子持山

尾瀬ヶ原 標高1,400m付近   歩行距離16.8km  

行程:鳩待峠(10:25)⇒山の鼻(11:15〜11:20)⇒竜宮小屋(12:20〜13:13)⇒
ヨッピ橋(13:35)⇒牛首分岐(14:10)⇒山の鼻(14:48〜15:23)⇒鳩待峠(16:20)

(全所要時間 5時間55分 歩行4時間22分)  am10:25〜pm4:20  yahoo地図  ハイキングマップ(pdf)
尾瀬ヶ原は、数百万年前の燧ケ岳の噴火で只見川がせき止められて作られ、長い年月を経て今の湿原になりました。この湿原は、至仏山、景鶴山、燧ケ岳の標高2,000m級の山に囲まれた標高1,400mの高地にあり、東西に約6km、南北に約1kmにおよぶ湿原です。北東から下田代、中田代、上田代の三つに大きく分かれております。また発達過程の違いから、低層、中層、高層湿原に分けられます。低層湿原は、川の流域、湖畔に 見られ、流水により絶えず養分が供給されており、特色のある花々が咲いています。
            ♪夏がくれば思い出す はるかな尾瀬遠い空〜
唱歌・夏の思い出で親しまれている尾瀬。水芭蕉の季節、素晴らしい風景を楽しみながら、鳩待峠〜山の鼻〜竜宮小屋ヨッピ吊り橋〜牛首湖尻〜山の鼻〜鳩待峠の約16.8kmを、尾瀬の代表的な「水芭蕉」をはじめ、お花観賞を楽しみます。 堪能しながら歩きました。
尾瀬戸倉口より乗合タクシーにて鳩待峠へと向かいます。観光タクシーの運転手は地元の方で、尾瀬のホットな情報を頂きました。庶民的で親切な方でした。鳩待峠より尾瀬ヶ原が始まる山ノ鼻までは、片道3.3kmのやや下り傾斜の爽快な木道です。自然渋滞の中、森林浴で癒されながら軽快に歩きだします。

       コジマエンレイソウ                オオカメノキ?

   森林浴をしながらの木道歩きは爽快です。      早速、水芭蕉の群生が見えてきます。
    何と、遊歩道の脇にシラネアオイ           オオバキスミレ
    いよいよ尾瀬ヶ原突入です。            水芭蕉(推定30代)
10代〜30代の若い水芭蕉にスポットを向けました。
 開花期間の短い水芭蕉の季節の尾瀬ヶ原は、人!人!人!    ミズカシワ?

冬眠から目覚め新緑深まる山の鼻から多くのハイカーが木道を往来します。尾瀬ヶ原は厳しく環境保全されており、歩道は全て木道が設置されています。。


 尾瀬の雪融け小川は尾瀬ヶ原のアクセントです。     竜宮小屋が見えてきました。          
       タテヤマリンドウ                 チングルマ
   水芭蕉の群生(推定30代〜50代)           リョウキンカ
本日の最終目的地、ヨッピ吊橋へ向けて歩きだします。途中に山菜らしき植物がありました。
ヨッピ橋は、川面からの高さはさほどありませんが、基礎がしっかりしているので架け替えしたみたいです。雪融け水のせいか水量の多い爽やかな川でした。
合鴨が優雅に泳いでいます。時折水面に顔を沈ませ餌を突いてます。
壮大な尾瀬ヶ原 田代より、至仏山
池塘に小さな浮島が!木道が無ければ知らずに踏んでしまい、沈んでしまうんでしょうね。
   なんと!? 尾瀬では桜がまだ咲いています!       山の鼻小屋で一息!
ブルーハワイ氷ソフトクリームは冷えひえで頭の芯まで爽やかです。濃厚なソフトクリームは病みつきになる美味しさでした。山の鼻小屋の水場は冷たく美味いので、ペットボトルに今更ながら補注です。尾瀬銀座を後にして鳩待峠へ!
          イワナ                    サンカヨウ
        オオカメノキ?              ミヤマスミレの蜜を吸う蟻 
グッドタイミングで、庶民的で親切な観光タクシーの運転手さんに帰りもお世話になります。運転手さんに温泉入浴の割引券を頂き、帰りは片品の花咲の湯でゆっくり浸かって寛ぎました。

 おまけ 
  水芭蕉の見頃期間は極めて短かく、開花時期に尾瀬へ訪れるのは初めてです。
  日本百名山の至仏山と燧ケ岳の山麓を結ぶ、永遠と伸びた木道からの景色は雄大で、
  この時期ならではの大変な賑わいと活気を見せていました。
  尾瀬ヶ原は実際に歩いてみなければ、本当の良さは分からないと思います。(当たり前ですね)
  今度、燧ケ岳へ登るときに、尾瀬にまたお邪魔したいと思います。
  
 天候 : 曇り、少しだけ晴れ間
 出会った人=(千人近くいました。)
 全く当てにならない疲労度★☆☆☆☆

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