三国山


                 三国山  標高1636m  yahoo地図

駐車場(13:15)⇒三国峠⇒(14:45)山頂((15:05)⇒(15:40)三国峠⇒(16:05)駐車場
三国山(みくにやま)は、群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町の間にある山です。標高1,636m。この最高点は、県境から僅かの距離にある群馬県内にあります。谷川岳や平標山などがある上越国境稜線から少しそれた場所に位置します。
三国トンネルは、全長は1,218m。新潟・群馬県境にあり、三国峠の下を通っている国道、群馬と新潟を結ぶ唯一の一般道です。片側一車線で1957年(昭和32年)2月に開通しました。これにより新潟・群馬県境にはじめて自動車が通るようになりました。
上越橋を渡り、三国トンネル入り口の手前を右に入ると登山道入り口があります。最初は細い小道で、時々、三国山麓が見えます。本日始めてのハイカー「紳士的なおじさん」とすれ違います。上には一組だけいるそうです。HPで登山の紹介等で有名な「あおちゅうさんを」知っていました。私は初心者ですので、山のHPをいろいろと検索して勉強をしています。※駐車場は、群馬側(本日駐車)と、新潟側の各トンネル手前にあります。
  
25分少々で三国峠に到着です。御坂三社神社(三国権現)のベンチ座り、先輩と小休憩です。上を見上げると三国山(ニセピーク)です。(やけに近い感じがしました)
三国峠の先からは木製の階段になります。徐々に展望が開けてきます。木段は単調で、飽きてきますが、ひたすら登って行きます。心地よい風が吹き抜け、清々しい。このあたりが、季節前の「お花畑」みたいです。 ※御坂三社神社から見えたのは山頂ではなく、途中のピークでした。
お花畑付近で、貴重なハイカーとお会いします。『ずーと階段で疲れますよ・・・ハア・ハア』と言っていました。※シラネアオイが咲いていました。
 
今度は幅広の木段が天国の近くまで続いていました。(かなり大げさ)この辺は、草木も無く、瓦礫の山肌を剥きだしています。道を外し、瓦礫の上を歩いてみたら、蟻地獄みたいでとっても歩けませんでした。
 
三国山頂に到着です。(標高1636.4m) 山頂は小広く、三角点と鐘があります。落ち着きの無い私は、幸福の鐘を飽きるまで鳴らしました。すると先輩に『静かにして〜』と叱られてしまいました。
 
山頂からの南方の景色です。赤谷湖と猿ヶ京温泉街も見え、赤城山も見えます。
北側は草木が邪魔をしているので少し戻り、平標山の方へ移動すると、北側の景色が絶景でした。
 
平標山への稜線が見えます。谷川方面の山々はまだ、雪で白くなっています。
下山途中、突風が吹き付け、急に寒くなってきました。右下は地元の水沢山です。伊香保の街も見えます。
 
苗場山と苗場のスキー場が良く見え、プリンスホテルも確認できます。
帰りは御坂三社神社の中に入ってみました。きれいな避難小屋で、神社と避難小屋を兼ねている建物です。お賽銭をして登山のお礼と、安全を祈りました。
  
周辺の景色等を眺めながら、テンポ良く下がって行くと、アットいう間に国道です。
 

三国トンネルは、真っすぐなトンネルなので群馬側から、新潟側出口の明かりが確認できます。。

駐車スペースに到着です。この辺はたしかライブカメラ設置地区のはずなので探していると・・・。目の前にカメラがありました。※なんと駐車場が映っています。
国道17号 三国トンネル群馬県側(上越橋)ライブカメラへリンク  
 
帰りはR17を月夜野インターへ向かう。途中、赤い橋の手前を猿が走って行きました。右上写真です。※小さいけど猿が映っています。
   
   
お花畑の開花時期には少し早かったですが、山頂付近は高山植物が咲いていました。
おまけ 
 シーズン前の三国山は静かで、自然を満喫できました。何といっても浅間山〜榛名〜子持山〜
 赤城山等、殆どの山がよく見え、北側にまわると平標山方面の残雪が残った谷川連峰の景色が
 見られ満足しました。
天候:晴れ。
出会った人:2組3人(良い人でした)

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