標高2,578m ・標高差、約578m
関越高速を渋川インターから沼田インターへ、R120を日光方面へ向う金精峠抜けて丸沼高原ロープウェイ山麓駅へ  (ロープウェイ山頂駅12:35⇒14:20日光白根山14:40⇒15:20五色沼⇒弥陀ヶ池15:30⇒16:35ロープウェイ山頂駅)

初心者の私は山の怖さを早くも知りました。 服装:ジーパン・Tシャツ・運動靴 ・所持品:ポシェット:中身(ポカリスエット350ml・財布・デジカメ・圏外の携帯・ポケットティッシュ)
ゴンドラに乗り込み15分間の空中散歩を楽しみました。丸沼高原にある山麓駅から山頂駅までの2.5km、標高差600mを一気に上ります。料金は往復1800円でした。すでに山麓駅標高は2000mです。
ロープウェイ山麓駅に到着すると、霧で白根山は全く見えません。登山道は整備されていて歩きやすいが、山道は湿っていますので、私の運動靴では少し滑ります。気温は歩くのにちょうどいいくらいでした。
 
樹林帯の中の登りなので、ほとんど展望は得られませんが、一部開けたところから、雲から見え隠れしている山頂方面が少し見えました。
視界が利かない登山道をひたすら登ります。途中5組13名位のハイカーとすれ違い、後は貸切でした。森林地帯を過ぎ、急斜面が続きます。
頂上付近に来ましたが、この悪天候の中、だれもいないので心細い。霧がだんだん濃くなって、辺りが全然見えなくなって来ました。霧の中、目の前の山頂を探しながらへ登ります。
  
途中から道が分からなくなり、迷った事に気付きます。不安な気持ちで歩いていたら、下山道を発見!
 
一安心し、登った道を下ったつもりが、なんだか足ざわりが違う、少し霧が晴れてきました。※山頂へ向かう途中は霧で景色が見えませんでした。
  
本日、最初の景色だったのでロープウェイ内から見た丸沼かな?と思ったら、少し大きな感じがします・・・。なんと、中禅寺湖です。
ゴンドラ山頂駅から山頂までピストン登山の予定だったので、五色沼と弥陀が池付近の道の知識は一切ありません。とにかく沼の方へ焦りながら、どんどん向います。
 
アット言う間に快晴の景色には感動するが、貸切状況で不安な気持ちでいっぱです。このコースからはどう帰るか、道がわからない?確か最終ロープウェイ時間はPM4:30です!あと90分でタイムリミットです!!
避難小屋を過ぎ五色沼までずーっと駆け足で来たので、のどがカラカラです。ポカリスエット350mlのボトル缶もあと五分の一だけですで、加減をしながら喉と口を湿らせます。なんと、ポシェットの中からロープウェーイのパンフレットがあり、略図が記載されていました。位置が少しわかりましたが・・・。
 
弥陀ヶ池を過ぎてどんどん走って行くと、目の前に大きな鹿が2頭横切って行きます。※クマでなくて幸い。
五色沼から走ってきました。もう左足は攣ってよく動きません。標識あります。アレ!菅沼登山口と白根山のみ、丸沼方面が書いてない・・・。しかたなく左足をかばいながら白根山1.1kmを登り出します。
  
ここからは気持ちが動揺し、デジカメを撮る余裕はありませんでした。霧が急に出てきて、また暗くなります。急坂は木々に覆われ暗い、蛇が前を横切り、まるでけもの道みたいな中を、ただひたすら登ります。体力はほぼ限界です。登り上がる山頂駅の標識が体が熱くなり、助かると思った!道は平坦な下りに変り、山頂駅へ到着。16:35・・・タイムアウト!ところが登山途中、おばさん3人組とすれ違い、ロープウェイで帰るのを伝えていたので、係りにあと一人いますと言ってくれたみたいでした。ギリギリで最終ロープウェイに間に合い無事、下山出来ました。駐車場に戻り、マニュアルのパジェロミニで帰ろうとしたら、左足が痛くてクラッチが踏めません。ポカリを飲んで体力回復の為、一休みしてから、なんとか家へ帰着出来ました。・・次の日は病院で治療です。左太股の筋を痛めました。 
おまけ
 天候・曇り⇒霧⇒晴れ⇒霧⇒曇り
 出会った人=山頂への登り5組13名 山頂手前から孤独な単独走行
 全所要時間:4時間弱、下山コースを間違えて辛かったです。
 後で分かりましたが、周回コース付近を、普通に歩いていたみたいです。

●トップページヘ  ●登山のページへ