筑波山

筑波山  男体山860m・女体山877m 高低差、約625m 歩行距離、約6.8km つくば市

行程  登り:白雲橋コース   下り:御幸ヶ原コース  2009./7/26
往:筑波山神社手前P⇒(10分)女体山登山口(白雲橋コース)⇒(55分)弁慶茶屋跡⇒(26分)
女体山⇒(24分)男体山 ⇒(10分) 復:筑波山ケーブルカー山頂駅⇒(65分)筑波山神社手前P
 (歩行時間190分:全所要時間235分)   yahoo地図  
※歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので、参考にはなりません。

関東平野の中で一際目立つ山で、山頂は男体山と女体山の二峰に分かれています。筑波山神社とつつじヶ丘を起点に山頂へ向かうハイキングコースがあります。周回コースを行くと奇岩、怪岩を巡るコース等があり、要所に解説板があります。 観光地としても、男体山へはケーブルカーで、女体山へはロープウェイで山頂へ上がれます、手軽に関東平野の大パノラマが楽しめます。低山ですが、堂々の日本百名山です!

深夜に関越高速・外環道・常磐高速を乗り継ぎ、矢田部東Pで仮眠をしてのスタートです。※首都圏内走行が含まれている為、残念ながら休日割引(千円)は使えませんでした。
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女体山山頂のコース看板
駐車場は市営のPが4ヶ所ありますが、他にお土産屋さんもOKで、相場は500円です。市営Pは神社から少し離れているので、神社手前の展望お座敷(神田家)と言う土産屋へ駐車します。買物を1,500円以上すると駐車料金が500円⇒300円になります。(am9:20出発)
筑波山神社へ向かう階段を上ってから、神社入口付近にある神橋手前の右側の路地を進んで行き、杉本屋という茶屋の脇を進みます。分り易い案内板に導かれながら歩いていきます。

小さな鳥居をくぐると登山道が始まり、途中に酒迎場分岐に出ますので、左の白雲橋コースを進みます。前日、雨が降ったみたいで、ぬかった山道は滑るので気を付けながら歩きます。展望のきかない樹林帯の中は風が遮られて、とにかく暑い!早くも1リットルの水分補給です。

白雲橋コースには白蛇弁天の小さな社があり、前には沢山の登山者がいますので、休憩をしている時に追い越します。距離入りの標識が要所にあるので自分の位置が大体わかります。
標高を上げると大石混じりの山道になり、視界が開け始めます。賑やかしい声が聞こえ始め、弁慶茶屋跡(分岐点)に到着します。
20名以上が休憩をしています。早くも3本目のポカリを口にして、辺りをみると端っこに小さい祠があります。ここから女体山山頂まで奇岩・名所の穴場の連続となります。

 
弁慶茶屋を過ぎると一変して岩山となり、奇岩が出現です。さすがの弁慶も恐怖の余り、7回後戻りしたという伝説が残る、弁慶七戻り。少しして胎内くぐりと出船入船の奇岩の連続ですので不思議気分です。
裏面大黒・北斗岩・大仏岩が現れ、それぞれが個性が違う奇岩です。名所を見ながら進むと、徐々に展望も開けてきます。
最後に岩場を急登すると、筑波山神社女体本殿がある山頂に到着します。

山頂は沢山の人でごった返ししていました。天候は晴れて暑ついですが、残念ながらガスがあり、遠くの山々の景色は得られませんでした。
混雑のなか、方向盤まで移動しましたが、ご婦人のテーブル状態になっているので、真上から見えませんでした。山頂の岩陰で、山百合が静かに咲いています。
女体山山頂から、今から向かう男体山の眺めです。電波塔から山頂駅のある御幸ヶ原が良く見え楽しみです。
 
四六のガマの伝説を生んだガマ石です。ガマの口に上手に石をなげこむと良いらしいですが、沢山人がいるので遠慮しました。通信所、アンテナなどの前を少し歩きます。
御幸ヶ原(標高790m)です。男体山と女体山の鞍部には、ケーブルカーの山頂駅や土産屋が並んでいる、賑やかな広い平坦地です。日差しが強いので、みなさんは手前の日陰でシートを広げて休んでいました。

女体山を振り返ると、沢山の人たちがいますが、服装からするとケーブルカーやロープウェイ経由の観光客が殆どみたいです。ベンチに座り自販機で買った冷たいお茶を頂き、今から登る男体山を見ながら昼食です。※本日の水分補給、2リットル超え!
男体山山頂にはイザナギノミコト本殿があり、右手には測候所みたいな建物があります。樹木に遮られていて眺望は良くありませんでした。
下山は団子状態で御幸ヶ原コースからです。最初は木の階段をずーと下り、途中から湿った単調な山道に変ります。まだ午後1時前なので沢山の人達が登ってきます。
ケーブルカーの交差地点広場で、沢山の人達が往来を待ってましたが、素通りをして進みます。何故かゴーと音がしたので視界の明けた場所から撮影しました。近距離だったのでケーブルカーの中のおねーさんと目が合い、お互いニコット!(^-^)!
ケーブルカー始発駅に到着です。とにかく暑い!洗面所で頭から水をかぶり顔をあらい、売店の梨ミックスソフトクリームで暑い体を冷やします。サッパリしていて実に美味しかった。
帰りは筑波神社見学です。筑波男の神(イザナギ)と筑波女の神(イザナミ)の二神がまつられていて、全国屈指の由緒ある神社です。縁結び、夫婦和合の神として信仰を集めています。
神社境内ではご存じ、名物ガマの油売りの観光実演です。沢山の人だかりで賑やかでした。筑波神社を後にして、鳥居の先には車を駐車した土産屋に早くも到着です。


またまた喉が渇いたのでコンビニに寄り、ポカリのペットで喉をしめらせます。
セブンの駐車場から、先ほど登った筑波山を望みます。



足立区にある親戚の中華料理店に寄り、美味い中華を頂き、念願のシャワーを浴びます。
夕方に練馬インターに入ると、優雅に大きな飛行船が飛んでいました。

 筑波山の花々ですが、山百合は山頂のあちらこちらで咲いていました。

おまけ
 

 
日曜日の筑波山の登山者と観光客の多さに圧巻です。市営Pをたどっているうち人混みの中の
 神社手前まで来てしまいましたが、お土産屋では誘客駐車案内の競争で、すんなり近場に駐車
 出来ましたのでラッキーです。 本日は、異常なほど暑い日になりました。筑波山は前日、大雨
 が降ったみたいで湿度が高く蒸し暑い。時折の風が救いで、結局、500ペット5本道中に飲み干し
 その分、汗で吹き出ましたので、ズボンまで汗で濡れてしまいました。中には2リットルのポカリの
 ペットボトルを片手に飲みながら歩いている人も数人いました。ご婦人達はうちわで顔を扇ぎな
 がら登ってらっしゃいました。 

 予定外の猛暑になった山歩き、これも試練ですかね!※13日前の富士山では雪混じりの突風が!
 日本百名山の最高峰は富士山(3776m) 最低峰が筑波山(877m)です。
 
 
天候 :花雲のち晴れ   
出会った人 何百人  
全く当てにならない疲労度:★★☆☆☆ ※暑すぎました。

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