みかぼ山

・西御荷鉾山 1286m ・東御荷鉾山 1246m 標高差 約261m 歩行距離 約5.8m (神流町)

神流登山口駐車場(8::30)⇒西御荷鉾山(8:58〜9:05)⇒投石峠(9:32)⇒東御荷鉾山
(10:23〜11:10)⇒投石峠(11:42)⇒登山口駐車場(12:04)
 
  (歩行時間2時間42分:全所要時間3時間34分)  am:8:30〜am12:04  yahoo地図 

 オドケ山 1,191m   (神流町)
オドケ山登山口12:18)⇒オドケ山(12:35〜13:05)⇒オドケ山登山口(13:16)
  (歩行時間 28分:全所要時間 40分)  pm:12:33〜pm1:13  yahoo地図
御荷鉾山(みかぼやま) みかぼは三株の意味で、 古くは西御荷鉾山1286m、東御荷鉾山1246m、オドケ山1191mの三峰を総称して三株山と呼ばれています。 古来より地元の人々の信仰の山で毎年4月28日の山神祭には神流町・万場を挙げて賑やかに山登りが行われます。 又、投石峠には弘法大師と鬼の伝説があります。
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神流川流域にそびえる山の中で最高峰は赤久縄山です。しかしながら遠方からよく目立ち、藤岡・神流町のシンボルといえば、らくだのこぶみたいに連なった西と東御荷鉾山になります。上の写真は東御荷鉾山登山口より望む西御荷鉾山、今回で2回目の歩きになります。
神流川に沿って国道462号を十国峠方面に進みます。神流町役場手前のみかぼ高原荘方面に右折、狭い道路を道なりに進み、突き当たりが御荷鉾スーパー林道です。東に進みむとすぐに西御荷鉾山登山口駐車場です。林道工事車両が多く駐車してあり少し荒れていましたので、登山口付近の丸い公衆トイレ付近の広い駐車スペースに置きました。
工事中の林道はキャタピラーの踏み跡で幅広になっています。登山道は分岐を右に進みますが、最初から急登で弱点の脹脛を引っ張りながら登ります。

日陰は早朝に降った雪が所々に残っていますが、日差しが暖たかく爽快気分になってきます。左の分岐から緩やかな長い木の階段を登ります。振り返ると秩父方面の山並みと、眼下には営業をしていないゴルフ場宿泊施設がみえます。


すぐに不動明王が祀られている山頂へ到着!山頂は縦長で浅間・妙義・榛名・赤城、上州の山々と反対側の秩父方面の見晴らしを一望出来ます。

八ヶ岳〜北アルプス方面は立木が邪魔をしていますが良く見えます。稲含山の奥には荒船山を始め、西上州の山並みが見えます。

真っ白な浅間山の中腹には雲が掛かっています。前橋県庁の後ろには赤城山を始め、雪化粧の山並みが見えます。

しばらく景色を楽しみ、雪の中を投石峠経由の東御荷鉾山へノーマル靴で滑りながら向かいます。足跡は少し凍っていますので前日に歩かれた跡みたいす。
木々の隙間から東御荷鉾山がチョコンと見えます。しばして投石峠に到着!尾根道の終点が舗装の林道になります。
投石峠の言い伝えでは昔、御荷鉾山に住んでいた鬼がある時怒り、岩を砕いて投げたことがあるが、その石がたくさん転がっているので投石峠と言われているそうです。
他の言い伝えでは鬼があたりを荒らしまわり、引法大師の読経により調伏された。鬼が改心し石槍を天空に投げすてて消え去ったといい、石の落ちた所が鬼石だというらしいです。
投石峠のすぐ先に東御荷鉾山の登山口があります。最初は急ですが、徐々に高低差を稼げないアップダウンの道になります。

伐採された木々の隙間から八ヶ岳方面等が絶景です。雪の踏み跡から察して、本日は貸切コース濃厚みたいです。
やがて東御荷鉾山の狭い山頂に到着です。石碑の段下スペースは雪が沢山あるので日向を探し、いつもよりワンランク上のみそラーメンを頂きます。
本日はバーナー2セット活用し、焼き餅と野菜たっぷりのサッポロ一番みそラーメンで「力!ラーメン」を美味しく頂きますが、これまた実に美味い!

浅間〜赤城山方面は木々が邪魔をしていますが、城峰山を始め武甲山等の秩父方面が良く見えます。右奥には金峰山、木賊山、甲武信岳、雲取山も見えます。

帰りは滑りながら快適に下山です。投石峠から駐車場まではスーパー林道の舗装道を少し飽きながら歩きます。
西御荷鉾山登山口手前には不動明王と大きな剣鉾が祀られていましたので、見学方々休憩です。
オドケ山へ
 
スーパー林道の日陰はアイスバーンになっています。昨日スタットレスタイヤに履き変えたのが幸いし、難なくオドケ山の登山口駐車スペースに到着です。
 
登山口から目の前の山頂まで20分の表示があり、すぐに分岐であと15分位のお手軽歩きです。
常緑樹を抜け、枯葉に埋もれた遊歩道を登っていくと雪道に変わっていきます。体温まった頃に縦長の山頂に到着です。
静かなオドケ山山頂には二つの祠と三つの山頂標識があります。木々に覆われて眺望は良いとは言えませんが、長閑な頂きは日差しが強く暖かでした。
 
お隣の西〜東御荷鉾山を望みます。携帯マットを敷き“いつもの珈琲”をしばらくの間、無想に耽けりながら頂きます。  ・・・オドケ山の山名の由来はあるのでしょうか?知っている方は教えて下さい。
帰りはアッ!という間でしたが、心地よく歩けました。国道462の神流湖沿から見上げた、巷で噂の愛宕山です。
本日は下山時間が早かったので、先週に引き続き、かんなの湯に向かいます。生ビールを頂き、温泉と岩盤浴でゆっくり汗を流します。ロビーには世界最小のサルと言われているピグミーマーモセットの「のび太くん」と「しずかちゃん」が愛嬌を振りましていました。
 おまけ
 
西御荷鉾山登山口は林道工事中でしたが、積雪があっても歩きやすい山です。登山口付近の
 標高が既に高いので、少し登れば上州と秩父方面の眺望が飛び込んできます。トレランレース
 の標識看板が登山道随所にあり、レースが行われたようです。神流町スタートで御荷鉾山、
 赤久縄山やスーパー林道等がコースになったみたいです。
 ※西上州近郊のお山は、比較的日差しが良くあたる山が多く、これからの季節は良いですね。
      
 ・天候・晴れ(早朝は雪)  ・出会った人 0人の貸切
 ・全く当てにならない疲労度 ★☆☆☆

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