浅間隠山

           浅間隠山 ・標高1,756m  標高差410m (2008.02.19) ※単独の貸切

二度上峠から、雪の積もった浅間隠山を、スパイク付長靴とステッキを初めて使いました。浅間隠山は吾妻側から見ると、浅間山を隠してしまうところから名づけられた山です。標高1756.7メートルの山頂からは、360度の展望が素晴らしく、浅間山はもちろん、北アルプス、上信越の山々、天気の良い日は富士山も見えます。
二度上峠P(13:05)〜浅間隠山頂上(14:10)休憩(14:40)〜二度上峠P(15:15) 
全所要時間・・130分  歩行時間・・・・100分
  
登山口から100m程行ったところに、7,8台駐車可能な駐車場があります。車の駐車跡はなく、貸切状態です。小回りの効くセカンドカー(軽の4WD)

案内板には、山頂まで約90分2.1Kmと書いて有り、およそ50cm位の積雪です。

随所の樹に、標識みたいなのが書いてあります。「急坂 強者ライン、若者、プロ級」と書いてあるので、そちらへ迷わず進みますが・・・。なんて事なかったです。

登り口からかなりの積雪だったが、ピンスパイク付長靴のおかげで、難なく登れました。傾斜がだんだんきつくなりますので、ステッキを初めて使用です。
北軽井沢登山口と、登って来た二度上峠登山口の合流地点に到着です。(カラフルな見やすい道標)
山頂が見えてきました。頂上までは、まだほど遠いことを、再認識させられます。 さすがに人と会わない山は非常に静かです。
雪がクマ笹を覆ってた急坂を過ぎると、樹林が露出した急登りに変わります。しばらく頑張って登ると徐々に明るくなって来ますので、尾根は近い。
浅間隠山手前のピークは急傾斜です。そこを過ぎると潅木も疎らになり、頂上に向かって稜線が開けます。 積雪は50cm位です。
雪が深く、トレースを少し外すと、膝まで雪に埋もれてしまいます。、こんな状態の急坂は特に体力を消耗します。
山頂が近くに見えます。ここからは歩いて来た道を時々振り返り、景色を眺めます。
山頂は予想通り貸切です。氷点下寒さですが、休みなしで登って来ましたので汗ダクダクです。少しすると汗もひけ、寒くなってきます。ここで遅い昼食ですが、おにぎりは冷たくなって硬くなっていましたが、いなり寿司は酢が効いているせいか柔らかく、美味しく頂けました。山頂は誰もいないのでゆっくりと眺望を楽しめました。天気も最高で、まさに360゜の大展望です。
※トレースは、昨日付けられたと思われる、数人分だけでした。登山口を13:05〜頂上14:10雪道を必死に楽しみながら65分で到着でした。
白く染まった浅間山が、白煙を上げながら雄大に目の前に迫ります。景色の主役は浅間山です。
山頂からの景色はパノラマです。浅間山〜四阿山〜草津白根〜志賀〜野反〜谷川連峰の眺めは最高です。 展望版に合わせ景色眺め、360度の展望が素晴らしく感動ものでした。しかし南側は少し霞んでいました。
展望版の上にデジカメをセルフタイマーセットやっと3回目で自分の体が全部写りました。 寒い中、持参の双眼鏡であれこれ景色を堪能出来ました。風が強くなり、頭の上を雲がよぎるので感動的でした。
登ってきた道を下山しますが、雪で滑りながら急坂を降り、時間短縮です。段差や滑りやすい所もあるので注意しながら下りました。 駐車場へ戻ります。ヒンヤリして寒くなり、少し暗くなってきました。
車を乗ろうとしたら、寒さのあまり氷柱が5本出来ていました。(もちろん車は雪道等で泥んこです) スパイク付長靴の存在を教えてもらって大変良かったと思います。(さくらさんアドバイスありがとうございました)次回の雪山は、アイゼンを使って観ましょう。
帰りはお気に入りの上増田温泉「砦乃湯」へ向かいます。 8月に新館オープンです。今までの施設の上流側に出来き、広さは以前の3倍位です。露天は2倍ほどの広さで浅く温めなので、寝湯のようにして入浴出来ます。源泉の質の良さは、他県よりから口コミを聞いて来る人もいる、隠れた秘湯です。私は今回で6回目の訪問になり、本日はしらす丼780円を頂きました。上司の川村さんもお気に入りです。

群馬県安中市松井田町上増田
027-393-5418

おまけ 道路のすぐ脇に登山口があります。山頂まで意外と短時間で登る事が出来て、展望も素晴らしいなどの理由から、人気の山です。

・天候・晴れ   ・出会った人=貸切で少し寂しかった。

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