黒檜山

黒檜山 標高1,828m  標高差約628m  歩行距離約8.0km

行程:花見ヶ原森林公園(10:42)⇒中間地点(11:28)ベンチ休憩所(11:48)⇒御黒檜大神(12:18)⇒黒檜山
(12:22)⇒
展望所(12:28~13:05)⇒黒檜山山頂(13:10)⇒ベンチ休憩所(13:32~13:37)⇒花見ヶ原(14:30
(歩行時間3時間6分:全所要時間3時間48分) am10:42~pm14:30   yahoo地図  mapへ
ワンコ(nanaco)に合わせてテンポ良く歩きましたので、歩行時間は参考にはなりません
赤城山は、榛名山・妙義山と合わせて「上毛三山」の一つに数えられています。赤城山の最高峰は黒檜山で、日本百名山と、日本百景の一つにも選ばれています。中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまで広く緩やかな裾野の高原台地をなしています。裾野の長さは富士山に次ぐ面積を誇ります。
主だった黒檜山への登山口は、北面道路手前の黒檜山登山口と駒ケ岳経由の大洞登山口からです。今回はワンコ(nanaco)同行ですので、花見ヶ原森林公園から628mの標高差を4kmかけて登る、緩やかなコースです。山道には山ツツジやミツバツツジが咲いていて、今回のお目当てはシロヤシオツツジ観賞です。※nanacoはロングヘアードですが、ハイキングが好きなのでサマーカット仕様になっています。
R122を日光方面へ向かい、道の駅くろほね・やまびこを過ぎた下田沢の信号を左折します。利平茶屋森林公園入口を通過して更に進んで行くと、花見ヶ原森林公園への案内看板がありますので、左折します。突き当たると花見ヶ原キャンプ場の駐車場が右側にあります。仕度を整え出発と思いきや、ガスが巻いて時々視界が遮られます。

つつじ園の看板に誘われるように道なりに真っ直ぐ進んで行きます。レンゲツツジや山ツツジが沢山咲いています。しばらくツツジ観賞をしていると、急かすようにnanacoが振り向いています。 随所に道標がありますので、わかりやすい山道です。 
ミツバツツジを横目に緩やかな山道をしばらく進んで行くと、石がゴロゴロとした場所に出ます。辺り一帯、シロヤシオが満開状態で咲いています。本日は予報に反して、日射しが途切れたスッキリしない天候ですので、鮮やかに花々を写せませんでした。おまけに一眼レフは車の中に置いたままです。

登山道を外れ、シロヤシオの群生方面へと少々藪コギを始めます。ミツバツツジとシロヤシオの豪華競演をしばらく眺め、立ち止ります。折角写した写真の大半は、ピンボケ写真になってしまいました。
nanacoが早く歩きたいよ~!のしぐさのサインを、足元に寄ってきて頻りに送ってますので、山道へ戻りペースを上げて進みます。やがて木段や木道の道へと変わって行きます。ベンチ付き休憩場でひと息入れます。
距離入り道標は随所に設置してありますので、自分の位置が把握できます。シャクナゲが一際目立って咲いていました。そして本日初めて、単独おじさんとすれ違い、nanacoとの貸切道中は解除されました。
最終のイワ岩を登って行くと、本日初めての景色をお世辞程度に拝みます。駒ヶ岳と地蔵岳がガス中から頭を出しています。遠方は全くの視界不良です。
御黒檜大神手前の駒ケ岳と花見ヶ原キャンプ場の分岐に呆気なく到着です。前方から大団体さんが20人位下がって来ます。てっきり駒ケ岳への周回コースへ下がって行くと思いきや、花見ヶ原方面へ下がって行くではありませんか・・・。もしかして分岐手前で、私がすれ違い待機をしていたので間違って行ってしまったのでは?? 皆さんnanacoに応援のお声を掛けて頂き、ありがとうございました。※花見ヶ原方面にはバス停もマイグロバスも無かったと思いますので・・・。
貸切の御黒檜大神に到着です。ガスが少し抜け、小沼と地蔵岳が姿を現しました。以前無かった新しい石柱が5本ぐらい新設されていました。自分勝手の要望ですが、設置ついでにトレードマークの鳥居を、真っ赤に塗りなおして頂ければ・・。
静かな黒檜山山頂に到着です。今回で多分、17回目だと思います。山頂には単独男性が1名いるだけです。すると展望場所方面から素敵な単独女性(ベテラン山ガールsan)がやって来ました。芸能人並みの美しいルックスで、曇った山頂は、私の頭の中だけ日本晴れになりました(^3^~♪。早速nanacoと一緒の写真を撮って頂き、記念に1枚撮らせて頂きました。県外から電車&バスで来られたそうです。北アルプスの縦走もされるそうです。ちなみに両神山の八丁尾根も最近登ったそうです。ご主人さんから○○○○の愛称で呼ばれている、山のスペシャリストです。※写真掲載許可を頂いています。
展望の利きそうも無い、展望場所へ移動です。見えるのは小黒檜山の反射板位です。天気が良い日には、浅間山~谷川岳~武尊山~日光連山~皇海山の景色を見渡せます。本日は群馬県民の頼もしい見方“セーブオン”で買った、埼玉発祥の『さいたま豆腐ラーメン』を頂きます。何処となく、懐かしいお味でとろみがあり、「大変美味しゅうございました」。
そして、だーれもいなくなった黒檜山山頂を通り過ぎます。素人作風の山頂看板は割れていますが、辛うじて健在です。駒ケ岳との分岐を花見ヶ原キャンプ場へ向けて帰ります。
ピストンですので、来た道を学習しており、早く来い!と言わんばかりに四駆のnanacoは、私を引き連れます。山道の脇にはスミレが健気に咲いています。
標高を下げて行くと再びガスの中へと入ります。ミツバツツジを見ながら木道を下がって行くと、シロヤシオポイントがありますので、再びお花観賞です。
山ツツジが多くなって来ると、花見ヶ原キャンプ場も間近です。現在、花見ケ原森林公園は、福島第一原子力発電所の事故の影響により閉鎖されています。キャンプ場の水場と水洗トイレは安心して使えます。
ふと気づくと、呆気なく下山完了です。花見ヶ原の総合案内所にはおじさんが滞在していましたので、中に入ってパンフレットを頂きました。短い脚で頑張ったnanacoは、帰路の車の中で疲れた様子です。
 おまけ 


 馴染みの黒檜山ですが、花見ヶ原森林公園キャンプ場からは初めて登ります。コースの標高差と歩行距離は
 他の登山口よりもありますが、緩やかで歩きやすい山道ですので、短足のnanacoでも容易に歩けました。
 標高を上げるに連れ、木道が設置されていますので、一番楽に黒檜山を楽しむ事が出来ました。
 樹林帯歩きですので天候が良い日でも、景色は期待出来そうもなさそうな感じです。

 花見ヶ原森林公園へ到着するとガスがかかり、スッキリしない天気でしたが、その分、涼しく快適に歩けました。
 本日のお目当てはシロヤシオ観賞ですが、タイミング良く見事に満開でしたので運が良かったと思います。

 先週は鍋割山(レポなし)へお邪魔しました。山頂で「のほほん山歩き」さんとお会いして
 nanacoをブログに載せて頂きました。
 
 天候 ガスのち曇り
 出会った人 花見ヶ原コース往復で2名 静かな山道でした。
         花見ヶ原or駒ケ岳分岐~黒檜山30人位 プラスαルックスの良いスーパー山ガールさん
 全く当てにならない疲労度:★☆☆☆


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