荒船山

         荒船山 ・標高1422.5m ・標高差約343m・下仁田町と佐久市  yahoo地図

渋川インター
から上信越高速下仁田インターへ 国道254号線⇒内山トンネル手前、神津牧場標識を右折⇒次を左折し旧道へ(通行止標識を入って行く)⇒内山登山口(20台くらい駐車可、トイレなし   

コース:内山登山口12:30⇒一杯水13:10⇒艫岩13:25-13:50⇒経塚山14:15-14:25⇒艫岩14:50-15:20⇒内山登山口16:10 (全所要時間3時間40分)
荒船山は妙義荒船佐久高原国定公園の中の一つで航空母艦みたいな形の人気の山で日本200名山に選ばれています。船の直径は約2km幅は約400mと言われています。写真は国道254号線からで北側の絶壁方面です。
この3か月は代車の古いY32なのでナビなしです。音響はなんとFMが壊れてAMラジオとカセットテープだけ、押入れから古いカセットテープを引っ張り出し、ユーミンと拓郎を聞きながらの道中です。内山峠付近で通行止標識に惑わされ、駐車場を探すのに少し迷ってしまいました。登山口には「熊に注意」と書かれた看板がありました。車は3台駐車してありましたが、登りで3組とすれ違います。。
  

登山口から少し行くと、木々に覆われ薄暗く、登ったり下ったりのアップダウンで高低差は稼げません。時折、昨年の台風9号の爪痕が残っています。
   

途中、左側から荒船山の北面が見え隠れします。 ※実にいい感じの垂直の絶壁です。

岩場の下が削られています。奥側の岩場に下に2体の手作りの石仏?・木仏?がありました。
  

登山口から約40分で、一杯水に到着しました。早速飲んでみると、少し岩っぽい味がしました。ついでに顔を洗ってサッパリします。
  

一杯水を過ぎて本日、4人目の女性とすれ違います。上には誰もいないと言っていましたので以降は貸切です。だんだん勾配がきつくなり、岩っぽい登山道と変わります。やっと気分が出たと思ったら空母の端っこへ到着です。ある意味有名な看板です。 静寂した艫岩に到着です。
  

艫岩(標高1,330m)はもちろん貸切です。荒船山絶壁からの眺めは少しガスっていますが絶景です。雪の無い浅間山と眼下には神津牧場です。絶壁から顔を乗り出して下をみると、吸い込まれそうです。落ちれば200m下の天国へ?
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艫岩から、周辺の景色を眺めながら飲むトリップコーヒーは格別でした。
  

ツツジの蜜を、アゲハ蝶が啜っています。そっと近づきましたが、何処へ飛んで行ってしまいました。

艫岩のすぐ後ろは、山小屋風の休憩所でWCもありました。雨戸と内戸開けて撮影です。マナーを守れば利用出来るみたいです。
  

艫岩から行塚山へ、約2kmの道程を歩きます。ちょうど中間付近です。※帰り写した写真で、右端が艫岩で左端が行塚山です。
  

最後は急坂になりますが、すぐ行塚山へ到着です。山頂(1,422.5m)からは樹林が邪魔をして、展望が悪く、木々の間からローソク岩が見えるくらいでした。
  

来た道をUターンし又、荒船の北側甲板を目指します。前後・左右樹林で、遠くの視界遮られ、山にいる感じは一切なく、その辺の平地を散歩している気分になってくる、不思議な場所でした。
  

道中には、沢山の花が咲いていました。
  

往復4kmの散歩を終え、再び艫岩に戻って来ました。お腹がすいたので、大好きなペヤングソース焼きそばを、景色を楽しみながら頂きます。
  

下山は何も考えず、道なりにトコトコと!途中、胸騒ぎがし何故か絶壁を見上げます。二つの岩が二つの顔に見えました。(手前はおばあちゃん、奥はおじいちゃんみたいに見えました。)二人とも悲しそうな顔をしています。思わずちゃっちゃか歩いて先を急ぎます。アットいう間に、木々に覆われた薄暗い登山口手前に突入です。
  

駐車場は予想通り、私の車のみポツンと1台だけです。帰りは荒船山と物語山を撮影しました。
  

まっすぐ帰ってもつまらないので、夕方の軽井沢経由の一人ドライブを楽しみました。
  
次回は標高差873mある、相沢登山口からの健脚コースから再来したいです。
 おまけ 

 荒船山は、以前から登りたかった山のひとつです。物語山からの圧倒的な山容を見て、気に入り
 した。見かけの絶壁と裏腹に、思ったよりも勾配がなく、楽に登れた感じがしました。
 直径2km、半径約400mの大自然の山頂自然公園を貸切で散策出来て贅沢でした。
 天候・晴れ(だんだんガスってきました。)
 出会った人=3組4人 ※午後からの山登りの私は、人動きと何時もずれています。


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