甲武信岳 標高2,468m 標高差1,375m 歩行距離、約14.2km
行程:西沢渓谷無料P(6:05)⇒近丸新道登山口(6:23)⇒徳ちゃんとの合流点(8:07)木賊山
(9:36)⇒甲武信小屋(9:49)⇒甲武信岳(10:00~10:33)⇒徳ちゃん新道登山口(12:50)
(歩行時間 往:3時間55分 復:2時間17分 歩行時間6時間12分:全所要時間6:45分)
※通常の行程時間より早かったみたいです。 am6:05~pm12:50 yahoo地図
西沢渓谷 最高標高地点1,425m 歩行距離、約8.5km
西沢山荘(12:53)⇒滝見台(13:10)⇒七ッ釜五段の滝⇒(13:42)旧不動小屋跡(13:56)⇒
コース1周の合流地点の東屋(公衆トイレ)(14:58)⇒西沢渓谷無料P(15:15)
※休憩無しですが渋滞!(全所要時間2時間22分) am12:53~pm15:15 yahoo地図
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※歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので参考にはなりません。 |
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甲武信岳・西沢渓谷map
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西沢渓谷コースは他の登山道よりも交通アクセスが良いが、標高差があり、登りはハードなルートなので一般的には山小屋宿泊コースみたいです。登山道中の前半はほとんど樹林帯の中で展望の良い場所は少ないが、シャクナゲが多く自生しています。天候が悪い日は近丸新道よりも徳ちゃん新道が安心です。 ※甲武信岳は来春、登る予定でしたが西沢渓谷の紅葉が見たくて前倒しk |
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デジブックで編集しました。(注!再生するとBGMが流れます) 2009/10/28 |
深夜の長い雁坂トンネルを抜け、西沢渓谷入口を通り過ぎたすぐ右側の「道の駅みとみ」に午前0:30時に到着して、今回も車中泊です。ワインを飲んで厚着になって、深夜1時に消灯です。午前5時10分に起きてみると外気温3度の表示がでていました。エンジンをかけ、車内を暖め、コンビニおにぎりで朝食です。支度をして西沢渓谷駐車場に移動です。※早くも車は数台駐車してあります。
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駐車場入口に一旦戻り、西沢渓谷の標識に従い、左に行き途中に車止ゲート!左側の歩行者用通路を通って進みます。 ※クマ注意の標識があります。
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西沢渓谷の周回ルートの起点に、東屋と公衆トイレがあります。少し進んで行くと近丸新道の登山口が右にありますので入ります。(徳ちゃん新道登山口は渓谷側へ少し進むとあります)最初から急傾斜が続き、脹脛を引っ張りながらの歩きで、やがて緩やかな荒れた細い山道に変わります。新しい足跡は登山者では無く、鹿の足跡を踏んで行きます。※鹿の鳴き声を聞きながら奇妙な感じがします。
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百名山らしからぬ悪路で、斜面の崩落が凄くて、危険な場所が数ヶ所あります。足元が崩れないように慎重に歩いていきます。
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悪天候の日には徳ちゃん新道の方が安心ですね。本日は体力勝負なのでスローペースで登りますが、やがて辺ぴな場所を抜けたいあまりに、結局何時もと同じペースになっていました。
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先ほどから昭和初期の硅石を運ぶ運搬用の軌道の跡が残っていて、しばしレール沿いに歩きます。堤防が見えて、ヌク沢川に架けられたトタンみたいな華奢な橋を渡りますが・・・。アレ!登山道が見当たりません!直ぐに見つけますが、沢を登ってから又、分からなくなってしまいましたので一旦戻って、正規のコースを見つけます。※目印テープが命ですね。
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am7:20にやっと朝陽が射します。すでに紅葉ポイントの標高地点は通り越しているので、紅葉は下山時の徳ちゃん新道で観賞します。
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徳ちゃん新道との分岐地点と合流します。やがてシャクナゲの木に囲まれた山道になり、本日最初の人間様とすれ違います。(ガイドさん付の団体さん15名位で甲武信小屋に宿泊帰り)
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急傾斜の樹林帯を抜け、やっと眺望が開けました。木賊山(多分)と、振り返って雪化粧の富士山が見え、テンションが上がります。そして又、樹林帯の中の急傾斜を黙々と登ります。
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やがて、眺望の良い岩場に到着。標高の高い富士山はバッチリですが、見下げた広瀬ダム方面は少しガスり気味!湖の付け根から随分登ってきたのが分かります。
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霜柱を踏みながら、やっと破不山との分岐に到達です。眺望の無い木賊山山頂(2,469m)は通り過ぎます。
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木賊山を過ぎてから、標高を下げながら樹林帯を抜けると、一挙に眺望の良い場所に出ます。
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滑りそうな急斜面から甲武信岳が姿を現し、もう一頑張りです。甲武信小屋まで標高を下げてから山頂へ登り込むみたいです。
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甲武信小屋では忙しく掃除をしている風景が映ります。小屋から樹林帯の急斜面を登り、岩場が見え視界は良好!一歩きで甲武信岳に到着です。
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山頂には日本百名山と山梨百名山の標識があります。
雪化粧の富士山が雲の上に頭を出しています。
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北岳も視界良好!2週連続で富士山の雄大な姿を見られて感激です。少しするとシングルハイカーさんが登頂し、長野県側の毛木平Pから登って来たそうです。私が西沢渓谷Pから4時間かからないで来ましたと言ったら、驚いていました。
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天気も爽やか絶好の登山日和!毎度のおむすびとカップヌードルは山頂で食べる自分自身の定番ですが、富士山を眺めながらはやはり格別です!
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下山途中、続々とハイカーさんが登ってきます、中には若いカップルが時間が遅いけど、西沢渓谷からの日帰りピストンですと言いながら軽快に登って行きました。帰りは徳ちゃん新道経由で、紅葉観賞を楽しみながら速やかに下山します。
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杉林を抜け標高を下げると、辺り一帯の紅葉はとても素晴らしい!
もみじが陽射しに輝き、お見事です。
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まさしく徳ちゃん新道は紅葉の真っ最中で見応えアリ!
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営業をしていない西沢山荘が見えてきて、早くも徳ちゃん登山口にam12:50に到着します。※先ずは甲武信岳登山お疲れ様でしたと、自分で自分を癒します。
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西沢渓谷は秩父多摩甲斐国立公園内に位置し国内屈指の渓谷美を誇る景勝地です。「七ツ釜五段の滝」に代表される大小さまざまな美しい滝。初夏のシャクナゲや秋の紅葉も見事です。又、「森林浴の森100選」「水源の森100選」「新日本観光地100選」「日本の滝100選」にも選定されています。 |
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徳ちゃん登山口の右側にある西沢山荘手前広場で一息入れ、登山仕様の目立った格好で西沢渓谷の一周コースを歩きます。
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二俣吊り橋を歩きます。標高1,117m ~1,407m地点の西沢渓谷は、まだ紅葉には少し早いみたいです。
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二俣吊り橋から笛吹川を眺め、振り返って東沢を眺めると険しい山容の鶏冠山がお見事ですね!
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滝見台付近よりの滝を始め、澄んだコバルトブルー色の滝が連なり、清流のマイナスイオンを浴びながら歩きます。
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遊歩道といっても、岩場と急な登り坂もあるので、それなりの装備は必要!軽装なご婦人達は悪路になると、なかなか進みませんので狭い歩道は交通渋滞に!
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そして遊歩道最奥に位置する、日本の滝百選の一つである、メインの七ッ釜五段に到着します。
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七ツ釜五段の滝は長い為、一度に全容を見ることはできない、歩きながら角度を変えて下段と上段を別々に見ながら華麗な姿に変化していきます。
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旧不動小屋跡までは、もう行列状態で前に進めません! 森林軌道跡の歩道は広めなので追い越しながら西沢渓谷の周回ルートの起点まで早足で歩きます。
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午後3時過ぎですが、沢山の観光客で賑やかで、無料Pは満車状態で西沢渓谷の人気が伺えました。
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長い雁坂トンネル(有料710円:総延長 6,625m )を抜けて、久しぶりに秩父の大滝温泉で汗を流します。道の駅大滝温泉、遊湯館の源泉は透明でしっかりしたお湯で、特に地下の湯はお気に入りです。日帰り入浴料600円です。
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おまけ
近丸新道登山口に入って、まさかの急傾斜の連続かと思いきや、足跡が少ない
薄暗い普通の寂しい山道に変わっていき、運搬用の軌道跡や滑落しやすい場所もありますが、
ヌク沢を渡ると一安心です。 以降は黙々と登りました。車中泊をして早朝から登ったのと、
天候にも恵まれたので思ったよりもスムーズな展開になり、西沢渓谷コースも堪能できました。
道の駅「みとみ」は静かで車中泊には最適でしたが、トラックの方々のエンジン音が気になった。
天候:快晴!
出会った人=最初は静かな貸切で、半ば上がると山小屋泊の団体さんとすれ違い、
以降は山頂まで貸切、下山時に13人位で比較的静かな山でした。
全く当てにならない疲労度:★★★☆☆・・疲労感が心地よいです。
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