コマクサ咲く浅間高原シャクナゲ園より〜Jバンド 2014.6.15

尾根頂上 標高1,820m   鋸岳 標高2,254m(浅間山第一外輪山)  標高差約722m  ・歩行距離約5.6km

しゃくなげ園駐車場
14:20)⇒尾根山頂 (15:11〜15:19)シラハゲケルン(15:45)鋸岳〜Jバンド (16:07〜16:30)
シラハゲケルン(15:53)尾根山頂 (17:08〜17:12)しゃくなげ園駐車場(17:42)

(歩行時間2時間47分:全所要時間3時間22分) pm14:20〜pm17:42   yahoo地図  しゃくなげ園map  下記にルートラボ添
浅間山は活火山のため「噴火警戒レベル」が設定されています。火口付近は火山噴火に伴い、1972年より立ち入りが禁止されています。その後、沈静期には規制が解除されたこともありますが、2009年2月1日には火山活動が活発になり、警戒レベルが「3」に上がり、その後もごく小規模な噴火が起きました。翌年に緩和され、2010年4月15日に警戒レベル「1」に引き下げられました。
白内障の手術を10日前に終えたばかりですので、快晴の日曜ですが、おとなしくしていました。BaBaさん(hirameさん)の「浅間山外輪山の鋸岳とJバンドまでコマクサを見ながら」のヤマレコ拝見すると、あまりにもコマクサが綺麗で興味深かかったので、急遽ワンコを引き連れ、浅間高原しゃくなげ園へ遅刻ハイカーにて訪れました。しゃくなげ園着がすでに午後2時過ぎでしたので、花観賞と思いきや・・・・。 ●浅間高原しゃくなげ園情報

道中、二度上峠より眺望を眺めてから、広大な嬬恋キャベツ畑を横目に浅間高原しゃくなげ園へと向かいます。シャクナゲ園までの交通ルートは入り組んでいますが、随所に案内版が設置されていて、難なく到着出来ました。午後2時20分からの遅いスタートとなりました。浅間高原しゃくなげ園入口では、本日最初で最後の観光客(ハイカー?)とすれ違い、以降は最後まで貸切でした。
しゃくなげの開花時期は過ぎていて、咲き残りがあるくらいです。 しゃくなげ園の最初の分岐をレンゲツツジに誘われ、右の展望園地方面から登って行きます。巷の噂通り、ツツジは嬉しい満開状態です! もう1ヶ月もすればヤナギランの群生が、紫の綺麗な花を咲かせるのでしょうね。
四阿山〜草津白根山の景色はダイナミックです。午前より登れば、もっともっと素晴らしい景色でしたのでしょうね。 レンゲツツジ越しに見える浅間山は、近くてダイナミックです!この時点でテンションが一挙に上がりました。
園内の第一コマクサ畑は少し小ぶりですが、今年初のコマクサに感動! やっぱり高山植物の女王コマクサは風格があり、懐かしさと新鮮さを感じます。 全般的に、若くて綺麗なコマクサ!
レンゲツツジも綺麗です。コンクリートで出来た避難場所兼、休憩所の脇より、かもしかコース東登山口に入ります。 振り返ってしゃくなげ園!
 
あまり眺望を得られない展望台で、ひと息です。誰〜もいない静かなハイキングコースですので、ワンコも気兼ねなく歩けます。カーブの休憩所にある木は凄い生命力です!倒れた大木が枝を出し、見事に復活です。
 
 ここから外輪山までイワカガミのミニ群生が随所に現れます。コマクサの群生がある、かもしかハイキングコース山頂が見えて来ました。尾根山頂(標高1,820m)です。赤城山(黒檜山)の標高差はたった8m違い。
 
こちらのコマクサ畑の方が、株数が多くて広い!尾根山頂よりトラロープをくぐって外輪山方面に向かいます。確りしたコースで随所に目印テープがあります。 山道脇にも自然のコマクサが、数株咲いていました。
 
ミネズオウが目に付くようになりました。こちらから眺める浅間山第一外輪山は優しい山容です。 森林限界を越えます。イワカガミは相変わらず元気です。
厳冬期ならアイゼンを装着して、この場所からお釜まで行けそうな感じですが・・・。 振り返って眼下に浅間高原しゃくなげしゃくなげ園が小さく見えます。
 
バカ尾根はほぼ直登りです。シラハゲのケルンからは 鋸岳が近くに見えて来ます。撮影の為、リードをはなし、しばし自然と戯れます。 急に陽があたり、輝くバカ尾根♪
 
 浅間山の裾は、浅間隠山〜鼻曲山、後方は榛名山。 お釜と前掛山、浅間山に伸びる登山道が良く見えます。
 
バカ尾根を振り返って! 前回に引き続き、鋸岳に予定外の再来です。午後4時過ぎですので浅間山外輪山一帯、ひと気のない静かでゴージャスな空間です。
 眼下のしゃくなげ園のアップです。私たちの車1台だけ、ポツンと見えます。前回周回したJバンド〜仙人岳〜蛇骨岳の迫力ある景色!
鋸岳のケルンに石積みです。ちなみにピークには、山頂標識等一切設置されていません。ツガザクラ とJ手前のイワカガミ
 
  浅間山を真近に望む!
 
Jより浅間山を望みます。数時間前は多くのハイカーが往来したのでしょうね。 ひと息ついて下山です。帰路は鋸岳最東端から、お釜近くの尾根より下がります。 少し登り返して、シラハゲのケルンです。
 
夕刻が近づいたお釜より噴煙。 戯れザレの急降下です。登りは難儀でしたが、下りはザクザク滑りながら面白い !尾根山頂で再び優雅にコマクサを眺め、ひと息です。
 
    やっぱりイワカガミをもう一枚!               コツマトリソウ                    西陽に映えるレンゲツツジ
 
    園内の第一コマクサをもう一度                ツツジ&サツキ                     シャクナゲ
シャクナゲの咲き残りです。ピーク時は凄かったのでしょうね! 振り返って浅間山、そして誰〜もいない浅間高原シャクナゲ園Pに帰着です。予想以上に楽しかった充実のお花見ハイクでした。 帰路は林道群馬坂線から車坂峠に抜けて、佐久ICより高速利用。

 

(Stert地点は途中でGPS起動)
おまけ

尾根山頂より望む浅間山は意外と近くに見えましたので、鋸岳まで足が伸びてしまい、連続のJバンド訪問となります。
浅間高原しゃくなげ園よりほぼ直登りコースで、展望も良く、大変静かな山歩きが出来ました。

しゃくなげ園までの交通ルートは入り組んでいますが、随所に案内版が設置されていて、難なくシャクナゲ園へ到着出来ました。
駐車場は遅い時間だったせいか、閑散としていました。
入口でお会いした夫婦が最初で最後の観光客(ハイカー?)でした。

浅間山外輪山到着は午後4時過ぎでしたので、辺り一帯、ひと気のない静かでゴージャスな鋸岳でした。
同じ浅間山外輪山でも、ルートが違うと全く違った楽しみ方が出来て、得した気分です。
コース的にも目印が随所にあり、わかりやすい山道でした。

今年浅間山方面は、なんと5回目の訪問となり、特に予定して来たわけではなかったので、自分でも驚きです。

天候 曇り、時々晴れ間
出会った人 豪華貸切
全く当てにならない疲労度:☆☆☆

●トップページヘ   ●前回へ  ●次回へ  ●登山のページへ