篭の塔山

         篭ノ塔山 標高2,228m ・標高差約166m 歩行距離約6km yahoo地図

池の平P(13:25)⇒東篭ノ登山(14:00〜14:20)⇒西篭ノ登山(14:40)⇒東篭ノ登山(15:00)⇒池の平湿原(15:30)⇒三方ヶ峰(コマクサ園)(15:50)⇒池の平P(16:20)

今日も平地では、最高気温35の猛暑日です。浅間連峰には標高2,000m級の山が連なります。そんな涼しそうな浅間山の一角の篭の登山へ向かいます。池の平の駐車場の標高は既に2,061mあるので、僅か166m登れば、標高2,227mの篭ノ登山に難なく登れます。
地蔵峠から池の平駐車場までは7月19日〜8月17日までのトップシーズン(平日を除く)は、マイカー規制がありますので、シャトルバスの乗り入れになります。
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池の平駐車場料金@500は、ほぼ満車状態でしたが、辛うじて駐車出来ました。係りのおばさんがとっても親切で良い人だったので、
 
緩やかな登山道を、クマザサとカラマツの中を登っていきます。左右には高山植物の花が咲いていて登山口の標高の高さがうかがえます。
クマザサ道の途切れから、篭ノ登山がよく見え、山頂までの近さがよくわかります。この辺で親子連れを追い越します。
ロープの張られた岩だけの道になり、ここで一気に標高を上げます。
 
少し登るとアッという間に山頂が見えます。浅間山方面が良く見えます。
目の前には浅間山と黒斑山重なり合っています、360度の展望です。湯の丸〜烏帽子岳〜高峰山〜水ノ塔山などを見渡せます。ハイカーの数は疎らで、水の塔方面へ向かって行く人影も見えます。
隣の西篭ノ登山へ向かいます。鞍部まで下がってから、登り返して行きます。
西峰の山頂は狭く、誰もいない貸切状態です。展望は片側は木々に覆われ360度とはいきません。早々と東峰に戻ります。
池の平駐車場から標識に従い、池の平湿原へ向かいます。湿原にはいくつかのコースがありますが、三方ケ峰方面を選んで散策気分で歩きます。
私が読んだガイドブックには以下のようにかかれていました。池の平湿原は標高2000m、数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる高層湿原です。内陸性気候ということから昼夜の気温差、年間の気温差がとても大きい特色ある気候条件にあります。そのため里山に生息する動植物から、本来ならば3000m級山岳地帯に見られる高山性の動植物までが、この狭い一帯に混在しています。
珍しい花々の高山植物をウォッチングしながら、賑やかな湿原を散策です。坂をひと登りすると三方ケ峰に着きます。南西側の斜面のガレ場が、コマクサの群生地です。残念ながら、盗難防止と保護育成の為、フェンス越しの観賞となりますが、小振りのコマクサが咲いていました。
三方ケ峰から望んだ篭ノ登山です。まさに高原伝いからの眺めです。
湿原の木道から周りを眺めると、遅い時間ですが多くの観光客の姿が見えます。
駐車場では、車もまばらになっていました。親切な駐車場の係りのおばさん達は、すでに撤収していました。
篭ノ登山登山道と池の平湿原一帯で、豊富な高山植物を沢山鑑賞できました。
     

    

     

     

     
帰りは地蔵峠の駐車場でひと息入れてから帰ります。
おまけ
 篭ノ登山は手頃に登る浅間連峰の1峰です。次回は水の塔経由への周回コースで歩いてみたいです。
 
天候:曇り
出会った人:篭ノ登山=約5組9人 池の平湿原=多すぎてわかりません。

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