妙義山  金洞山

妙義山(標高1,094m)  中之岳駐車場⇒登山口⇒第四石門⇒金洞山⇒大砲岩付⇒中之岳神社⇒駐車場

妙義山は、赤城山、榛名山とともに上毛三山に数えられています。妙義荒船佐久高原国定公園の中心的な山で、西上州独特の荒々しい岩肌が特徴です。気軽に登れる「石門めぐり」と自然を満喫できる「関東ふれあいの道」そして体力と経験と度胸が必要な「山頂縦走」と登山コースがあります。本日は上級入門編の金洞山に挑戦です。金洞山東岳が1,094mです。標高は高くないですが、近郊の山々と関東平野の景色はとても爽快です。

今回で妙義山は4回目です。私の山登りのきっかけは4年前の妙義山の石門めぐりからだと思います。何気にハイキングの楽しさとスリルを味わった感じがします。今回は気合を入れて、金洞山へ挑戦です。経験を積んで今後は縦走コースも予定しています。
紅葉シーズン少し前の中之岳大駐車場は、結構賑やかで活気がります。金洞山の方は少し紅葉しているみたいです。
登山靴に履き替え、気合いを入れて登山口へ向かうと、ワイワイガヤガヤと、チビッコのかん高い雄叫びが!凄い数の遠足軍団で、完璧に登山道はふさがれています。お先に失礼しますと、気持ち良くチビッコに敬意をはらって追い越すと『オイ、死ぬなよ』と、タメ口で言われました。先生方は、さぞかし大変でしょうね?
分岐をチビッコ達は第一第二石門へ向かいます。一般のハイカーは第四石門方面へ、ぞろぞろと迂回します。休憩所で水分補給をし、金洞山登山口に入いります。 ※途中で合流したおばちゃんハイカーの話では、はたてばり付近でチビッコ達が登れなくて、渋滞になっているそうです。
少し行くと、中之岳神社と金洞山の分岐にでます、必要以上に危険・注意・死亡事故多しの立て看板が設置されています。
あんなに賑やかだった石門コースと違い、またまた貸切歩きの雰囲気が、濃厚になってきました。
ここからは道幅も細く、急勾配になります。少し早目の紅葉を楽しみながら登ります。
天気が良く、清々しく快適!上を見上げると絶壁と紅葉と青空が、見事にマッチしています。
休憩広場から20分少々で、急勾配の岩場から鎖が下がっています。角度が緩やかなので特に問題なく登れます。
鎖を登り終わり、絶壁の裏側にでます。こちら側の紅葉と景色は圧巻です。
金洞山登り口に到着し、見晴台を見下げると数人の人たちが小さく見えます。真上からの景色は吸い込まれそうです。

金洞山ピークに続く噂の難箇所で、やけに長く直角に近い鎖場に感じます。 少し緊張してきましたが、気合を入れて登り始めました。
腕力主体の登りです。少し余裕があったので登り途中、デジカメで鎖を見上げての撮影です。腕力は結構ある方なので思ったよりもスムーズに登れました。山頂は案外い場所でした。 お賽銭をして、道中の安全を祈りました。


貸切山頂は爽快で、360度のスーパービューポイントです。浅間山・小浅間山・鼻曲山・浅間隠山が見えます。
右手には赤城山・榛名山を始め、荒船山・物語山、数えきれない山々を見渡せます。


 
休憩広場方面を見渡すと、蟻より小さい人たちが大砲岩付近で楽しんでいます。両手で手を振ってみましたが、気づいてくれた人はいるのでしょうか?
急勾配の鎖は下がるのが難しいとガイドブックに書いてあったけど、案外楽でした。※くれぐれも私の場合です。
最後の緩やかな鎖を下がり、15分位で休憩広場に到着!運良くちびっこ達は撤収の時間で、みるみる静かな広場に。
遅い昼食です。(PM2:00)観光客もまばらで静かな妙義です。お腹が空いていたのでとてもおいしかったです。
時間があるのでお決まりの石門コースを廻ります。自分一人だけかと思ったら、女の子が大砲岩付近で携帯メールを打っていました。
金洞山に比べると、散歩気分で岩場を楽しめました。
 
見晴台からの眺めもGoodです。見上げると金洞山が上に見え、迫力を感じます。もう少し慣れたら是非、縦走をしてみたいです。
 

中之岳神社拝殿 金洞山山麓にあります。
  祭神は大和武尊外十柱、本殿は轟岩そのものですので拝殿のみの構造になっています。  
大国神社
中之嶽神社の上り口に有ります。
  祭神は大国主神外十柱、剣を持った大黒様が祭られています。


おまけ
 以前からずーっと気になっていた金洞山は、メリハリのある山道と素晴らしい景色は達成感を味わいました。

天候・晴れ⇒曇り
出会った人=一般コース多分、20組100名〜位かな。 ※遠足軍団も含む
金洞山登山道は孤独(軽快)な単独走行
全所要時間 : 3時間弱です。

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