黒斑山 蛇骨岳
黒斑山
黒斑山 標高2,404m  ・標高差:約430m
行程:車坂峠登山口(11:50)⇒シェルター(13:05)⇒トーミの頭(13:20〜13:25)⇒黒斑山頂
(13:38〜14:16)⇒トーミの頭(14:28)⇒シェルター(14:40)⇒車坂峠登山口(15:25) 
 ※本日は、のんびり歩きの後輩と表コースの往復です。
 (歩行時間2時間52分:全所要時間3時間35分)  am11:50〜pm3:25  yahoo地図
最近の天候はあまり思わしくないですが、運よく私の休日は晴天な〜り!と言うことで10ヵ月振りの黒斑山へのんびりスタートです! (関越:渋川インター9時50分発⇒上信越:小諸インター11時00分⇒高峰高原ビジターセンターP11時30分着)
 デジブックで編集しました。(注!再生するとBGMが流れます)
クリックで拡大


高峰高原ホテルで頂
いたハイキングMAP
トーミの頭から望む浅間山は白い噴煙を吹上、樹氷と重なり絶景でした。
駐車場に到着し、10本アイゼンを装着しようと思いきや、のんびり歩きの後輩が一緒なので後輩にアイゼンを装着です。自分のを付けるのが面倒になり、何故か長靴をひっぱり出して履いてみます。※本日も懲りずに、5山連続のスパイク付き長靴走行です!
 
新しい建物の高峰高原ビジターセンター無料P(30台位可)に駐車です。高峰高原ホテルの駐車場も大丈夫みたいですが?車坂峠登山口は早くも標高1,973mで、もちろん眺望の利く、表コースからのスタートです。

 
有酸素運動が始まった頃、下り坂になってから本格的な登りの登山道になります。後ろを振り返ると一昨年登った篭ノ登山と水ノ登山方面が見えます。

西側から見ると普通の優しい山に見える黒斑山で、標高を上げて行くと樹氷状態に変わっていきます。
 
積雪は結構あり、山道を外すとすっぽり雪の中に入ってしまうので、足の踏み場を考えながら長靴で踏ん張って歩きます。ステッキを出すのも面倒なので最後まで使いませんでした。

頑張って登りきるとシェルターに到着し、例によって中に入ってみますが先を急ぎます。振り返ると北岳が雲の上に頭を出しています。予想以上に後輩も頑張ってました。


赤ゾレ方面の景色は雄大で威容な不思議な景色に急変します。目の前には前掛山と重なった浅間山とトーミの頭が迫り、一旦降ってから登り返します。
 
トーミの頭へ向かう赤ゾレ付近ですが、直射日光を受け、雪道が緩くなっていましたのでやや難儀です。途中で槍ヶ鞘を振り返えります。


トーミの頭から、樹氷越しに浅間山を望みます。

ゼブラ模様に見える浅間山は、いくつもの雪の線が放射状に下へ向けて走っていますが、実にお見事でした。

トーミの頭を過ぎ、坂を登り上がると浅間山火山活動の監視カメラと大きなスピーカーがあります。※途中ですれ違った、若い女性のシングルハイカーさんが、とても格好良かった。


黒斑山 山頂に到着!浅間山が目の前に大迫力で迫って来ます。

山頂からは蛇骨岳〜仙人岳〜鋸岳〜Jバンドの外輪山と火口原の湯ノ平は強烈な印象です!

山頂では私も含め、群馬からお越しのハイカーさん3組で、定年退職をして気ままに山登りを楽しんでいるそうです。榛名町からお越しのご夫婦さんと中之条町からお越しのシングルハイカーさんで、とっても感じの良い人達でした。奥さん?に稲荷ずし&葺きお焼きなど美味しい食べ物を頂きました。 (後輩がスリーショットは信号機みたいですね?) と言っていました。・・・なるほど (^-^)!  ・・・写真掲載の許可を頂いています。

 
目の前には妙義山と軽井沢と離山、西上州から秩父方面の両神山もバッチリです。・・・雲の切れ間から見え隠れする富士山もいい感じでした。
浅間山の噴火口のUPですが、黙々と噴煙を上げています。トーミの頭から草すべり方面を見下ろします。

 
帰りも眺望の良い表コースからの下山です。雲の取れかかった四阿山が姿を見せます。

水平状の山並みに見える北アルプスの山々が雲から頭を出し、負けづと八ヶ岳方面の山並みも、迫って来るように見えました。

篭ノ登山を見ながらどんどん下がって行きますが、踏み跡を外れると、落し穴状態で腰まですっぽり雪の中に入ってしまいます。お陰様で車坂登山口到着頃には長靴の中は雪だらけで、非常に冷たい!

 
今回も恒例により、高峰高原ホテルこまくさの湯で汗を流します。内風呂のみですがガラス越しからの景色が良く見え、冷えた体を温め、ゆっくり疲れを癒せました。(入浴料:500円)
 おまけ
 
黒斑山は浅間山の第一外輪山で、約5万年前には高さ2900メートル位の富士山のような円錐形
 だったが、約3万年前の爆発で東半分が崩壊し、現在のような半円形の断崖になったと言われて
 います。未だ活火山レベル2の危険指定の浅間山の一角だからでしょうか、西側から見ると優しい
 普通のお山に見えます。※黒斑山は後輩からのリクエストでした。

 天候:晴れ ・出会った人:5人(山頂では何故か皆、群馬の人・・・後輩だけ埼玉の人でした
 全く当てにならない疲労度:★★☆☆☆(長靴歩きは案外、滑りますが面白い!)

●トップページヘ  ●登山のページへ