伊豆ヶ岳

伊豆ヶ岳   標高851.4m (子の権現経由) 埼玉県 奥武蔵   mapion地図

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正丸駅-(80分)-伊豆ヶ岳-(40分)-高畑山-(32分)-天目指峠-( 40分)-子の権現-( 68分)
-吾野駅(道間違いでプラスα20分) ●歩行時間280分 ●全所要時間355分 ●歩行距離14km位   
※歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので、参考にはなりません。


(正丸駅:PM12:50のスタート~正丸駅:PM18:45のカンバック)
高速に乗った瞬間気付きました!携帯とデジカメを忘れてしまい、駒寄PでUターンし家に戻り、再度出発です。道の駅秩父付近では大渋滞(羊山公園で芝桜見物客)で予定よりも2時間近くロスです。
初めから、遅い出発に輪をかけて遅くなりましたが、気合を入れて予定のコースを歩きました。
 
子ノ権現(ねのごんげん)は足腰の病に悩める者、誠の心で我を念ずれば、必ず霊験を授けんという遺言を子ノ聖が残したことから、昔から「足腰の神様」として世に広く知られ信仰され、境内にある日本一の鉄製の大ワラジと大下駄が目を引きます。足腰祈願に訪れる登山者等が参拝に賑わっています。(私もその中の一人でございます)

 
駅の右側に10台分の登山者用の駐車場があり、売店で500円を直接支払います。私の車は最後の10台目でした。(送迎用の駐車場もありますが、長時間は無理みたいです。)昼食のおにぎりを急いで食べて、午後からの遅いスタートになってしまいました。駅の左側の階段を降りて線路をくぐっていきます。

 
集落沿いの村道を登っていき、左手には綺麗な川が流れ、眺めながら登ります。安産地蔵尊を過ぎ、馬頭観音の正丸峠と伊豆ヶ岳直登ルートの分岐ですが、時間がないのでもれなく左の直登ルートを選択です。

 
分岐を過ぎると川沿いの山道をしばし歩きますが、途中で根っこが突っ張り出している急坂が続き、最後はゴロ石に変ります。

 
正丸峠方面からとの合流点で、手前の五輪山は数分で往復できます。 すぐに男坂・女坂分岐点になり、男坂はロープが張られ通行禁止みたいです?


自己責任で登れるみたいなので難所の男坂を進みます。私一人だけなので落石の心配はありませんが、いい感じの鎖が、ず~っと続きます。緊張感を楽しみながら難なく登れましたが、登りきったあとの道が分かりづらかったです。踏み跡があるので登っている方はいらしゃるみたいです。。

 
山頂に到着ですが、風が強くなり雲に覆われてしまいました。秩父方面の景色で、山頂には私の他、男性3名だけでした。この時点で午後の2時半ですので他の登山者は正丸駅方面へ帰るみたいです。私も一瞬迷いますが、予定通りのコースで進みます。

 
副都心のビル群も肉眼では見えます。一息入れて、古御岳へと急ぎます。山頂を過ぎると一挙に降り込み、尾根道を結構なアップダウンを繰り返しながら進みます。

 
展望の利かない古御岳(830m)は通過し、先を急ぎます。※小さい東屋があります。

 
貸切の登山道からは、トラックや重機の掘削音が聞こえてきます。やがてナローノ?高畑山ですが、やはり通過です。

 
ップダウンを繰り返しやっとこ、天目指峠( 476m)に到着!案内板には天目指峠の伝説が書かれていました。一読みしながら水分補給です。

 
登山道は一旦、車道を横切り、少し急な坂をしばらく登り込みます。

 
緩やかな坂になり『山は甘くない!』の看板があります。右手に大きな両手を見ながら進むとすぐに子の権現に到着します。

 
午後4時20に到着し、やっと不安感から安心感に変りました。静かなお寺は貸切で、ゆっくりと見学です。

 
子ノ権現は足腰守護の神仏とありますので、お賽銭をし、登山の安全と足腰守護をお祈りします。本殿には、巨大なわらじや鉄下駄が展示してあります。眺めも良く、秩父の山並みが一望できます。少し先にある展望場所で遅い時間ですが、しばしの珈琲タイムで疲れた体を癒します。※見学+珈琲タイムで1時間位、休憩です。

  
集落沿いの林道を下がっていくと閉店後の浅見茶屋がありました。御岳神社を過ぎ、吾野駅に向かいますが。全然、駅は見当たりません?・・・やがて橋を渡り、国道を歩きます。チャリンコおばさんに道を聞くと!そうです2km位、通り過ぎたみたいです。・・・!ここで疲れた足は一気にだるくなってしまいました。

 
やっと吾野駅に到着です。6:36分発に乗車し、車の駐車してある正丸駅はすでに真っ暗でした。※初めて西武秩父線に乗り、チョッピリ感動ですが、ザックを背負っているのは勿論、私だけ! ※久しぶりの電車でした。

 
武甲温泉でゆっくり汗を流したら疲労感がピークに!運転して帰る気力も車中泊する気も無くなり、とにかくゆっくりしたい!お腹もすいたので明日は午後出勤なので、携帯webで近場のビジネスホテル探しです。駅前に第一ホテル秩父(シングルの素泊まり6,300円)に宿泊です。 ※携帯のカメラ機能撮影が少し混じっています。

 
1Fが居酒屋(庄や)なので一人でカウンター席でプレミアムモルツ(生大)で乾杯です。隣のおじさん達と何故か仲良くなり(私もおじさんですが)調子に乗って刺身盛り合わせを頼んでしまいました。翌日は天気が良く、駐車場に向かう途中、武甲山が良く見え、気分はリフレッシュです。

おまけ 
 登山道は良く整備されていて、踏み跡もしっかり付いている、風流な奥武蔵の人気の山だと実感
 しました。 ガイドブックで見る限りでは、累計標高差はあまりなかった感じですが実際、伊豆ケ岳
 を過ぎて楽して歩くはずが、子の権現まではアップダウンが続き、歩行距離以上に疲れた感じが
 しました。 最後の吾野駅に向かう途中、標識みたいなのが無かったみたいなので、思いっきり
 通りすぎてしまい、遅い時間がもっと遅くなってしまいました。 ※又また、遅刻ハイカーでした。

 足腰祈願が効いたみたいで、次ぐ日は久々に左の足腰が筋肉痛に恵まれていました。
 教訓その1.伊豆ケ岳ミニ縦走コースは早い時間からのんびり登るものですね!


  天候 : 晴れ、時々曇りで風が強かった。
 出会った人=伊豆ヶ岳まで4組4名で男性のみ、後は貸切!(当たり前です)
 疲労度:★★☆☆・・?午後からの焦り歩きは、体力と精神面が大変疲れました!


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