陣見山

鐘撞堂山 標高330.2m 陣見山 標高531m 雨乞山 標高510m 宝登山 標高497m 標高差約434m  歩行距離約26km

八幡大神社P(7:30)⇒八幡山7:42)鐘撞堂山(08:20~8:28)⇒円良田特産センター
8:48)⇒林道の東屋広場(9:33)⇒大槻峠(9:40)⇒陣見山(10:10~10:15)
榎峠(10:31)⇒ 雨乞山(11:10~11:15))⇒射撃場入口(11:50)⇒満福寺(12:22)⇒
野上峠(13:00)⇒宝登山(13:33~14:06)⇒宝登神社(14:30)長瀞駅(14:40)
(帰りは秩父線:長瀞駅⇒桜沢駅
(歩行時間6時間19分:全所要時間7時間10分) am7:30~pm14:40   yahoo地図  map

歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので参考にはなりません
・鐘撞堂山はその名の通り、敵の襲来を対岸の鉢形城に鐘を撞いて知らせるという物見の山でした。標高は330mと低いながらもその眺めは素晴らしく、外秩父の山並みをぐるりと見渡すことができます。
・陣見山は、山頂にテレビ埼玉中継局が設置されていて、2等三角点の標注が立っています。山頂の周囲は樹木に囲まれていて、まったく展望はありませんので、山頂に立ったという実感はありません。
・宝登山は手軽にハイキングを楽しめる初級コースで、ロープウェイで簡単に山頂へ行けます。山麓には宝登山神社があり、山頂には奥の院があります。山頂付近にはロウバイ園、梅園や小動物園などがあります。また、野上駅を起点に、満福寺登山口からから宝登山を周回する「長瀞アルプスハイキング道」が整備されています。
初めてお邪魔する陣見山を、健脚向けコースにアレンジしてみました。晴天の中、気持ち良い里山縦走が出来ました。
桜沢公民館兼、八幡大神社の駐車場(WC付き)の隅に車を置いてスタートです。神社の鳥居へ回り込み、手を合わせてから出発しました。ここから鐘撞堂山まで2.4kmの道程です。最初から急登ですので脹脛を引っ張らないよう、のんびりとスタートします。
10分少々で八幡山に到着です。正面には、今から向かう宝登山方面が見えます。振り返ると赤城山が木々の間から望めます。本日も朝陽を浴び、心地良いハイキング日和です。
山道は、道標が随所に設置されており、よく整備されています。途中、巻き道がありますがすぐ合流しますので、気楽に好きなコースを選べます。間もなく「鐘撞堂山」に到着です。先を歩いていたおじさんによりますと、八幡コースは、陽だまりコースと呼ばれているみたいです。
筑波山から~大霧山、皇鈴山、登谷山、釜伏山などの奥武蔵の山々と両神山~榛名山も見えます。円良田特産センター方面へ回り込んで陣見山へ向かう事にします。

落ち葉をザクザクと踏みながら貸切山道を下がって行くと、やがて車道になります。円良田特産センターから大槻峠への登山道入口は何処?と思案していたら、ラッキーな事に近所のおじさんが近付いてくるではありませんか!親切に教えて頂いたコースは・・・。なんと、頗る遠回りしながら林道を歩く羽目になってしまいました。
林道はくねくねしていますので、距離を沢山歩いても、陣見山への距離は余り縮まらない感じです。やがて右側に東屋休憩広場は見えます。先へ進むと嬉しい事に、大槻峠の登山道入口を発見します。
大槻峠に入ると二つの石碑があり、手前の石碑には「馬頭観世音」と刻まれていて、後方石碑には「如意輪観世音」と刻まれていました。さらに進むと「368.4mと書かれた石と、4等三角点」が山道に設置されていました。
陣見山への登りに備え、ウイダーで栄養補給です。急坂を登って行くと、一旦車道を跨いでからトラロープの張られた最後の急登になります。やがて「北関東の眺望な無い山頂ベスト3」の、「陣見山」に到着です。
山頂からの景色は、児玉中継局の電波塔の景色のみが最高でした。ゆっくりする場所ではないと察して陣見山を後にし、雨乞山へと向かいます。
榎峠へ向かう途中、上州方面の眺望が開けます。榛名山~小野子三山~子持山~赤城山方面です。
榎峠には長瀞八景の説明板が設置されていて、隣には防火用のドラム缶が6コ置いてありました。雨乞山へは林道を横切りって、正面を直登りして行きます。
更に進んで行くとドラム缶や石碑がある舗装の林道に出まが、ハイキングコースの道標に導かれ、山道とまた入ります、大きい意鉄塔の脇を通過して行きます。
数ヶ所巻き道と直道がありますが、どちらを選んでもすぐ合流します。やがて正面にパラグライダーの発進場になっている「雨乞山」に到着です。
雨乞山からの景色は良好!スタート地点の鐘撞堂山や小さく寄居かんぽの宿と正面には釜伏山等が見渡せます。
間瀬峠経由の不動山へと向かうべく、雨乞山を後にしますが・・・。途中、分岐に気付かず直進したみたいで、荒れて抉れた、超、ヘナチョコ道へと突入してしまいました。しばらく頑張って歩きます。
車道に出てひと安心です。10分位下がって行くと、R140号線に出てしまいましたので、やきとり屋の先から満福寺へと回り込みます。
12時22分に長瀞アププス起点に到着します。お昼ですので昼食と思いきや、お宮の方へと行ってみましたが、周辺には落ちついて休憩する場所が見渡りませんので、山道に戻り先を進みます。
神まわりとの分岐を過ぎた辺りで鐘撞堂以来、久し振りのハイカーとすれ違い、挨拶を交わします。枯葉の上をザクザクと音をたてながら歩いていくと、正面に宝登山が見えてきました。昼食は山頂で食べる事にしますので、走行ピッチを少し上げます。
氷池見学と一瞬思いましたが、向かう山道は落ち葉で埋まり、凄い事になっていましたので先を進みます。林道を少し歩くと『毒キノコ出没注意!』が、トレードマークの山道へと入ります。
山頂手前の単調な木段の急登りは、腹ペコ状態では意外とこたえます。午後の1時半少し過ぎですが、宝登山山頂は予想外の豪華な貸切です。
武甲山~両神山方面を眺めながら、おにぎりとカップラーメンを頂き、ゆっくりと珈琲タイムにします。RW経由で来たと思われる仲良しカップルが、山頂からの景色を写真に収め、早々と山頂駅へと下りて行きます。
東側展望広間には、疎らに冬桜が咲いていました。宝登山神社奥宮も贅沢且つ、ちょっぴり寂しい貸切でした。階段を下がって行くと数人が息を切らしながら階段を上がってきます。先程、山頂にロープウェーが到着したのでしょうね。
多分、7回目の訪問となりますので、歩き慣れたショートカット道をチャッチャか下がって行きます。境内では年末年始準備をしていて、掃除をしている姿が目に映りました。
巫女さん達は初詣に備え、一生懸命研修をしています。長瀞駅に到着します。少し寒くなって来ましたが、隣の売店で買った大好物のソフトクリームを西陽を浴びながら美味しく頂きます。
長瀞駅から桜沢駅まで秩父線に乗って帰ります。電車に乗り、長瀞駅から野上駅⇒樋口駅⇒波久礼駅⇒寄居駅⇒桜沢駅まで20分間乗車しましたが、改めて沢山歩いたと、実感しました。桜沢駅から登山口の八幡大神社まで10分で戻って来ました。本日は久し振りに日帰り温泉「花湯の森」へと向かいます。3時間位、うたた寝入浴をして温まり、体を癒します。
 おまけ 

 
急遽時間が取れましたので、初めてお邪魔する陣見山を、鐘撞堂山と長瀞アルプスの「あんこ」に入れて歩きました。下調べ不足の為、大槻峠への登山道を外れて、遠回りの林道コースを歩ったり、間瀬峠の手前分岐を見落とし、不動山を逸れたりしましたが、充実した味のある里山歩きになりました。
 
鐘撞堂山へは何度か足を運んでいますが、大正池と円良田湖からのコース主体でしたので、今回は八幡山から登って、円良田特産センターへの下山コースを使いました。 
雨乞山周辺は少し分かりづらい箇所がありましたので、帰着後、今後の為に復習をしました。

 天候 : 晴れ
 出会った人 鐘撞堂山周辺=5人位   陣見山周辺=貸切  宝登山=7人 合計12人
 全く当てにならない疲労度 :★★★☆☆ 


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