笠ヶ岳:標高2,058m(1,893mまで) 歩行距離 16.04km 高低差1,077m 累計高低差1,252m
奈良俣ダム手前駐車スペース(7:16)⇒林道出合(四差路)(7:56)⇒ワラビ平(8:58)⇒
咲倉沢ノ頭避難小屋(9:52~9:57)⇒片藤沼手前の残雪地帯(11:20)⇒咲倉沢ノ頭避難小屋(11:20~11:26)⇒
ワラビ平(12:15)⇒林道出合(四差路)(12:54)⇒奈良俣ダム手前駐車スペース(13:25)
(歩行時間5時間58分:全所要時間6時間09分) pm7:16~pm13:25 yahoo地図 2015年06月13日(土) |
尾瀬ヶ原を囲む峰々の中で、この山ほど静けさを保っている山はないであろう。鳩待峠から至仏山へ行く途中のオヤマオヤマ沢田代から分岐した道をたどると、なだらかな山稜を上下し、小笠の中腹を過ぎて笠ヶ岳東面のお花畑から南面へと道は続く。山頂からは足下に片藤(かたふじ)沼が光り、また平成元年完成の奈良俣湖を遠望できる。山頂から南へ約15分の片藤沼は、片品村と水上町藤原の境にあるのでこの名がつけられた。周囲70m、水深1m。水面に映る「さかさ笠」が美しい。ここから湯ノ小屋温泉へは、約4時間の長い下りで健脚向である。 |
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誰もいない奈良俣ダムを通過! 湯の小屋温泉の笠ヶ岳・至仏山登山口(R63線を少し行けば照葉峡)
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奈良俣ダムへ行く1つ目のトンネルを少し過ぎた場所にある駐車スペース 少し戻って、トンネル手前左の山道へ!
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山道に入ると小川に流され壊れた道で、木々を跨いだりしながらテンションが下がります。林道を出る手前は湿ったクマザサの藪漕ぎで、ズボンはびしょ濡れ!
木々の隙間より笠ヶ岳を望む、コースは左巻気味で!
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林道ゲートを跨いで通過 梯子を登って山道へ! アップダウンをしながら標高を上げる!
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笠ヶ岳が見えて来た! バナナみたいな木
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またまた林道歩き!
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タニウツギ 土砂崩れ 草漕ぎ!
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林道終点のワラビ平 ここから避難小屋まで白毛門の登りみたいに一気に標高を上げる 無風の中、汗が噴き出る!
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笠ヶ岳に大分近づいた! ようやく咲倉沢ノ頭避難小屋に到着!鉄の扉は外されていて緊急時以外は遠慮したい!※地図を良く見ると、以降のコースは【5月上旬~6月下旬の残雪期は入山禁止】と書かれてた(汗!)てっきり入山禁止区域は尾瀬ヶ原経由の至仏山付近だと勝手に思い込んでいた!戻ろうと思いましたが・・・。
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避難小屋より上州武尊山が近くに見える! ツマトリソウ 荒れた山道は久し振りに難易度が高い!
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山道のまん中に、再起動中の苔むす人に勇気をもらい先を進む!(素晴らしいオブジェ的な要素に大変興味を持った私) とうせんぼしている倒木をどうやって通過しよう?
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もうすぐ笠!
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残雪が多くなり、山道を探しながらの進行! 塩ビパイプからはちょろちょろで脇から流れ出てる水場 ナエバキスミレ
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思うように進めず、嫌気がさして来た! ミツバオウレン 残雪をいくつも越えて行くと・・・、
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だっだ広い残雪ゾーンに出てまったく山道がわからなくなった!危なくなったので撤収する事にしましたが・・・。狭い場所から飛び出して来た不明瞭なコースなので、全くわからない(汗!)GPSで確認しても数メートル単位の詳細がわからないと駄目!焦った気持ちを落ち着かせてじっくり探します。鹿の足跡や自分がぐるぐる付けた足あとで、辿るのは無理なので、GPSが指す方へ慎重に向かいます。この間写真を撮る余裕はなし!ようやく木々の隙間から不明瞭な山道を見つけ安堵しました。咲倉沢ノ頭避難小屋に無事戻ってひと息です!
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チャッチャカ標高を下げて! 振り返って笠ヶ岳 林道ゲートには工事車両が!
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道標を見落とさないよう! 藪こぎして山道に入ります。奈良俣ダムへの車道に着地! 気温が上昇してとにかく暑い!車に戻り、2リットルのペットボトルの水を頭からかぶってクールダウン!
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奈良俣ダムへ向かい小休憩!山頂で食べるはずだった復活ペヤング&ハムカツ&いなりずしを美味しく頂きます。下山後、楽しみにしていた「鈴森の湯」でゆっくり温まり疲れを癒します。
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おまけ
湯の小屋から笠ヶ岳のコースは、昨年秋に訪問を予定していましたが、
当日は雨の為、延期になっていたコースです。
下調べ済でしたので思い立ったように急遽向かいます。
山道に入ると動物の足跡だらけで荒れ気味!
林道歩きがやたらと長く、視界がまったく利かない樹林帯歩きです。
時折見える笠ヶ岳はまだまだ遠くに見えます。
山道には熊の樹皮剥ぎなども多くあり、熊鈴を二つ付けましたが、
賑やかな蝉の声で消されてしまいます。
ワラビ平を過ぎると咲倉沢ノ頭避難小屋まで急登の連続で、白毛門を思いだしました。
咲倉沢ノ頭避難小屋に到着して時計を見ると、
笠ヶ岳の先の小笠まで行っても17時前に帰れるペースでしたが・・・。
避難小屋でひと息入れて地図を見るとここから先は
【5月上旬~6月下旬の残雪期は入山禁止】と書かれていました。
引き返そうと思いましたが、もったいない意識が広がり、やっぱり向かう事にしました。
避難小屋からは体力に優しい緩やかな山道に変わります。
水場を過ぎると残雪が多くなり、いくつもの残雪を越えて行きます。
だだっ広い半径50mぐらいの疎らな変形した残雪ゾーンで、まったく山道がわからなくなり、
危険を感じて撤収する事にしました。
しかしながら木々の狭い場所から飛び出して来た不明瞭なコースなので、
全くわかりません(汗!) GPSで確認しても数メートル単位の詳細がないと駄目!
焦った気持ちを落ち着かせてじっくり探します。
(この間写真を撮る余裕は一切なし!)
鹿の足跡や自分がぐるぐる付けた足あとで、
辿るのは無理なので、GPSが指す方へ慎重に向かいます。
ようやく不明瞭な山道を見つけ、安堵しました。
あと100m少々標高を上げれば山頂で、通常なら40分位で行ける場所でした。
シーズンでも訪れる登山者は極端に少なく、寂しいルートです。
そして熊の生殖地としても知名度が高く、あまり推薦されいないコースのようです。
そんな山道を整備される前に入ったのは不覚(無謀?)でした。
湯の小屋からの山開きは7/1からだそうです。普通ならすぐリベンジするのですが、
そう何度も踏み入れる場所ではないので・・・。
ザック重量11.7キログラムを背負って!食事&おやつ休憩なしだったので
水分摂取量(2リットル)だけ!帰りもザックが重かった!
★★★今回の山行きは久し振りに自分なりに良い?教訓となりました。
全く参考にならないレポなので作ろうか迷いましたが、反省の意味で★★★
天候 : 曇りのち晴れ
出会った人 0人
全く当てにならない疲労度:★★★☆☆
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