蓼科山

蓼科山  標高2,530m   標高差 約625m  歩行距離 約5km 
行程:七合目駐車場⇒(70分)将軍平⇒(30分)山頂(休憩50分)⇒(20分)将軍平⇒
(60分)七合目駐車場 (歩行時間3時間:全所要時間3時間50分) 
  am11:50~pm3:40    yahoo地図     2009/8/27
丸く突き出たその山容は美しく、日本百名山に選ばれている山です。初心者にも容易に登れる山として登山客が多く訪れます。主な登山コースは御泉水自然園から登るコースで蓼科山の7合目です。針葉樹林帯を登り、岩石まじりの急登のち山頂ヒュッテへ。視界をさえぎるものがない山頂からは360度パノラマの展望がひろがります。  白樺観光協会より。
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山頂にあった周辺案内板
佐久インターから白樺湖方面へR141号線⇒R142号線⇒R152号線⇒R40号線を走り、女神湖を右手に過ぎてから蓼科牧場交差点を左折し、夢の平林道に入ります。道なりに行くと御泉水自然園駐車場を過ぎてから左手に20台ほどの7合目駐車場があります。向かいの鳥居が登山道入り口 (水洗トイレ完備)※手前に未舗装の第二駐車場もあります。※上記の写真は帰りに撮った、ゴンドラリフト山麓駅付近から。 

駐車場は満車状態でしたが、辛うじてとめられました。第二駐車場は観光バスが数台ほど駐車してありました。蓼科神社の鳥居をくぐって登り始めます。鳥居手前にステッキが置いてあり、自由に使えますので先輩はもれなくお借りしてました。最初はクマ笹の中の平坦な山道を歩きます。


クマ笹を過ぎると、徐々に岩が多くなってきます。馬返しを過ぎると、天狗の露地の案内板がありますので、右側に少し行くと展望場所があります。


少しガスっていますが、眼下に女神湖と霧ヶ峰~美ヶ原等の山々が見えます。登って来た登山道に戻り、登り始めると、傾斜が急になって来ます。


倒木が多く、少し荒れた道を登って行くと賑やかな声が聞こえて来ます。蓼科山荘には沢山の人達が寛いでいて、大河原峠からの山道との分岐にもなっています。ポカリチャージをしてすぐに山頂へ向かいます。

ここから岩がゴロゴロしていて、登りにくい急な坂になります。若い団体さんがぞろぞろと50人位、下りてきます。観光バスで来た団体さんみたいです。※大阪からお越しのチビッコの二人は山好きのお父さんの影響で元気に登っていました。その後、何回も行き合い「おいちゃん!」と、気安く呼んでくれました
大きい溶岩石の登りが続きます。途中でへばった先輩を後にして、矢印マークをたどって一気に高度を上げます。

登り終わると目の前が蓼科山頂ビュッテです。5分位で先輩が到着して、先ずは三角点がある最高地点へ向かいます。みるみるガスに覆われ山頂からの景色が無くなってきました。
山頂はとても広く、火山弾のゴロ岩です。山頂部のほぼ中央に蓼科山神社の祠がありますので、お鉢から廻りこんで向かいます。

方向盤まで移動して景色を眺めますが、残念ながらガスの中で視界不良です。しばらくするとガスの切れ間から一瞬、眺望が開けます。
その後も5分置き位に、ガスの切れ間から白樺湖と信濃の山が姿を出します。カップラーメンとおにぎりで昼食ですが、本日はとても旨かったです。
帰りは、ゴロ岩を滑らないように気をつけながら下ります。帰りに見下ろす蓼科山荘や、その後も女神湖の景色も印象的な光景です。驚く事に下山途中、蓼科山荘少し上ですれ違った健脚夫婦が、早くも下山してきて追い越して行きます。駐車場から山頂まで1時間で下山は40分位と言ってました。

駐車場に到着する頃、何故か天気はすっかり回復して晴れです。先ほどの健脚夫婦が目の前を軽に乗り、お辞儀をしながら帰って行きます。何気にナンバーを見ると私と同じ群馬県民でした。帰りに山麓駅付近から眺めた蓼科山です。
蓼科第二牧場では、広々とした草原を自由に走り回る馬たちを眺めることができます。
牧場でゆっくり散策しながら蓼科山を望みます。

途中に咲いていました。    ※コスモスとワレモコウは蓼科牧場です。
おまけ
 大ゴロ岩の登りは、とにかく歩きづらかったので、
 歪な感じで腰を曲げたので、持病の腰痛が出てしまいました。
 帰りに小諸天然温泉に入ってから薬局でフェイタスを調達し、
 腰を伸ばしながら運転をして帰りました。
 
しかしながら、気持ちの良い風に吹かれながら満喫し、
 先輩と信州の名山に登れ、
 満足させて頂きました。ひらさんの足跡を参考にさせて頂きました。

天候:晴れのち・曇りのち・晴れ!でタイミング悪く山頂ではガスでした。  
出会った人:100人位で驚きです。 登山道は途中、何ヶ所も交互通行状態でした。
当てにならない疲労度:★★☆☆☆ ゴロ岩の下りは腰にきました。

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