妙義山  大の字

妙義山 白雲山     標高1,104m  標高差、約675m

道の駅妙義駐車場(10:50)⇒妙義神社登山口(11:00)⇒大の字(11:50〜12:05)⇒奥の院分岐(12:13)⇒奥の院(12:25)⇒見晴(12:53)⇒玉石(13:05)⇒大のぞき(13:20)⇒天狗岩(13:50〜14:05)⇒タルワキ沢分岐(14:20)⇒相馬岳(14:30)⇒タルワキ沢分岐(14:50〜15:05)⇒中間道(15:50)⇒道の駅妙義駐車場(16:50)
(歩行時間5時間15分・全所要時間:6時間00分) am10:50〜pm16:50   mapion地図
妙義山は、赤城山、榛名山とともに上毛三山に数えられています。妙義荒船佐久高原国定公園の中心的な山で、西上州独特の荒々しい岩肌が特徴です。気軽に登れる「石門めぐり」と自然を満喫できる「関東ふれあいの道」そして体力と経験と度胸が必要な「山頂縦走」と登山コースが多くあります。本日は上級コースの白雲山を、連れを引き連れ歩きました。
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登山口で頂いたmap

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登山口にあった案内板
道の駅妙義に到着し、道の駅直売所で買い物です。巨大な椎茸二個入りで350円を珍しさ半分で買ってみました。登山靴に履き替え出発です。
先ずは妙義神社でお参りです。以前、大の字より中間道経由で来た以来です。長い階段を上がり境内を登って行くと旧神社方面は通行止めですので右側の登山口から登ります。
最初から急で所々に鎖があります。緩やかな長い鎖場を登りきると大の字の登り口です。大の字直下の鎖場は二回目ですので一気に登ります。
連れも難なく登ってきますのでひと安心です。大の字からは残念ながらガスッて眺望は宜しくありませんが、登って来た妙義温泉街辺りは良く見えます。今から向かう白雲山を見上げ、いつものコーヒーを頂きます。
大の字より少し歩くと中間道との分岐に出ます。白雲山方面は難易度が高く、ペンキで「キケン上級コース」と書かれています。やがて奥の院が目の前に現れ、巨石に挟まれた造りで、梯子を登って行くと石碑が祭られていました。
奥ノ院右下の岩壁に鎖が垂れ下がっています。いよいよ鎖場が連続する上級コースが始まります。緊張感を味わいながら難なく登りこみます。連れもゆっくりですがしっかり付いてきます。やがて眺望の良い場所に到着ですが、近郊の眺望しかありません。
いくつもの鎖場を越えていくと連れも慣れてきたみたいですので安心です。しかしながら見晴手前の岩登りで少し苦戦をしていました。標高を上げると徐々に紅葉ポイントに入って行きますが、ガスの為見晴が利かない見晴に到着です。
ビビリ岩と呼ばれている岩場付近では自分的に楽しくなって来ました。今度は一枚岩で出来た岩場ですが、きっかけが無いので溝の根っ子を掴みながら登ります。
そろそろ白雲山の標識があるはずですが・・・。見過ごしてしまったようです。辺鄙な場所に玉石の標識があり、壊れかけの石碑があるピークを過ぎていきますが、このピークに呼び名はあるのでしょうか?
鎖場の連続で滅多に使わない連れの腕力低下が気になります。眼下はガスが抜け、先程の大の字のアップですが、思いのほか小さくみえました。
しばらく歩き登り込むと、御嶽三社大神の石碑が立つ大のぞきに到着です。
大のぞきピークから目の前にこれから通過する絶壁の天狗岳は100m以上の断崖絶壁です。ここから長い下りの鎖場が待ち受けています。
大のぞきから下を覗き込むと長い鎖が下まで垂れ下がっています。すべり台状の長い鎖場を一挙に下がり終えると、連れは慎重に下っていますのでなかなか辿り着きません。
そんな連れを横目に、達人がスパイダーマンみたいに四つん這いで軽快に登っていきます。連れは唖然として様子を見ています。
滑り台状の30mの鎖場キレットを見上げ、達人の真似を試してみましたが、私は凡人ですのですぐにリタイアです!達人は大のぞき頂きで仁王立ちをしています。
大のぞきのキレットから天狗岳への登りは鎖場はありませんが、樹林帯の急坂でした。天狗岳ピークで少々休憩タイムをとります。
山頂縦走コースは紅葉に染まってきました。岩壁の下からガスが上って来ますので、天候が心配になってきます。
中間道へ下がる分岐のタルワキ沢です。樹林帯の中を歩いて行くと相馬山(1,104m)へ到着します。視界不良の為、裏妙義までの視界しかありません。山頂には真新しい山頂標識が付けられていて5日前に設置されたみたいです。「2010.10. 15 どん足会」と書かれていました。綺麗な標識有難うございます。
天候も悪く、時間もなく、単独ではないので、大人しくタルワキ沢分岐にまで戻り、中間道へ向けて下山です。切り立った岩壁の脇を下がっていきます。なかなかの急坂ですので登りには取りたくないコースです。
要所に難易度の低い鎖場があり、中間道までは長い下りの道のりに感じました。やがて馴染みの中間道に到着し、連れはひと安心していました。
妙義神社で道草をしたり、妙義温泉もみじの湯から駐車場まで続くローラー滑り台を滑ったりしていたので、夕暮れ時になってしまいました。今回はもみじの湯へは行かず、以前から気になっていた妙義グリーンホテル内の長寿の湯(700円)でゆっくり疲れを癒しました。
おまけ 
 紅葉観賞に遠出を予定していましたが、関東地区は曇りですので急遽、馴染みの妙義山へ向か
 いました。鎖場の経験があまり無い連れと一緒でしたので、大の字で様子をみてから白雲山へ
 向かう事にしましたが大丈夫でした。鎖場は腕力より、度胸が一番大事ですね。と言ってました。
 
  天候・曇りのちガス
 出会った人=達人1名
 全く当てにならない疲労度 : ★★★☆☆

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