水沢山 船尾滝

水沢山 標高1,194m (船尾滝廻り) ・渋川市 ・吉岡町  yahoo地図


水沢神社−(60分)-山頂−(15分)-西登山口−(55分)-船尾滝−( 33分)-水沢神社
 .・歩行時間163分 ・全所要時間215分 ・歩行距離約6.5km


※歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので、参考にはなりません。
水沢山は、何回登っても定期的に登りたくなる不思議な山です。今日は暑い日になりそうなので、急に滝を見たくなりました。水沢山の西登山口方面から船尾滝コースがあるみたいなので、とにかく行ってみます。船尾滝は30年ぶりの2回目の訪問になり、懐かしさを感じました。
水沢神社は阪東三十三観音の第十六番霊場です。六角二重塔は、6体の地蔵尊が安置されていて、回転式になっています。真心を込めて左に3回まわすと願いがかなうと伝えられています。

  
鳥居から石段を上がり登りきると飯縄大権現の小さなお堂があり、すこし行くと万葉の歌碑があります。熊出没注意の看板から登山道が始まります。

 
お休み石を過ぎると急坂になり、しばし頑張ると石仏群に到着です。5分位休憩!本日は右から6番目の石仏にお賽銭をして、登山の安全をお祈りします。今日は大変賑やかで、既に15人位のハイカーとすれ違っています。石仏群で会った年配の女性は、今月5回目ですよ、と言って軽快に下がっていきました。

 
山頂手前の休憩場所では7.8人位で宴会中でした。山頂では黄色いタオルの似合う、高崎からお越しの10年前のおねーさん二人だけ、『初めて登ったんですよ、普通の靴で来ちゃった』と言ってました。水分補給をし、伊香保森林公園側に下山です。

 
西登山口へ出たら左方向(南方面)へ300mぐらい歩きます。左手に榛名県有林の大きな木標がありますので、左に行きます。※登山道と林道があるので小さい標識のある狭い道を行きます。

 
船尾滝の小さめの標識が二つあります。目印のテープが要所にあるので迷うことはありません。

 
時折、何時もと違った角度の水沢山が、左手に見える気持ちの良いやせ尾根歩きになります。途中に分かりやすい標識があるので助かります。

 
とにかく標識伝いに歩けば安心コースです。最後は壊れかけた丸太のジグザク階段を一気に下がります。※登りはさぞかし、きついだろうな?と思いながら下がります。

 
コンクリートの土砂止めに出ると、登山道が遮断されています。しかたなく正面に進むとコンクリートの塀に芸術的な標識があり、指示に従い下がると廃道にでます。

 
廃道を過ぎると、周囲にはふたつの比較的新しい石像が建てられています。大きい観音様の「船尾像」と道路脇には小さめのおはなはん、みたいな笑顔の「静恩像」が鎮座していました。

 
たきさわ川の吊り橋「おんべこおり」を渡っていきますが、鉄の手すりの左付け根が外れています。この先はテープが張られ、立ち入り禁止ですが・・・。

 
崩れた橋を渡ると道は遮断されていますが、石伝いに気合いを入れ滝壺まで行きます。何ともいえないマイナスイオンの宝庫です。暑い体をシャワーミスト状態で冷やしてくれます。『自己責任で入りましたので真似はしないで下さい』橋を越えた先に危険な場所がありました。

 
榛名山系の湧き水が、60メートルの高さから落下する姿は雄大で、この距離からの眺めは抜群です!手前には東屋と広場がありますので、滝を眺めながらほうれん草の味噌汁で昼食を頂きます。※観光客で賑やかになってきたので撤収です。
 
滝から下の駐車場までは車両禁止となっています。10分位下がって行くと正面に駐車場です。水沢神社へは駐車場の手前左(小さな標識あり)に入ります。すぐに鉄製の階段があり、道なりに35分ぐらい進んで行くと水沢神社に到着します。
 
境内で竹炭饅頭を売っている石関さんに竹炭饅頭の試食を頂きました。

おまけ
 水沢山は今年に入って3回目になります。初めての水沢山経由の船尾滝コースは、予想以上に
 整備されていて、杉林の尾根歩きはいつもと違った角度から水沢山を眺められ、船尾滝も堪能で
 きる、唯一の周回コースでした。
 ゴールデンウィークと重なって水沢山は賑かっていましたが、船尾滝コースは貸切でした。

 天候 : 晴れで暖かでした。
 出会った人=水沢山では25人位 船尾滝コース0人 船尾滝13人位
 全く当てにならない疲労度:★☆☆☆☆

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