玉原湿原 鹿俣山 ラベンダーパーク

鹿俣山  標高1,636.7m 標高差、約417m   沼田市   2009./7/23

行程:玉原センターハウス駐車場⇒(55分)ブナ地蔵⇒(65分)鹿俣山山頂⇒(35分)
ラベンダーパーク⇒(35分)玉原センターハウス駐車場
 (歩行時間190分:全所要時間250分)   yahoo地図  
玉原湿原はブナ林に囲まれている高層湿原です。植生の珍しさから尾瀬にたとえられ小尾瀬と呼ばれていて、ミズバショウを始め、四季を彩る草花を見ることができます。玉原高原最高峰の鹿俣山は、シーズンには格好のトレッキングエリアとなり、冬山も人気みたいです。特に、ブナ平周辺の林間コースは、見事なブナ林の新緑が美しい。高低差も比較的少ないので、ゆっくりと林間トレッキングを楽しめ、ブナ平から鹿俣山山頂へ向かう途中では、何度かゲレンデを横断します。鹿俣山山頂からは武尊山、谷川連峰、赤城山などが眺望できます。 
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コース看板 (スタートは
センターハウスから右回り)
ラベンダーパーク入口付近のブルーサルビアが霧雨の中、華麗に咲いていました。
センターハウスの駐車場に到着しましたが、既に10台位止めてあり、マイクロバスも止まってます。レストラン玉原は営業をしていませんでした。車道通行止を下って行くと「ぶなのわきみず」がありますので、竹のコップで喉を潤し湿原に向います。
湿原入り口には、マイクロバスで来たと思われる、女性主体の団体さんが自然環境センターにあるトイレで順番待ちをしているので、お先に失礼します。
湿原は予想以上に広く壮大で、コオニユリ、コバギボウシの花等が咲いています。天気はハッキリしませんが、湿原を鑑賞しながら歩きます。途中のベンチで家族揃って仲良く昼食をしていました。
湿原より、水源ルート経由でブナ平へ向かいます。森林○○・・・。・と書かれたヘルメットを被った若い男女のグループが、20名ほど歩いて行きます。※研修&学習みたいです。
ブナ地蔵に到着です。横を見ると四角い箱のお賽銭入れがありますのでお祈りをします。近くには(沼田の名木100選、シナの木)がありますので、大木を見上げます。
クマ笹道を進んで行くと再び樹林帯に入り、標高を上げるにつれ、ガスが掛って小雨も降り出します。ひと頑張りで山頂です。
頂はやはりガスの中なので、残念ながら武尊山方面は全くの視界不良です。ガスの切れ間から景色を眺められる事を祈りながら昼食ですが、結局ガスは抜けませんでした。
下山はもちろんラベンダーパーク経由です。時折、風にのってシンセサイザーの心地よい音色が聞こえてきます。ザックを背負ってスパッツをした私達は、何故か視線を感じながら歩きます。

ラベンダーパークは3年前、病弱の母親にラベンダーを見せてやりたくなり、娘と3人で来たのが最初で最後で、懐かしさを感じます。午後の3時前ですが、沢山の観光客でいっぱいです。
 
パーク内の花々を、IZANAGIさんのシンセサイザーの音色を聞きながら、ゆっくり見学です。何故か無料で入園出来ました。
ラベンダーは見頃を迎えているので、艶やかな色と香りがし、若い頃、北海道の富良野で、始めて見たラベンダー畑の壮大な景色を思い出します。小雨が降り出しますが、親切な事に傘は自由に使えます。※下のゲートで正直者の先輩が係りに料金は??と余計な事を言ってましたが、フリーパスでした。
ラベンダーパークからセンターハウスまでは車道をしばらく歩きます。車に到着すると大雨が降り出し、ギリギリセーフでした。本日は老神温泉の紫翠亭やまぐちでゆっくり汗をながします

主に湿原とブナ林にさいていました。
おまけ
 天気のスッキリしない1日でしたが、湿原・ブナの天然林・林間トレッキング気分で登れる鹿俣山
 は楽しく登れ、安心・安全コースでした。 ラベンダーパーク経由の帰路は、緩やかな草原に道を
 付けながら楽しく下がりました。pm3:00頃でしたが観光客が多く!入場料1,000円は山から下っ
 て来たので請求も無く、計2,000円も得をしました。
 機会があったら、天候の良い日に、玉原ダムも見学を含めて是非リベンジしたいですね!
 
天候:曇、霧のち小雨  
出会った人:湿原~山頂 40人位
全く当てにならない疲労度:★☆☆☆☆ 

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