本白根山 最高地点は標高2,171m ・遊歩道最高地点2,154m ・歩行距離、約11km
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草津白根山は昨年の紅葉シーズンの10/8に白根レストハウス駐車場側から登りました。今回は違うルートで、万座温泉から高山植物コマクサの群生地を観賞しての往復するコースです。 |
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草津温泉経由で白根火山ロープウェイ駅を過ぎると、右カーブ始まりの、左側に展望の良い駐車場があり、草津温泉を眺めます。※何故かニッコウキスゲが咲いていました。
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万座登山口の案内図
(本白根探勝歩道)
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万座の空吹は、岩場から白い火山性ガスが噴き上がっていて、地面から滲みこんだ雨水や地下水が、噴火口跡から水蒸気となって硫化水素ガスと共に吹き出しているのが見えます。もちろん立入禁止です。
先週、破風岳の帰りに、万座バスターミナル横にある駐車場のトイレに寄り、本白根探勝歩道の説明板を見て、ここから本白根へ登れるのを知りました。
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本白根探勝歩道 万座登山口 より |
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万座バスターミナル横の駐車場右側が万座登山口で、私の前に1台しか駐車していませんでした。
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※本日はコマクサ鑑賞を楽しみに、のんびり歩きです。
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クマ笹はキレイに刈ってあり、湿った樹林帯の中を歩きます。途中、団体さんとすれ違い「木の階段は濡れていて、結構滑りますよ!」と親切に教えてくれました。
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木の階段は濡れていて本当によく滑りますので端っこから登ります。久々の標識を過ぎ、樹林帯を抜けると眺望が開け始めます。
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標高を上げるにつれ、山道の木道は乾いているので滑りません!やっとこ気分が高まって来た先輩でした。
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最初のピーク手前から後ろを振り返るとスタート地点の万座温泉郷が見え、右手には早くもコマクサの群落がお出迎えです。
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ベンチが置いてあり、本白根探勝歩道の看板がここにもあります。本白根山の山頂部2,171mは有毒火山ガス噴出の危険があるため立入禁止になっています。(すぐ近くに見えますが)
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砂礫地の両側は濃いコマクサと淡いコマクサでいっぱい!本白根山の山頂部には立ち入ることが出来ないので、本白根山遊歩道最高地点が一般的な最高地点となります。
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本白根山の中央火口の、から釜です。深田氏によると古代ローマの円形劇場を想像したらしいです。
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何処までも続く、高山植物の女王、コマクサの大群落に先輩がついに感動の鼻血ブーです!
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本白根展望台で毎度のおむすびとカップラーメンで昼食ですが、風も強く肌寒いので、岩場で風を避けて点火です。標高の関係で沸点が低く、いつもよりカップ麺はぬるめの出来上がりになってしまったが、とにかく美味い!
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草津町〜赤城〜榛名〜浅間隠し〜鼻曲〜小浅間は雲の切れ間からバッチリですが、浅間山以降は雲の中です。
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ゆっくり休んだので出発です。本当の山頂方面を見ると砂礫地の木道を20名位のハイカーが歩いているのが見えます。
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先ほど見えた団体ハイカーさんは早くも、目の前でコマクサ鑑賞をしながらゆっくり歩いていますが、ガイドさんが気を使ってくれたので追い越しに成功です。最高地点から団体さんを振り返り、下山開始です。
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濡れた木製階段を気をつけながら歩きますが、途中で先輩は滑ってコケていました。万座温泉郷は目の前です。
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じゃらんネットで事前予約した万座亭に今回は泊りで、生ビールと焼酎で久しぶりの慰労会です!万座亭は噂通り、リーズナブルな料金で温泉・料理・接客すべて良し※低予算でしたが夕食・朝食は個室で頂け、源泉掛け流しで乳白濁色の露天でゆっくりできました。
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おまけ
コマクサの大群落は予想以上で、他を圧倒した究極の百名山ならではの生殖地でした。
白根火山ロープウェーイ及び、草津レストハウス側からシャトルバス等で、気軽に登れる
賑やかな通常コースと違って、万座温泉郷からは高低差も少しあり、
樹林帯のなかを歩く、往復で11km位のコースを登る人はあまりいないみたいですた。
一般的には下山のみの縦走コースで使われている、静かな山道の往復でした。
天候・曇時々晴れ
出会った人=多すぎて分りません ※本白根探勝歩道の下山は貸切でした。
当てにならない疲労度:★★☆☆☆ 探勝歩道は案外静かです。
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