が掛っていますが、平標山-仙ノ倉山-万太郎山-オジカ沢ノ頭-谷川岳-一ノ倉岳-武能岳-蓬峠-白毛門-笠ヶ岳-朝日岳!
             上州武尊山                         燧ヶ岳

             浅間山                       北アルプスも薄ら見える
黒檜山山頂へ戻って毎度のカレーヌードルとおにぎりを頂きます。私のほかに登山口Pで一緒だったジェミニーでお越しの健脚お姉さんと、前橋のご夫婦4名でポツポツ話をしていると、単独男性が3名ほど山頂を通り過ぎ展望台へ向かいました。駒ヶ岳登山口よりスノーシューでラッセルしながら来た!と言ってた方は後でわかりましたがヤマレコの方でした。
御黒檜大神で靴ひもを結びなおしたりして、ひと息つきます。御黒檜大神直下の急下がりは緩雪の為、注意を払ってさがります。
大タルミ前のピーク手前には、雪庇が良い具合に張りだしています。
大タルミの鞍部に到着しますが、標識は頭が出ているだけ!大タルミより大沼へ向け直下がりと思いましたが、今回は駒ケ岳経由の通常コースを取ります
新しい標識の駒ヶ岳を眺めてから、真っ白に染まるズラリと並んだ名峰のパノラマを楽しみます。
         雪雲が取れた谷川主脈路                       谷川岳のアップ!
           駒ヶ岳直下の雪庇                     振り返って、駒ヶ岳と黒檜山
      駒ヶ岳への下がりは積雪が少なく歩き易い!         アイゼンを外すのが面倒なのでおのこPより大沼へ!
 
  大沼湖面より真っ赤に染まる赤城神社の橋と黒檜山!
振り返って私のトレース!大沼の凍った湖面には、20センチ位新雪が降ったばかりです。ワカサギ釣り以外の方は誰も歩いた形跡はありませんでした。 そろそろ湖面歩行も気温上昇の為、終了になりそうです。
          黒檜山登山口に帰着!              赤城山周辺ではラッセル車が随所で活躍していました。

おまけ 

今回で33回目の黒檜山になります。
積雪時でも比較的歩きやすく、多くの登山者が踏み入れる人気のコースです。
今回も積雪時限定で大タルミより強行下山と思いましたが、
呆気なく山歩きが終了してしまいますので、
通常の黒檜山〜駒ヶ岳の周回コースにしました。

昨日は赤城山に雪雲が掛っていたので、
霧氷を見ることが期待出来そうと向かって行きますが、
新坂平を過ぎて黒檜山を望むと、思ったより白く染まっていませんでした。
設置されている外気温計は氷点下4度と通常より高めです。

登山口より標高を上げて行くと新雪で、雪庇が良い感じで迫り出していましたが、
やはり気温上昇の為か、期待していた霧氷は見られませんでした。

眺望は上越国境の山々〜谷川連峰等の素晴らしい景色を楽しむ事が出来ました。

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