子持山  獅子岩

子持山  ・ 標高1,296m  獅子岩  ・ 標高1,054m 
全所要時間・・240分  歩行時間・・・・210分 累計高低差 約630m 移動距離約5km
7号橋登山道入口--(5分)--屏風岩--(45分)--しし岩-(35分-柳木ヶ峯-(35分)-子持山

昨日の寒波に見舞われた子持山は白くなっていますが、予定通り向かう事にします。遅い時間の11時20分に家を出ます。
  
子持山登山口付近は。大した雪では無いので一安心です。
7号駐車場へどんどんと進むと、新雪の深い雪に変わり、車が通った形跡はありません。私の軽の4WDでやっとの走行でした。本日のお昼は、セブンで買ったワンランク上のおむすびを頂くきます。いなり寿司は山頂で!
 
駐車場は勿論貸切です。でも車はちゃんと隅っこへバックで移動し、ピンスパイク付き長靴を装着してスタート!!登山記帳ノートを書こうとしたら筆記用具がないのでパス・・・簡単なガイド地図だけ頂く 12:00からのスタートです。)
  
人の通った足跡を発見!ひと安心と思ったら、屏風岩で無くなっていた(多分、この積雪で引き返したのでしょう?)
杉林からは直射日光が途切れ薄暗く、景色をまったく見渡せません。おまけに人のトレースが全くなく、道が全く分からりません。以前獅子岩に登った時の記憶と、目印のカラーテープを頼りに進みます。
雪はどんどん深くなりピンスパイク付きの長靴では、歯が立たなくなってきました。、
  
何度も滑りながらやっと展望のきく場所へ到着!呼吸を整えて獅子岩まで一騎に登り込みます。
獅子岩の岩盤上り口へ到着!凍った鎖を雪から揺すって外すと手袋は濡れてびちょびちょですが、腕力任せに駆け上がります。(手が手が凍りそうだ)


獅子岩に沢山足跡をのこし、榛名をバックにセルフタイマー撮影!
  
やはり獅子岩からの眺めは最高!360度の視界が利き、赤城山を眺めて深呼吸。
さーて、雪もすごいし子持山は未経験なので下山しようと思ったら、子持山山頂が良く見えるので気合を入れて挑戦する事にしました。
道を外しながら尾根沿いを進行。ステッキがすっぽり埋まってしまう(約、積雪120センチ)10m歩くのに5分はかかる・・・引き返そうか・・!壮絶なラッセル歩きになり、足跡を振り返りますが、気合いを入れて前に進みます。
 
尾根道の雪の吹きだまりは、まだまだ続きます。いったん1分位引き返したが、ここで諦めたら今までのガンバリと、これからの山歩きに差し支えると思い、又子持山に向かいました。最終の急な岩だらけの道は全く分からず、木や枝を掴んで腕力主体で山頂を目指した(多分、コースと違います。)
 
やっと山頂に到着!水分補給をしながら一休みしていると、冷たい風が吹き抜け、ズボンと手袋はカチンカチンに凍っていました。長居は無用なので、すぐに下山する事にしました。
急坂は怪我をしないよう滑りながら降ります。やはり雪道の下りは快適でした。子持山は貸切状態なので、携帯ラジオのボリュームはずっとMAXです。
この角度から眺める獅子岩は、迫力があり今にも動き出しそうだ。
屏風岩へ到着!ビックなつららが3本も、直径30センチはあるだろう。
あたりはうす暗く夕方、ギリギリの時間に下山を終えました・・・(ドキ!)屏風岩を眺めて緊張がほぐれた瞬間、何故かすごい寂しい気持ちに襲われました。
雪の中をバックをすると止まってしまうので前進をし再び勢いとつけてバックをし、端っこに駐車したのが悪く、マフラーが外れていた。運よくハリガネがあったので落ちないように縛り付け、大急処置をして、日帰り温泉ユ−トピア赤城を目指します。
カインズホームで買ったピンスパイク付きの長靴とステッキの軽装備で、この積雪の中、初めての子持山をトレースを付けながら、単独で頑張りました。
おまけ 
 獅子岩は小学の遠足で2回、3回目はH16/9/1、今日で4回目で馴染みがあります。
 子持山は小さい頃から何気に見ていた山ですが、登のは初めてです。
 下から見ると緩い山に見えますが、いざ登ると結構険しかったです。※雪山だったせいかな?

天候 : 晴れ(途中強風)
出会った人=生き物含め0

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