傘をさして父不見山-志賀諏訪山!笠丸山は門前払い!
2017年4月9日
父不見山(ててみえじやま)は、平将門が戦死したとき、その庶子福田太郎丸が「もう父を見ることができない」と嘆き悲しんだという伝説が山名の由来の一つにある。諏訪山(神流町)は、埼玉県境に位置し、志賀坂高原森林公園内にある。登山道が整備されたハイキングに適した山。山ふところには、冬の氷瀑が見事な「九十の滝」がある。
当初はワンコと花見ハイキングの予定でしたが、残念ながら昨日に続いて、雨模様の日曜となってしまいました。悪天候なのでワンコは留守番させ、残りのぐんま百名山訪問をすべく、神流町に佇む父不見山、志賀坂諏訪山、etcへ訪問する事にします。

当初は父不見山は小平からの訪問を考えていましたが、雨が強く降っているので、杉ノ峠からの最短距離に変更です。長久保林道を車を走らせて行くと、ひっそりした登山口があります。Pは無いので路肩スペースに止めます。傘をさしゴアのレインを着て、閑散とした視界不良の山道を黙々と歩き始めます。
 Google ストリートビューで登山口を詳しく表示! 
九十九折の坂を登り切ると杉ノ峠に到着です。2000年の大規模な山火事で山の南面は焼野原になったようです。杉ノ峠は、群馬県の神流町と埼玉県の小鹿野町との境にある昔ながらの峠です。
尾根の稜線は良く踏まれていて歩きやすい。天候が良く視界良好でしたら、良い景色が広がる気持ち良い稜線でしょうね。少し頑張ると早くも到着!父不見山の頂は標識が無ければ通り過ぎてしまいそうです。雨が強くなって来たので、ひと息入れて直ぐ下山!
全くの視界不良の中!帰路は23分で杉ノ峠へ帰着! 続いて諏訪山へ向かうべく、志賀坂トンネルへ向かいます。神流町から叶山鉱山を眺めます。採掘が始まる昭和59年以前の叶山は、一昔前の武甲山同様普通の形の山容でした。長い年月の採掘を経て、叶山の上部は削られています。


 志賀坂諏訪山へ!

 雨降る志賀坂トンネルサイドにある駐車場は、予想通りの貸切!         駐車場の案内板のアップ!
Google ストリートビューで登山口を詳しく表示! 
諏訪山へは「尾根コース」と「谷コース」があります。雨が降っているので迷わず尾根コースよりスタート!九十九折の坂を登って行くと、やがて尾根に出ます。
        単調な木段を登って行きます。             鉄塔付近は開けていて、眺望が良く心地良い!
     4回ほど訪問した両神山が凛々しく見えます。             向かう稜線の先には諏訪山!
やがて谷コースとの合流です。ここから先は雨でヌカヌカ道になっていました。登山靴を汚さないよう気を付けますが、既に泥だらけ! 山頂直下には頂まで2分!と表示されていましたが、2分掛からず諏訪山山頂へ到着!まずは山頂シンボルの祠に手を合わせます。
         三等三角点を優しくポチン!                  再び雨が強くなって来ました。
         両神山の核心部のアップ!            帰路は汚れた登山靴を沢で濯ぐべく、谷コースへ!
荒れ気味の谷コースは歩き難くテンションが下がります。正面には二子山(小鹿野)が見え隠れしています。ハシリドコロは開花待ち!やがて小雨に変わって行きます。※正直言って帰路も尾根コースの方がお勧め!
 眼下には利用頻度が低そうなあずま屋が見えて来ました。              沢付近の荒れた山道!
   泥だらけになった登山靴は沢で濯いで綺麗になりました。      程なくして、志賀坂トンネル駐車場に帰着です。
雨も止み、時間も体力も残ってますので、本日3座目の笠丸山(上野村)へ向かいます。もうすぐ咲き誇るアカヤシオの開花で知名度が高い笠丸山は、今月のヤマレコでお勧めになっていましたが・・・、しかしながら登山口手前1km付近では、トンネル工事の為全面通行止めになっていました。歩いて登山口へ向かおうと思いましたが、残念ながら徒歩でも通行禁止になっていました。
 通行禁止期間H28年11月21日〜H29年12月20日まで!)

※本日(4/10)のお勧めレコでは 「 登山口の1km手前で工事中のため車両通行止めとなっています。
(迂回路あり)」となっていました。

 道の駅 上野に併設されている、 琴平センター内のお食事処 琴平で、いのぶた餃子ラーメンセット(1050円)を頂きます。
 
 【父不見山】歩行距離2.9q 標高差285m
 杉ノ峠登山口(9:27)⇒父不見山(9:59)⇒登山口(10:22)行動時間(55分)

 【賀坂諏訪山】歩行距離3.8q 標高差385m
 志賀坂登山口(11:17)⇒諏訪山(12:06)⇒登山口(12:41)行動時間(1時間24分)

 ※雨で景色は無く、チャッチャカ歩きでしたので、
  歩行時間は参考になりません!両山、積雪は全くありませんでした。

 ぐんま百名山登頂状況一覧! 残り10座ですが、主だった山は訪問しているので、寄り道が沢山ありそう!


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