雲取山  標高2,017m 標高差1,477m 歩行距離約22.1km (紅葉鑑賞)

行程:鴨沢バス停前P(6:00)⇒登山口(6:30)⇒堂所(7:35)⇒七ッ石小屋(8:45)ブナ坂(9:10)
奥多摩小屋(9:10)⇒雲取山頂(9:45~10:35)⇒堂所(12:02)⇒鴨沢バス停前P(13:05)

 (歩行時間 往:3時間45分 復:2時間30分 歩行時間6時間15分:全所要時間7時間05分)
通常の行程時間より早かったみたいです。   am6:00~pm13:05  yahoo地図
※歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので参考にはなりません。
雲取山は秩父多摩甲斐国立公園のほぼ中央にあり、言わずと知れた東京都の最高峰です。山頂は東京都と埼玉県境の上にまたがっていて、少し南側に下った所は山梨県に接しているため、雲取山は1都2県にまたがった山です。登山コースは埼玉県の三峰神社からの「三峰コース」や東京都奥多摩町の鴨沢からの「鴨沢コース」日原からの「大ダワコース」、山梨県の三条の湯からの「三条コース」などがあります。 ※奥多摩の鴨沢コースからの日帰り往復をしてみました。

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H22年三峰コースへ

H24年雲取~飛竜へ
以前より登りたかった雲取山に、快晴の日に登る事が出来ました。鴨沢バス停前Pから歩き始め、紅葉を楽しみながら気持ち良く歩きました。
    
 デジブックで編集しました。(注!再生するとBGMが流れます)   2009/10/21
風邪気味なので仕事を早めに切り上げ、前日の深夜0時に鴨沢バス停前の駐車スペースに車を止め、今回も車中泊です。
アルファードの後部座席を跳ね上げ、マットを直接床に敷いてフラットにしてみますが、実に快適です!赤ワインのハーフボトルと風邪薬を飲んで、さっさと寝ます。
バス停前に綺麗なトイレ(水洗)があり、車中泊するには快適の場所でした。am5:30に起床し、コンビニおにぎりを食べ、支度を整えスタートです。
バス停前のトイレ先を右に曲がり、細い車道を上がります。上の小さな案内板がトレードマークの路地を左に曲がり、民家の横を歩きます。
右カーブ途中の左に標識があり、歩道に入ります。雑木林歩きに入りますのでしばらく薄暗い。先を進むと先ほどの車道と一緒になります。右側には大容量の駐車スペース(小袖)がありました。
少し進むと、小袖登山口に数台の駐車駐車スペースがありますが、早朝なので車は止まっていません。

杉林、廃屋、作業場跡みたいな眺望の利かない緩やかな山道を1時間ぐらい黙々と歩きます。やがて木々の隙間から付近の山々が見え出します。
標高を上げて行くと堂所付近からは、爽やかな日差しを浴びた紅葉が眩く、輝いています。

朝日に浴び、赤・黄・緑色の若い共演!


山並みも色づいています。

紅葉ポイント(標高1,300m付近)は、紅葉の見頃になっていますのでしばらく観賞です。
途中の分岐で七ッ石山小屋経由の水場を目指して右側のルート(少し遠回り)を歩きます。七ッ石山小屋はひっそりと佇んでいました。
水場はちょろちょろと勢いが無く、飲むのに時間が掛かりましたが、冷えていて美味しかったです。
七ッ石山を過ぎてブナ坂に入ると、今までとは違った幅広な山道に変わり、雄大な眺望が広がります。
左には富士山の雄大な姿が現れ、南アルプス方面の山並みも見えます。ヘリポートで小団体さんと少し会話をすると、昨日は雲取山荘に泊まり、山頂からの景色を堪能してきたそうです。私が、「日帰り往復です」と言ったら、元気だね!うちら、帰りに越されるかもしれないね?とか、言っていました。
少し歩くと奥多摩小屋があり、覗き込んでみると自炊小屋みたいでした。ちょうど標高1,750mで付近の紅葉は終わりかけています。
本当にこれが登山道?かと思うほどの広い道が続きます。小雲取山を過ぎると、いよいよ急登になります。

沢山の人達の話し声が聞こえ、目の前には雲取山避難小屋が見えます。避難小屋前の岩場は沢山の人々で賑やかっています。
綺麗な避難小屋なので中を覗いてみますが、やはり中も綺麗です。(私は、雑居寝が苦手です)

雲取山山頂に到着です。

3ヶ月前、悪天候で強風の中、頑張って登った富士山がとっても優しく見えます。
山頂を表す案内が二つあり、一等三角点と方向盤、原三角点など色々とありました。富士山、南アルプスを始め、丹沢、奥多摩、奥秩父連峰などの展望が楽しめます。 ※来春、登山予定の甲武信ヶ岳も見えます。

山頂は風が強いので、雲取山避難小屋下の岩場で何時もの昼食です。富士山を眺めながら頂くカップヌードルは格別でした。
鴨沢コースはアップダウンが少ないので下山は楽で早い、紅葉を楽しみながら下がります。

真っ赤な紅葉!

帰りはブナ坂を過ぎでから、七ッ石山小屋を巻かないで帰ります。
車の排気音が聞こえます。ヘリポートですれ違った山小屋泊の愛想の良い小団体さんを途中で追い越す事になりました。もうすぐ出発地点の鴨沢バス停です。
帰りは小河内ダム観賞をしていきます。スペック以上に休憩施設やPR施設が観光化され、大自然が満喫できる奥多摩の観光名所です。沢山の観光客にビックリするほどの、噂のダム施設でした。
奥多摩温泉“もえぎの湯”(850円)でゆっくり汗を流し疲れを癒します。入口手前に足湯もありました。(百円)
おまけ

 登山口に入って、薄暗い杉林の中の細い登山道を1時間ぐらい歩き、テンションが下がり始めま
 したが、堂所手前付近から杉林が無くなり、落葉樹に変わります。まさに紅葉の中の登山道に変
 わっていき、やがて富士山を見ながら、これが登山道かと思うほどの広い道になり、圧巻でした。
 鴨沢コースは歩行距離と標高差は結構ありますが、アップダウンが少なく、緩やかな山道でした。

 日帰りコースを決めるのに、最短距離の後山林道は悪路で通行出来ないみたいなのでパス!
 三峰神社登山口と鴨沢コースと迷ったけど、鴨沢コースは緩やかで登山口付近で車中泊を無料で
 出来る場所と小河内ダム見学も出来るので、移動距離はあるけどの鴨沢コースにしました。
 バス停前の駐車スペースは車の通りが少なく、静かな車中泊を出来ました。

天候:快晴です。
出会った人=最初の1.5Hは静かな貸切 以降は山小屋泊の方々が下山してきて賑やかでした
当てにならない疲労度:★★★☆☆(日帰りなのでペースが速かった)


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