破風山

               破風山  (はっぷさん)  標高626.5m  秩父市皆野町

町営無料駐車場⇒風戸の鏡岩⇒猿岩⇒東屋⇒破風山 山頂⇒札立峠⇒水潜寺⇒町営無料駐車場
  秩父華厳の滝(車)⇔満願んの湯  (全所要時間約220時間:歩行は160分)
  mapion地図
秩父温泉「満願の湯」の駐車場先、左側にトイレ付の結構広い無料駐車場があります。
 
足慣らしに長瀞の宝登山へ登るつもりが、途中で急に気が変り、少し先の破風山に変更です。満願の湯の先登った所の町営駐車場で、ガイドブックを眺め支度をして出発です。
  
温泉の給湯所手前にある道標を頼りに、狭い車道をしばらく進んでいきます。やがて右手にお茶畑が見えます。すぐに年期の入った小振りの神社と民家跡を道沿いに進み、小さな集落を過ぎて行きます。

  
右手に風戸の鏡肌という岩が見えます。説明板によると、断層で岩石がずれる時の摩擦で、できた光沢のある面のことで、鏡の肌のように光って岩石の面が見えることなどからの名称みたいです。

 
尾根道から木の階段をすぎると猿岩が現れます。猿岩は20m程の岩峰ですが猿の雰囲気は一切ありません。少し登ると簡用トイレと東屋があります。トイレの片側ドアは外れていました。大きめの風通しの良い東屋から200mで頂上です。

 
頂上は4組12名もいて、賑やで満席状態です。武甲山が目の前に迫ります。やはり肌蹴た岩肌は凄いものがあります。

 
昼食をする場所がないので、少し下がった端っこで城峰山を眺めながら、いつもの美味しいおむすびで、山ごはんです。目の前を頂上にいた人達が次々に水潜寺方面へ下山していきます。駐車場で一緒だった、松本市からお越しのシングルハイカーのおじさんも、「来た道を帰ってもつまらないので水潜寺方面から一周して帰りますよ!」と言って下がっていきました。

 
少し休んでから、私も寺方向へ下山です。札立峠です、巡礼道は右に下ると水潜寺、左は菊水寺への道で。・・・。やはりヘルニアでおかしくなった左足は力が入らず、下り急坂で全然踏ん張れません。右足主体で辛くも下山終了です。

 
秩父観音霊場34番札所水潜寺前です。水潜寺は秩父観音霊場だけでなく、日本百観音霊場の結願寺でもあり、きれいなお寺です。

 
山頂で一緒だった年配の小グループとまたまた一緒になりました。登山の安全をお祈りして、約2kmの車道を歩いて駐車場へ戻ります。平坦地では普通に歩けます。年配の方々は歩くのが早く、どんどんと離されます。
 
悠う湯ホーム手前のワンちゃんです。駐車場から車で秩父華厳の滝へ向かいます。

 
秩父華厳の滝付近に到着です。(5台位は駐車可能) 寂れた茶屋の横を少し登ると、落差10m位の滝(全国10位に選ばれました?)が見えてきます。なかなか見ごたえのある滝で、滝つぼ付近まで行けます。滝の上に怪しい物体が!あぜ道を登り込むとコンクリートでつくられた大きな大仏みたいのがあります。
 
調べてみると空滝大不動尊という名称で、昭和48年4月生まれです。(背中に彫ってあります)秩父市蒔田の左官屋の島崎征夫という方が作られたそうです。・・・特にズレた瞳がスゴイ!

 
空滝大不動尊を後にして、満願の湯へ向かいます。満願の湯は以前、宝登山の帰りに入ったので今回で2回目です。ロビーでは、山頂と水潜寺で一緒だった年配の方々とまたまた一緒になりました。風呂にはいると松本からお越しのシングルハイカ−さんと本日、3回目の再開です。定年退職をして、気ままに山歩きをしているそうです。又、何処かで会いましょう!と優しい言葉をかけて頂きました。

おまけ 
  破風山 は比較的、容易に登れる山で、コースは沢山あります。踏み跡の多さから人気
  の山みたいです。登山口に温泉施設があるのも人気 の一つかも知れません。
  西側の札立峠を秩父観音霊場の巡礼道が通っていて札立峠は有名みたいです。

  腰の痛いのはピークが過ぎ、大丈夫です。以前、痺れていた左足が思うように力が入らず
  当分は慣らし歩きでリハビリです・・・もし、治らなかったらどうしよう!
(>_<)

天候・晴れ時々曇り  
出会った人=山頂で12名  
全く当てにならない疲労度:★左足★☆☆☆ 

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