榛名外輪山(相馬山1411m)2007.10.15(月)  ※PM 1:00スタート 
北風にすすきがゆられ、静かにそびえる相馬山(スルス岩手前から


沼の原駐車場はグランドの横にあり、収容台数も相当置けます。駐車場には出来たばかりのトイレと、手前には休憩所がありますので、おにぎり弁当を頂いてから出発です。親切設計のスタート地点となりました。
松乃沢登山口からスルス岩経由で相馬山へ向かいます。そそり立つ相馬山は榛名山群のなかでもひときわ目につく山で、一度は登りたいと思っていました。コースにもメリハリがあり、自宅から近く、お手ごろ登山です。
登り始めて15分ぐらいはハイキングコースで、ウォーミングアップにちょうど良いです。あれこれする内、スルス山のわきを素通りします。※帰りに寄る予定です。
スルス峠からは立派な木の階段が整備されていて、落葉樹のトンネルのような道を抜けると、立派な木の階段とコンクリートの階段があります。
ここはヤセオネ峠への分岐にもなっていて、少し下には真新しい石仏などもありますが、木の間から透けて見えます。信仰登山の人達には、ヤセオネ峠からの道が参道になっているようです。
木の階段を登り切ると立派な赤い鳥居が現れます。相馬山と書かれていました。

ここからはかなり険しい登りになり、昔の参道として天然の岩を階段状に形成してあります。登山道の両側にはおびただしい数の石碑・石宮が奉られていていますので、まさしく参道です。
急な2ヵ所のハシゴ場を過ぎると登山道は徐々に緩やかになり、鳥居が見えるとそこが山頂です。
山頂には黒髪山神社があり、山頂からは、前橋・高崎方面からの関東平野が見え、東側と北側は木々が邪魔をして視界不良。耳をすませば榛名のヘヤピンコーナーから直線にかけてでしょう。カスタムカーの排気音が、やまびこのように鳴り響いていた。
(さすが秋名山)
帰りはやはりスルス峠へ。来た道を帰って行く、やがてスルス岩に到着。小さい登り口で、ちょっと登った所に鉄のハシゴがありました。
高さ10m程の岩峰の頂上まですぐ登れ、眺めは良好。正面に榛名富士等の外輪山が見えました。 岩の上には石碑が祀られていました。360度の展望がこの高さから味わえました。
帰りは榛名神社でお参りです。
境内は格式高くそして遊歩道もあり、歴史を充分に感じさせられました。夕方で、今にも雨が降りそうですが6組20人位の参拝客がいました。10年ぶりに再来しましたが、以前よりずっと重みのある神社に感じさせられました。
  
   天候・晴れのち曇り
   出会った人 3組5人

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