物語山は西上州にある、不思議な名前の山です。周辺で有名な山は荒船山です。※山の共通点は昨年の台風9号の影響を受けて登山道が荒れています。物語山登山口は現在サンスポーツランド下仁田駐車場のみです。物語山伝説は決してロマンチックな話ではありませんが、山名に誘われて訪れる人も多くいます。 全所要時間・・190分 歩行時間・・・・170分 (11:20スタート) |
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サンスポーツランド下仁田Pで、満開の桜に感動して、頂上で食べるはずのコンビにおにぎり弁当を早くも桜見をして食べてしまいました。(最寄のコンビニは?国道254号(私適にニコヨン)と呼んでいます ※群馬でおなじみのセーブオンで10分前に購入) |
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登山道案内を見て簡単に登れる感じがします。 |
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駐車場から東方向に進み沢に架かる小橋を渡り、、林道丹沢線に右折します。少し行くと、阿唱念の滝分岐が現れます。荒れ果てた林道と平行して、流れている清流(丹沢)がサラサラと音を立てて流れ清々しい。
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ここから緊張感が走った!自然の驚異を目の当たりにして、これほど荒れ果てた林道からの始まりなのか、どんな4WD車でも、走行は不可能だ、いや二輪でも不可能だ!歩き始めのところからずーとこんな感じで、、台風被害をリポートしに来たみたいです。
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台風の影響から早くも半年以上が過ぎ去っていますが、この現状はやはり自然の脅威を物語っています。
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私の買ったガイドブックでは悪路だけど、登山口駐車場まで通行可能と書いてありましたが・・・。 |
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荒れた林道を歩くこと25分位で、物語山徒歩75分の標識を見て一安心です。 |
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やがて視界が開け、ニョキっと隆起したように見るメンペ岩が見え、気分が高まります。
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元気の良いマダムらしい話し声が、沢山聞こえ始めました。愛想が良く、歩き慣れしている垢ぬけたご婦人方とすれ違い、圧倒させられました。(何分、こっちは一人です)ご婦人たちのとの挨拶で、沢山の元気を頂きました。
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この付近で林道が終わり、登山口となる。この付近が小スペース駐車場だったらしいです? |
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またまた御一行さまと登山口手前ですれ違います。またまた元気を頂いて、登山開始です。
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一旦、沢に下りてから登山道の始まりです。針葉樹の急登をジグザクに登り込みます。ここから山頂までは気が抜けないので、一歩一歩ペースを守って登る事にしました。
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天気が良いのでのどが頻繁に渇きます。ポカリスエットで水分補給です。つつじの芽かな?
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杉林を抜けると、急登でとても歩き難い平たい石が積み上がった道になります。、カラカラと乾いた音がして、石を切断機で切ったったようなガレキ岩ばかりです。※瓦を割ってその上を歩いるみたいです。もちろん歩いたことは無いですが・・・。
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このガレキ岩は足首に結構負担がかかります。マタマタ水分補給をしていたら目の前に小さな花が。
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登りながら後ろを振り向くと荒船山が迫って来ます。
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尾根まで登りきると、物語山の二つの頂の分岐点に到着。まずは、三角点のある南山頂へ向け、右にコースをとります。狭い山道は急斜面なので、注意しながら登ります。
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分岐地点から10分少々ほどで到着です。山頂には立派な標識が立っています。後ろの景色の右側からが妙義山。ここで本来は遅い昼食ですが、本日は登山口駐車場で花見をしながら食べてしまったので、おやつのバナナ2本で栄養補給です!
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再びコルに下がり、5分位で西峰頂上に到着です。こちらの方が眺望は良いのですが、少しガスッています。浅間山が霞んで見えます。
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西峰から下を眺めると遥か下にサンスポーツランドの手前の橋(出発点)を確認出来ます。こんなに登っていたので少し感動しました。
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荒船山はペッタンコな要塞みたいで、迫力があります。。 |
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メンベ岩の頭を見下ろすと、ここで切腹か、ハタマタ財宝が眠っているのか・・・etcの,、物語も発祥地点です。
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下山は滑りやすい急坂、ガラガラと石を鳴らしながら下がって行きます。所々に石を積み上げた跡がありますので、もれなく私も真似をしてみましたが、ヘナチョコになってしまいました。
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下山が終わると左手が駐車場ですが、川の流れの音に引かれ、まっすぐ進みます。年期の入った橋の上から沢を見下ろすと、絶景が目に飛び込み、登山の疲れも一揆に吹き飛びました。
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駐車場の桜を後にして、上流にある道平川ダムへ向かいました。(私は結構なダム好きなのです)
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貫禄のある重量式コンクリートダムの道平川です。 ・堤高70.0m ・堤頂長300.0m ・堤体積 ・351,000立方m・有効貯水量4,900,000立方m・ダム湖名荒船湖である。スペック以上に大きく見えるダムでした。
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荒船湖の桜は本日満開です。桜が運良く、散るのを待ってくれた感じがしました。
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湖周辺は良く整備してあり、休憩所=見晴台にある満開の花に紛れ、若いカップルが愛を語っていました。
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物語山伝説 物語山に二つの伝説があります。
その1.戦国時代、敵の手を逃れて「メンベ岩」にたどり着いた武将が藤づるを頼りによじ登ったものの、追手を恐れて藤づるを切ってしまい下りられなくなり、そして一行は仕方なく最後には覚悟を決めて切腹して果てました。
その2,この山にあるメンバ岩の上で武者が金銀
の財宝を埋蔵して壮絶な死(切腹)を遂げた物語があるのでその名が付いたと言われている山です。この財宝を目当てにメンベ板岩を登ってくる者は必ず墜死の憂き目に合うと言われています。
妙義を始め、奇岩の多い西上州の山です、メンベ岩もその一つです。
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(※この山でも、近年滑落で一人の登山者が亡くなっているようだ。滝の付近らしい、荒船湖に散歩で突然現れた地元の話好きのおじちゃんがいろいろ語ってました)
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おまけ ガレキを踏みしめての山歩きは初めてでしたので、面白かった。
天候・晴れ (今週の天気で最高の日、運よく吉日でした)
出会った人=平日で昼過ぎからの登山!8組で約28名以上
※予想外にこの物語山に登る人達が多かった。
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