・至仏山 標高2,228m 標高差、約821m 歩行距離、約10.7km
鳩待峠(9:22)⇒山ノ鼻(10:05)⇒田代(10:15)⇒山ノ鼻登山口(10:22)⇒
至仏山頂上(12:40~13:25)⇒小至山(13:58~14:15)⇒オヤマ沢田代(14:35)⇒鳩待峠(15:30)
(歩行時間5時間06分:全所要時間6時間08分) am9:22~pm15:30 yahoo地図 map |
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至仏山は尾瀬ヶ原の西にある山で、燧ヶ岳と並んで尾瀬を代表する日本百名山です。登山道は南東側の鳩待峠からと北東側の山ノ鼻からのコースがあります。登山ガイドに記載された山ノ鼻からの周回コースを歩きました。一般的に紹介されて比較的歩きやすい初心者コースは、鳩待峠からの往復です。※山頂から山ノ鼻ルートへの下山は通行規制がかかっていました。 |
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数日前にアルファード出動依頼を頂き、久しぶりのグループ歩き参加となりました。ワゴン車2台に分乗して15人で尾瀬ヶ原周回コースの予定でしたが・・・。早めに鳩待峠に到着すると、素晴らしい天候と紅葉に誘われて急遽、7名は至仏山登山に変更し、2班に分かれます。尾瀬戸倉第一駐車場(@1.000)から小型バス(片道@900)に乗り、鳩待峠へ25分くらいで到着します。
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山ノ鼻へ向かう木道は歩き易く整備されていて、3.3kmの道程を緩やかに標高を下げて行く感じです。陽射浴び、木道脇にひときわ目を引く真赤な紅葉は、皆さんの撮影ポイントになっていました。
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紅葉が映え渡る木道歩きは、気分が高まります。途中2ヶ所に熊よけ鐘が設置されています。私が鐘を鳴らしたら、後続者も順番に鳴らしていました。
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40分少々で山ノ鼻に到着です。売店、休憩所、ビジターセンター、山小屋などがある“尾瀬銀座”です。天候も良く紅葉日和で賑やかっていました。
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草紅葉に染まった尾瀬をしばらく散策します。燧ヶ岳が迫ってくる田代方面は見事な風景です。周辺は爽やかな挨拶の交差で賑やかっていました。
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乗合バスに同乗だった元気なご婦人家族と再開します。美系の家族で、娘さんは笑顔が素敵な美人さんでした。尾瀬の自然をしばらく散策してから赤く色付いた至仏山へと向かいます。
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尾瀬研究見本園付近からは360度の景色が見渡せます。程なくして山ノ鼻登山道に入りますが、風が遮断され暑くなってきます。
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水が流れる木段の間を登って行くと、やがて周囲の木々が低くなり、見事な紅葉ポイントに入って行きます。
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健脚の信州姫につられ、ハイペース歩きになった女性陣達はオーバーヒート気味ですので、周辺の景色と紅葉観賞をしながら一休みです。
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山ノ鼻登山口から山頂までは登り専用ですので人とはすれ違いませんので、対向者がいなく静かに歩けます。と思いきや、おじさんが単独で下がって来ました。
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振り返れば草紅葉で染まった尾瀬ヶ原と奥には燧ヶ岳です。高いアングルから素晴らしい風景を一望できます。
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「中間点」の案内板を通過し、少し登ると森林限界に出たようです。山頂方向の斜面は、緑と紅葉に染まった景色が実に素晴らしい!
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徐々に岩石が大きくなり、ゴロゴロとした登りになってきます。沢山の踏み跡で黒光してつるつる状態の大石は大変すべり易くなってますので、注意を払って登ります。
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尾瀬ヶ原の眺望は登るほどに広大になり、燧ヶ岳を同じ高さの目線から見えるようになってきました。皆さんニセピークを続々と越えて来ます。
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頂が見えて程なくすると、賑やかな至仏山に到着です。山頂の山座同定盤を基に景色を眺めると、なんと、視界良好の素晴らしい景色が広がります。
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山ノ鼻登山口からコースタイムより30分位早めの、2時間20分弱で至仏山に登頂します。無線で尾瀬ヶ原班に『予定時刻前に登頂』の連絡を入れます。岩だらけの山頂は沢山の登山者の昼食会場になっていました。鳩待峠からピストンする人が圧倒的でした。山頂端の岩場を陣取って、素晴らしい眺望を楽しみながらそれぞれ昼食です。
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上越国境に連なる山々の、素晴らしい景色を目の前にします。平ヶ岳から会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、南に回って日光連山から赤城山、武尊山までの眺望は素晴らしい。谷川岳と苗場山遠方には、浅間山を見ることが出来ました。
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蛇紋岩が露出した歩きにくい山道を一旦下がってから、小至仏山へ向かいます。眼下に奥利根湖と奈良俣ダムが顔を出します。
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小至仏山へ続く稜線はなだらかに見えますが、山道は少しゴツゴツしています。後方には尖った山容の笠ヶ岳と上州武尊山が聳え立っています。
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小至仏山(2,162m)の頂に到着です。至仏山と同じ墓石タイプの山頂標識です。尾瀬ヶ原や燧ヶ岳は少しずつ遠くに見えるようになり、鳩待峠はだいぶ近くなって来ました。
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小至仏を過ぎしばらくすると、贅沢な木道の登山道に変わります。オヤマ沢田代の湿原の草紅葉が綺麗でした。日光白根山方面もはっきり見えて来ます。
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鳩待へ向かうコースは、先月の大雨で山道は抉れて滑り気味です。予定時刻の30分前に到着し、尾瀬周回コース班と合流します。急いでソフトクリームを頬張って、待ち時間無しで乗り合いバスに乗車出来ました。帰りは南郷温泉しゃくなげの湯でゆっくり汗を流します。
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おまけ
今回で三度目の尾瀬になりました。前回は水芭蕉の開花時期に御邪魔しました。
草紅葉に染まった尾瀬ヶ原の風景は、雪化粧になる前の、
最後の壮大な雰囲気を魅了していました。
至仏山へと標高を上げて行くと、真赤に染まる紅葉ポイントに入って行き、
眼下に尾瀬ヶ原が一望でき、対面には燧ケ岳が聳え立ちます。
なんとも贅沢な眺望に感動しました。
天候 : 晴れ
全く当てにならない疲労度 ★★☆☆☆
出会った人 至仏山 30人位 (至仏山歩きで) |