日和田山

日和田山 標高305m  物見山 標高375m  埼玉県日高市

行程: 駐車場-(23分)-金比羅神社-(10分)-日和田山-(20分)-高指山-(20分)-物見山
物見山-(35分)-日和田山-(20分)-駐車場
歩行時間・・128分 全所要時間・・150分 mapion地図

関越自動車道を鶴ヶ島インターでおり407号線を狭山方面に向かいます。高萩の信号で右折して地方道15を走り、巾着田に入ってから最初のセブンが左にありますので、すぐ先の信号を右折して、左に入ると駐車場です(日和田山登山口)の標識があります。

奥武蔵の山の中でも手前にある里山で、周辺の街から良く見えます。高麗側の登山口から容易に登れて、金比羅神社からの見晴しは抜群です。山頂には宝篋印塔がありました。

駐車場(無人の有料)は登山道入口の手前にあります。ライン引きで書かれた白線でスペースが仕切られています。備え付けの茶封筒に車のナンバーを書き、300円を入れて大きいい牛乳ビンみたいのに入れれば完了です!※領収書はもちろん出ません。上の方には無料駐車場が3台ほどありますが、既にいっぱいでした。

日高市「ふるさとの森」と書かれた公園を登って行き、鳥居を抜けると男坂と女坂の分岐です。迷わず左の男坂へと向かいます。しばしで水場に到着し、顔を洗い男坂を登り込みます。

 
この男坂は面白い!自分で勝手に難易度の高い場所を選んで登れます。想像していたよりも岩場が続き、腕力を使って登ります。

岩場を登り切ると金比羅神社手前の鳥居の前に出ます。岩に書かれた眺望方向があり、見事な景色が広がります。しかしながらガスり気味なので、霞んだ丹沢~奥多摩の山々のシルエット状態です。副都心ビルも肉眼で確認できますが・・・。富士山までは見えませんでした。

平日なのに沢山のハイカーでいっぱいです。時折、風が吹いて日差しも温かく、気分爽快です。垢ぬけた上品なご年配のご夫婦と一緒に景色を眺めました。「駅から駅へのハイキングで、武蔵横手駅→五常の滝→北向地蔵→物見山→高指山→日和田山→巾着田→高麗駅へのコースで気分爽快」と言ってました。巾着田の眺めもいい感じです。

山頂に到着すると、男ばかりの団体さんでいっぱいです。小さな広場になっていますが、眺めは先ほどの金比羅神社からのほうが、遥かに良いです。お腹が空いたけど山頂は満員状態なので諦め、物見山へと向かいます。

山道を下り、杉林の中を抜けて少し行くと車道に出ます。電波塔(NTT)に向かって行っていくと山頂手前で立入禁止になっていました。電波塔が高指山頂上かも? 高指山を過ぎ、左下に駒高集落です。東屋は既に先客がいましたので通り過ぎます。男女別のトイレもあります。

左には「ふじみや」という茶屋がありますが、平日なので休業していました。茶屋の先を行くと右手に物見山を示す道標があり、舗装は終わりです。やっとこ登山道になったので足が進みます。右手に小さな祠がありました。

どんどん登っていくと左手に鉄塔が見えるので、物好きの私は真下まで行っての撮影です、やっぱり鉄塔は横から見るものですね! 
物見山山頂へ到着!女性のシングルハイカー2名だけが別々で休憩しています。すぐ前のベンチを見ると焼けていて、下には炭になった燃え跡がありました。 随分な人がいるものですね! 

山頂は細長く広いが、眺望は南側の景色が少し見えるだけです。ここでやっと昼食ですが、焼け焦げたベンチを見た後なので、バーナーを使っての味噌汁は遠慮して、おにぎりとミネラルを頂きました。あれこれしているうちに、山頂は7人になりました。物見山を後にして下山です、途中の木に『山を汚す登山者は、猿より頭の毛が三本?空き缶・ゴミ・良心は持ち帰ろうね』と意味深い看板が貼ってありました。


先ほど物見山山頂にいて縦走するか、巾着田に戻るか、迷っていた年配の女性ハイカーを途中で追い越します。『私はもう4時間も歩いて、疲れちゃったんだよ~だから巾着田へ戻るんだよ~』と言いながら、山頂で知り合った女性と一緒に仲良く、帰っていきました。
日和田山に再度向かいます。さっきは団体さんが沢山いたので素通りしてしまったのでリベンジです。今度は静かすぎで、鳥のなき声とジェット機の爆音が鳴り響いていました。

金刀比羅神社見晴らし場には「男坂は岩場で危険」という看板がありましたので、先ほどと逆の女坂を歩きます。帰りによった、ふるさとの森の公園にはキレイなトイレがありました。


途中に咲いていた日和田山の花です。 

おまけ

 標高300m僅かですけど、眺望も素晴らしく、高尾山コースみたいに良く整備されていて、楽し
 く歩けて、得した感じがしました。比較的に女性のシングルハイカーが多かった感じがします。
 日和田山へ毎週登っているんですよ、と言ってたハイカーもいました。
 帰りに「サイボク温泉まきばの湯」を楽しみにしていましたが、残念ながら定休日でした。
 今度、伊豆ヶ岳へ登った帰りにでも行ってみようと思います。(美味いハムを是非食べたい)
 

 天候 : 晴れです。
 出会った人=平日なのに沢山いらっしゃいました。 
 疲労度:★☆☆☆☆
 
  


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