二子山~子の権現

二子山標高882.7m   武川岳 標高1052m  伊豆ヶ岳 標高851.4m  奥武蔵
(芦ヶ久保駅から正丸駅コース)  歩行距離約12.5㎞  

芦ヶ久保駅(10:10)⇒二子山雌岳(11:28)⇒二子山雄岳(11:35~11:40)⇒焼山(12:15~12:38)
⇒蔦岩山(13:23)⇒
武川岳(13:43~14:16⇒前武川岳(14:10)⇒山伏峠(14:48)⇒伊豆ヶ岳
(15:26~15:58)⇒
馬頭観(16:35)⇒正丸駅(16:55)  電車で芦ヶ久保駅へ
●歩行時間5時間22分 ●全所要時間6時間45分 am10:10~pm4:55 yahoo地図
二子山~武川岳~伊豆ヶ岳コースは、伊豆ヶ岳~子の権現コースより、アップダウンがきつい感じがします。今回は連れが一緒ですので、子の権現までは行きませんでした。途中のピーク、焼山からの眺望は素晴らしく、伊豆ヶ岳を中心とした奥武蔵のコースはお気に入りです。帰りは、正丸駅から車の駐車してある芦ヶ久保駅まで、西武秩父線で帰ります。
map
上記の写真は焼山から望む武甲山です。二子山から武川岳まで移動すると、徐々に無傷の武甲山に変わって見えてきます。

254号線と140号線の合流地点の寄居警察付近に、室井滋似の大きなかぐや姫が交通安全の睨みを利かせています。数年前までは浦島太郎でしたが・・・。(マウスを合わせる) 
横瀬“道の駅あしがくぼ”の第二駐車場より、何時もの如くスタートです。
二子山・武川岳方面の標識と説明板があり、 西武線の線路の下の小さいトンネルをくぐります。コースの要所に設置された学習登山コースの看板は、山頂まで要所にあります。
歩き始めは急坂ですが、すぐに沢沿いの道になります。兵ノ沢分岐の木橋には水場があり、今回も美味しく頂きます。弱点の脹脛を引っ張りながら急登のジグザク道を登って行くと、尾根道にでます。※たまらず途中で脹脛をマッサージします。
振り返ると丸山方面の景色です。二子山雌岳手前の急坂はロープが張られていますが、早朝の雨で大変と赤土部分は滑りますので、しっかりロープに掴まりながら登ります。途中で小グループを遠慮しながら追い越します。
二子山雌岳は眺望がないので毎度の如くスルーです。雌岳の最高地点でしょうか?小石が積み重なっています。
一旦下がって鞍部から急登りになり、すぐに山頂です。二子山雄岳(882.7m)山頂では着いたばかりの仲良しご夫婦が寛いでいました。
目の前に迫るは秩父のシンボル、武甲山です。遠方は霞んでいますが、両神山と小鹿野の二子山等の山々を眺みます。
二子山より標高を下げながら歩きます。小ピークから振り返ると二子山が見えてきます。
やがてロープの張られた滑りやすい急登を過ぎ、岩場を越えると焼山(850m)に到着します。

武甲山を望む絶景ポイント、貸切の焼山は、思いのほか周辺の景色も絶景でした。
二子山の雄・雌岳を振り返り、山ごはんをゆっくり頂きます。二子山方面から若いカップルが到着しますので挨拶を交わし、入替にスタートです。焼山からは小ピークのアップダウンを繰り返します。林道脇の小尾根に一旦なりますが、すぐに別れて山道になります。
標高を上げて行くと尾根道にでます。左奥には、伊豆ヶ岳と古御岳が見えて来ます。

尾根高部の小岩付近に蔦岩山(1,004m)の標識があり、目の前に武川岳が迫ってきます。

武川岳(1051.7m)からは無傷の武甲山が木々の隙間から見えます。一休みをして山伏峠方面に向かいます。

前武川岳方面へ向けて、標高を下げて行きます。少し登り込むと分岐にでます。分岐付近を見渡すと前武川岳(1003m)の標識があります。

前武川岳からは、気持ち良いくらい真っ直ぐ伸びた山道を下って行きます。樹林帯を抜けると、見慣れた山容の伊豆ヶ岳が迫ってきます。

県道53号線を横切り、鞍部の山伏峠より伊豆ヶ岳まで登り込むと、すぐに鳥居があります。相変わらず、伊豆ヶ岳への急登は脹脛を引っ張られるので痛くなり、暫く蟹歩きで頑張ります。
古御岳の分岐を過ぎると、山頂手前の岩峰になり、伊豆ヶ岳(851m)山頂に到着です。樹木は沢山の葉の覆われ、ツツジも満開に咲いていますので、高部に上がり背伸びをしないと景色は見渡せません。

〈二子山から焼山方面と、後方に御荷鉾山~浅間山を望む〉

縦走してきた二子山~武川岳が見え、後方には武甲山の頭がチョコンと見えます。
温かい珈琲を飲み、ゆっくりと寛ぎます。静かな山頂を後にして、正丸駅へと向かいます。
歩きなれた山道を足早に歩き、正丸峠との分岐の馬頭観音に出ます。車道歩きになると3回程、近所のおじさんやおばさん達の立ち話している脇を、元気に挨拶を交わして通り過ぎます。
金の胎内仏を持っているとして伝えられている安産地蔵尊を左に見ながら進んで行くと、つつじの蜜をアゲハチョウがすすっています。正丸駅に到着すると、ザックを背負っているハイカーが数人だけでした。
武甲温泉へ向かう途中、二子山~焼山~武川岳の山容が良く見えます。今回で5回目になるお手頃の武甲温泉で、脹脛をマッサージをしながらゆっくり寛ぎます。
 おまけ 
 子の権現まで歩こうと思いましたが、伊豆ヶ岳山頂で早くも午後3時半を回っているのと 
 連れが一緒ですのでおとなしく正丸駅へと向かいました。
 二子山から伊豆ヶ岳コースは今回で3回目で、伊豆ヶ岳から子の権現コースは4回目に
 なります。群馬に住んでいた時は、赤城山と水沢山が手軽なトレーニングコースでした。
 さいたまの奥武蔵にも健康コースがあるので、今後共、定期的にお邪魔していこうと思います。

 天候 : 晴れ曇り
 出会った人=伊豆ヶ岳まで5組11名  伊豆ヶ岳から下山は1人(追い越し)
 全く当てにならない疲労度:★★☆☆ (脹脛痛の為)

●トップページヘ  ●登山のページへ