白毛門  笠ヶ岳

白毛門 標高1,720m 笠ヶ岳 標高1,852m 標高差約1,160m 歩行距離約8.7km 水上町

行程:駐車場⇒(95分)松ノ木沢の頭⇒(35分)白毛門⇒(45分)笠ヶ岳⇒(38分)白毛門⇒(100分)
駐車場 (歩行時間313分 ※本日は調子が良かったみたい!:全所要時間340分) yahoo地図 

(全行程9:00駐車場スタート~pm2:40着)

※歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので、参考にはなりません。 
白毛門とは冬の山腹にあるジジ岩、ババ岩に雪が付いて、氷門のようになり、白髪頭のように見えるところから命名されたと言われています。 又、谷川岳を望む絶景ポイントとしても有名みたいです。
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(登山口にある谷川
 連峰馬蹄形概念図)

上の写真は白毛門から尾根沿いに笠ヶ岳へに向かう途中からの写真です。笠ヶ岳へ向かうハイカーは極端に少なかったですが、山頂からの景色は雄大でした。

関越道水上インターから谷川岳方面へ。土合駅を過ぎて踏切りを渡ったらすぐ左カーブの土合橋の手前を右折すると、大きな未舗装の駐車場があります。駐車場の奥が登山口になっています。※トイレはありません!  

橋を渡り、少しすると登山道が始まります。最初から急坂の連続で、木の根の梯子みたいな山道を手も使い、ひたすら登って行きます。途中、若い小グループに追い越されますが、何せ本日は笠ヶ岳までなので体が慣れるまで我慢のゆっくり歩きです。樹林帯の中は風が無く、汗ダクダクですので水分補給をしながら歩きます。先ほどの若者が休憩をしていたので追い越します。※その後抜かれますが、又追い越して徐々にペースを上げ、距離を広げます。

前を歩いていたおじさんが急にいなくなりました?? カサカサと、四つん這いになって山道に必死で這い上がってきました。服は汚れているが怪我はなさそうです。標高1,200mの標識を過ぎると、視界が開け出し風も心地良くなり、急な岩場をいくつか越えていきます。

  
眺望の良い松ノ木沢の頭に到着です。谷川岳方面を見下ろすと、ロープウェー駅はいつの間にやら遥か下の方に。
松ノ木沢の頭では沢山のハイカーが景色を眺めているので、水分補給のみで通り過ぎます。

トラロープの岩場付近で渋滞していたので、端っこから10人位、一気に追い越して進み、最後の鎖場を登り込むと山頂です。

山頂は狭く、少しガスっていますが谷川連峰の雄姿はしっかり見えます。この時点で午前11時少し過ぎですが、予想外の満員状態なので、休憩はしないでウイダーインゼリーを補給し、すぐに笠ヶ岳へ向かいます。


気持ちの良い尾根道より、雄大な景色を見ながら笠ヶ岳へ向かいます。途中、クマ笹道でおばちゃんハイカー3人とすれ違います、私が元気に挨拶をする2番目のご婦人がすれ違い様によろけて、こけました.。すぐに立ち上がり、恥ずかしそうにニコッと笑ってました。東京から電車とタクシーに乗り継ぎ、朝日岳方面から白毛門経由で土合駅までの行程で、朝の5時から歩いているので疲れたそうです。

最後の滑りやすいガレを登ると、笠ヶ岳山頂です。奥には朝日岳から新潟の山に通じる稜線が見えますので登りたくなってきました。山頂にいたハイカーに「朝日岳までどの位かかりますか?」と聞いたら、「まだまだ、ずーっと先ですよ」と言ってたので冒険はやめて、谷川の景色をおかずに昼食です。3人組のハイカーさんに景色を見ながら、谷川連峰縦走コースの説明を沢山してもらいました。


山頂から朝日岳方面に見える、小さな避難小屋の見学です。外見よりも中は綺麗で、食糧と寝袋と時間があればここに泊まり、縦走コースをしてみたいと、綺麗なキティーちゃんのマットを見て思う私でした(^-^)! 親切な3人組を後にして、白毛門へ戻ります。

2回目の山頂はカップルだけだったので静かです。邪魔をしては申し訳ないと思って、休まず下山です。白毛門の名前の由来となったジジ岩とババ岩を見ながら歩きます。松ノ木沢の頭も年配のご夫婦だけだったので、ここも気を使い通りすぎます。

滝の音が清々しい。木の根っ子の避難場所みたいな、ヒノキのウロを過ぎると、笠ヶ岳へ向かう尾根道ですれ違ったご婦人さん達に追いつき、少し話をしながら歩きます。

団体さんが団子状態なので、ゆっくり後について下山します。結局、笠ヶ岳までピストンをしたのは私も含め4人で、笠ヶ岳方面から縦走して来たのは元気なご婦人3人組だけでした。駐車場に着くとまだ沢山の車が駐車してあり、土合駅へ歩いて行く人達も多かったです。日曜日の白毛門は大変賑やかでした。

車に乗り、土合駅をすぎると凄い数の遠足軍団が歩いています。多分、天神平方面に行って来たのでしょうか? 湯テルメ谷川では、白毛門登りで一緒だった同世代のシングルハイカーと、お会いしました「笠まで行ったんですか」と聞かれたので「ハイ」と答えたら、早いですねと言われました。




 途中に咲いていた花々は、実物の方が艶やかで綺麗でした。※主に笠ヶ岳へ向かう途中です。
まけ 

 白毛門は急坂の連続で手強いと聞いていたので、覚悟をしながらひたすら登ったのと
 最初のうちはゆっくり無理をせず歩き、要所でアミノ酸入りのスポーツドリンクで栄養補給
 したのが、良かったみたいで、笠ヶ岳山頂での昼食休憩だけの行程でも大丈夫でした。 
 初夏の白毛門は登山者が多く、花々も綺麗で登りがいのある楽しめる山でした。 
 次ぐ日は本当に久し振りの筋肉痛に見舞われ、気持ちと違って体は正直者ですよね!
 何故か私の目の前で年配の方が2名転びましたが、怪我はなかったので幸いです。

天候:曇のち晴れ時々ガス 
出会った人=50人位? 
全く当てにならない疲労度:★★★☆☆ ※何時かは馬蹄形に挑戦したいです。


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