大岳山 標高1267m 標高差約437m 歩行距離 約9.2km 奥多摩
瀧本駅⇒御岳駅(11:35)⇒御岳神社(11:53)⇒七尾平(12:05〜12:30)⇒大岳山荘(13:42)⇒
大岳山山頂(14:00〜14:28))⇒大岳山山荘(14:40)⇒岩石園入口(15:18)⇒綾広の滝(15:22)
⇒七代の滝(15:58)⇒七尾平(16:22〜16:40)⇒御岳駅(17:05)⇒瀧本駅
●歩行時間4時間52分 ●全所要時間5時間40分 am11:35〜pm5:05 yahoo地図 |
大岳山は奥多摩三山(大岳山・御前山・三頭山)の中の一つで、唯一日本二百名山に選ばれています。御岳ロープウェイを利用するとアプローチも良く、コースも選べます。天候の良い日には山頂からの眺めは素晴らしく、富士山をはじめとしたパノラマを眺めることが出来ますが、本日の場合はなんと、雪の華が咲いていました。 |
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午後の奥多摩地区の天気予報は、晴れの予報でしたが見事に外れました。雹のち霙、大岳山頂からはなんと雪でした。この冬、東京都で初雪に遭遇しました。※腰痛が再発し、鎮痛剤と腰ベルトを着用しての山歩きになりました。
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11時25分発のケーブルカーに乗り、標高831mの御岳山駅まで一気に標高を上げます。大岳山・御岳山(御岳神社)・日ノ出山・ロックガーデンへの玄関口になっています。駐車場料金が1,000円でケーブルカー往復1,060円と、あまりリーズナブルなお値段ではありませんが、利用価値はあります。
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展望台からは青梅の町から日ノ出山方面が良く見えます。御岳山駅は平日でしたが、紅葉シーズンですので沢山のハイカーで賑やかっていました。
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御岳神社までの道は整備されていて、参道には沢山の民宿があり、宿場街になっています。干し大根を横目に幼少の頃の懐かしさを感じながら歩きます。時折、参道には軽自動車が走っていました。
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国の天然記念物の神代ケヤキで樹齢推定一千年、樹高30m、目通り8.2mだそうです。 神代ケヤキを通過すると神社手前の土産屋通りで、食堂・売店も沢山ありますので観光気分です。
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ここが武蔵御嶽神社の長い登りです。年配ハイカーの後をついていきますが、約250段位もの石段を登りこみます。神社付近は紅葉が映えていますので記念撮影の場として皆さん立ち止まります。
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武蔵御嶽神社は第10代崇神天皇の時代(紀元前90年)に創建、第12代景行天皇の時代ヤマトタケルノミコトが東征の際、白狼の先導によって難を逃れられたと伝えられる神社で、古くから霊山として信仰されてきたということです。武蔵御嶽神社には立派な狛犬が二匹います。
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御嶽神社を後にします。石段を少し下りたところに長尾平方面の分岐で道標に従って右方向へ下ります。途中に冬桜がけなげに咲いていました。
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長尾平の広場で沢山の人達が休憩をしています。ヘリポート兼用の長尾平園地で展望台もあり、左側には日の出山が良く見え、右側には鍋割山と奥には大岳山も見えます。※トイレがあり、凄く広い場所です。
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あっと言う間に雲に覆われ雨が降ってきましたので、折りたたみ傘を差します。奥の院との分岐にある天狗の腰掛け杉です。天狗の腰掛け杉は樹齢350年、樹高60m、目通り6.5mです。江戸時代初期からあるそうです。奥の院〜鍋割山を通るコースの予定でしたが雨が雹に変わりだし、寒くなってきましたので巻き道で大岳山へ向かいます。30分ほど歩いて行くと年配のご夫婦が天候不良の為、山頂を諦めて戻ってきました。
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途中で単独の若い男性とすれ違い、大岳山山頂は雪が凄いと言ってました。以降は貸切歩きになりました。緩やかな山道もブルーシートの掛かった倉庫を横目に過ぎると急勾配になります。霙で岩と鉄の階段は滑りやすいので気をつけて歩きます。
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大岳山荘は廃墟のように見えますが、人が整理をした跡が伺えます。山荘展望台は何故か立入禁止になっていますが綺麗なトイレは使えます。
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大岳神社付近はひっそりとしていて雪に変わって来ます。休憩広場は広く、神社には小さい狛犬が2匹いました
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神社を過ぎてすぐに、切断された大木の間が登山道になっています。ここから急坂の連続で足場はしっかりしていますが、滑らないように登っていきます。
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大岳山頂手前からは本降りに変わって来ました。傘の隙間から入る雪で服装は真っ白に変わっていきます。山頂はもちろん独占貸切で大粒の雪が降っています。
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周りの木々は雪化粧に変わり、冷えてきます。お湯が沸くまで冷えた両手をバーナーにかざし、温まります。温かいカップヌードルで美味さと元気を頂きました。
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午後2時半になりますので撤収する事にします。圏央道を走っていた時点では午後は快晴の予報で、富士山を眺められるよう期待していましたが・・・。まさかの初雪で本当に驚きです。
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大岳山荘まで下がってくると、雪は雨にかわります。天候が悪いので鍋割山方面には行かずに来たコースを帰りますが、誰とも行き会いませんでした。
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しばらく歩き、分岐をロックガーデン方面へ向かいます。やっと若いカップルとすれ違います。滝の流水の音が心地良いBGMのように聞こえ、誘われます。綾広の滝は落差は10mほどで、スローで、すっと流れ落ちるとてもさわやかな滝です。
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渓流沿いに岩を並べて飛び石状にしたところがいくつもありますが、ロックガーデンのメインだったのでしょうか?
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目の前に天狗岩が現れます。すぐ先の急な鉄のはしごを下がって行くと岩盤広場があり、七代の滝から清流が流れ落ちていました。
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七尾平までの急坂は案外登り応えがあり、ひと汗かきます。長尾平のベンチで“いつもの珈琲”を飲んで寛ぎ、静かな夕暮れ時を堪能します。御嶽神社にはもう誰もいません。もちろん土産屋通りの店のシャッターも閉まっていました。
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御岳山駅へ帰る歩道はヒンヤリして足元まで冷たくなります。午後5時ですが辺りはすっかり暗くなっています。
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天候も回復し、青梅の街並みの夜景を眺めながら歩きます。ケーブルカーの時間待ちが10分ありましたので展望台に行き、夜景を楽しみます。
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17:15分発のケーブルカーに乗車し滝本駅へ・・・帰りはサイボク温泉まきばの湯で汗を流し、疲れを癒します。売店でお楽しみのハムとしゃぶ肉を買って、帰着後ハイボールと一緒に頂きます。
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おまけ 瀧本駅からケーブルカーを使っての御岳山(御嶽神社)の往復は、紅葉シーズンだった
ので沢山の観光客で大変と活気がありました。ロックガーデン上の分岐より、大岳山
までは、天候が悪く、3人のハイカーとすれ違っただけでした。うち2名はご夫婦で、まさ
かの雪で途中で撤収してきたそうです。
昨年に続き2回目の大岳山でしたが、今回は悪天候でしたので奥の院と鍋割山は歩き
ませんでした。しかしながら11月の下旬に東京のお山で初雪に降られ、満足しました。
天候 :晴れ⇒曇り⇒雹⇒みぞれ⇒雪⇒曇り(とっても忙しい天気でした)
疲労度 :★☆☆☆ 奥の院経由で歩かなかったので案外楽な感じでした。
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