金峰山 標高2,599m 標高差、約230m 歩行距離、約7.2km
行程 大弛峠（am11:20)⇒朝日岳（am12:20〜12：30）金峰山⇒（pm13:25〜14：25)
朝日岳(pm15:25〜15：30）⇒大弛峠（pm16:20)
（歩行時間3時間45分：全所要時間5時間00分） am11:20〜pm4:20 yahoo地図
|
| 奥秩父の主脈に位置し、秩父多摩甲斐国立公園に指定されていて日本百名山のひとつです。天候が良ければ山頂からの景色は360度の展望があり、シンボルの五丈岩という大きな岩が印象的で、自然の驚異を再認識させられました。 |
 |
林道にあったmap
 |
クリックで拡大
|
|
大弛峠から金峰山までの登山道のほとんどが、樹林帯の中の日陰道で高低差も少ない道中です。しかしながら朝日岳・金峰山手前で見事な視界が開け、満喫できます。大弛峠登山口に戻ってから奥秩父最高峰の北奥千丈岳も一緒に登るハイカーが多いいみたいです。
|
  |
花園インター付近で大弛小屋にナビをセットをしますが、なんと長野経由・・・？ ナビに逆らい、秩父方面より140号線を甲府方面へ向かいます。滝沢ダムのループ橋を過ぎ、雁坂トンネルを抜けると山梨県に入り“道の駅みとみ”を横目に通り過ぎ“道の駅まきおか”で小休憩！
|
  |
道の駅まきおかを過ぎ、トンネルを出てから琴川ダム方面へ右折です。随所に大弛峠の案内標示もありますが、林道川上牧丘線は季節閉鎖があるみたいです。※全舗装で途中で琴川ダム見学です。
|
  |
弛峠駐車場は30台以上停められ、トイレもあります。舗装のＰの空きスペースは３台のみで賑やかですが、大半の方は国師ヶ岳、北奥千丈岳方面へ登っているみたいでした。
|
  |
山梨県では「きんぷさん」長野県では「きんぽうさん」と呼び、私は恥ずかしながら「きんぽうやま」と呼んでいました・・・。森林の中の木陰道で眺望も無く、単調な景色を見ながらの歩きになります。前日の大雨の影響で登山道は泥濘になっていて、洗ったばかりの靴は泥色に変わっていきます。
|
  |
朝日岳手前のガレ場を登り込むと眼下には絶壁の岩峰の眺望が飛びこんできます。谷間は、川上村の高原野菜畑の温室ビニールが広がっています。
|
  |
耳を澄ませば、前方から小さい子供の泣き声が・・・。私たちを見て急にご機嫌になり、愛嬌を振り舞いています。半分抱っこで、半分は歩いて頑張っていました。
|
 |
朝日岳（2,581m）から金峰山を望みますが、次第に雲に覆われ、ヒンヤリしてきます。残念ながら遠場の眺望は最早、ガスの中！後輩がバテ気味なので、ベンチに座りお菓子を食べ小休憩です。
|
  |
朝日岳からは一旦、標高を下げていきます。泥んこ状態の悪路を、つま先立ち歩きで迂回しながら進み、シャクナゲ生殖地帯に変わると金峰山肩の手前になります。
|
  |
金峰山の肩からは大岩の上を自由に登りながら歩きますが、歩行には注意が必要です。金峰山山頂は大岩の端っこにありますが、やはり｢五丈石｣が目を引きます。
|
 |
金峰山のシンボル「五丈石」と呼ばれる巨岩があります。高さは15メートル位で何段もに分かれていて、いくつかの大きな石が重なっています。※映画のギャラクシー・クエストに出てきた、岩で出来た巨大モンスターを何故か思い出しました。
|
  |
物好きの私は、五丈石の中腹までまで登って見ることにしました。周りを見渡すと、ガスも引いて、瑞牆山の岩峰が眼下に見えます。※単独でしたら金峰山と瑞牆山の縦走コースを予定していましたが、瑞牆山は次回の後輩との山歩きに温存する事にしました。
|
  |
梅雨、中休みの天気ですので不安定です。重そうな雲は依然上空を覆っていて、ガスが抜けた瞬間は、森林限界を越えた高山ならではの絶景を映しだしてくれます。
|
  |
シャクナゲの花の蕾が今か今かと待っていて、隣では“かい松”の実が弾けそうになっています。ガレ場を過ぎ、来た道を忠実に帰ります。
|
  |
単調な登山道を緩やかなアップダウンをしながら戻ります。眺望の良いはずの朝日岳と先のガレ場の景色は予想通りのガス模様・・・。大弛峠に帰着です。車高の高いジムニーでお越しの小田原から来た愛想の良い若いカップルとの会話が印象的でした。
|
  |
ナビに根負けして指示に従い、信州の川上村経由で車を走らせますが・・・！ ダートな道に不安を描きながら時速20キロ前後で心細く進んで行きます。途中にあった滝見の湯で“冷や汗”を流して温まります。※スペシャル価格の350円は得した気分です。
|
| おまけ
梅雨の気まぐれな天候と仕事の都合で、久しぶりの山歩きになりました。厳密には出張の帰り
（7/5日）に軽井沢の離山にお邪魔しました。
私事ですが長年住んでいた渋川市を離れ、先月の後半から埼玉県の○○市に移りました。
近くには山はありません。唯一、あるのは仙元山（公園）ですが高低差は少数の二桁です。
今となっては馴染みの水沢山と赤城山が懐かしい限りです。敬意を払って又、お邪魔する
事を楽しみにしています。(´=｀｡)
天候＝曇りのち晴れやがてガス！ 出会った人＝20人位
全く当てにならない疲労度：★★☆☆☆（後輩の評価です）
|
