恵那山(聖・光岳への林道崩落の為、急遽訪問 2015 9 20


恵那山 標高: 2,191m   標高差約1,016m   歩行距離約10.8㎞   

広河原林道駐車場(6:40)⇒恵那山登山口(7:03)⇒恵那山山頂(9:02~9:28)⇒恵那山山頂避難小屋(9:33~9:35)⇒
恵那山山頂(9:41~9:45)⇒恵那山登山口(11:07~11:11)⇒
広河原林道駐車場(11:33)
 (歩行時:4時間17分 全所要時間4間時間53分)  am6:40~am:11:33  yahoo地図  

歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので参考にはなりません。
恵那山(えなさん)は長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる、木曽山脈(中央アルプス)の最南端の標高2,191 mの山である。日本百名山及び新・花の百名山に選定されている。濃尾平野の広範囲の地域から、その大きな櫛形の山容を望むことができる美濃の最高峰である。山頂の標高2,191 mの最高点の南東には、一等三角点、展望台、恵那神社奥宮本社がある。山頂展望台は、周囲にトウヒやコメツガなどの背が高い針葉樹林があるため、展望はあまり良くない。中津川の支流である黒井沢からの登山道と主稜線の合流点には、恵那山頂避難小屋があり、その裏の岩場からは、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山などの展望が得られる。
聖岳・光岳へ出発時の午前に念の為、赤石林道(北又渡~易老渡)の交通規制を遠山郷観光協会へ問い合わせすると、「シルバーウィーク期間は時間規制もなく、問題なく通れますよの事!」赤石林道方面へ順調に進んで行くと、ミニパトとPolicemanに林道はふさがれ、まさかの通行止め!午後2時ごろ、この先のゲートの大分先で林道が半分くらい滑落して、通行不可能になったとの事でした。

上島トンネル上部よりワンショット!ため息を数回ついて、さてこれからどうしましょう状態に?スマートフォンで探索し、比較的近くで未訪問のお手軽な恵那山が候補に上がり移動します。恵那山広河原登山口Pでふっかちゃんに癒されながら、セブンで買った鍋等々で、美味しいヤケ酒を頂き、車中泊!
出発時には満車になっていた駐車場(綺麗な水洗WC完備)では、殆どの方は出発済み! 途中、林道の工事をしていますが、休日なので難なく通過!トンネルを抜けると程なくして登山口
左手に登山口があり、登山ポストも設置されている!そして河原に下がって行きます。本谷川に架かる丸太橋を渡ると登山道!(悪天候など増水となり、渡れない恐れがあるので注意)
最初は意外と急登で樹林帯の中のつづら折り道!見上げて綺麗な緑のシャワー? 随所に距離案内が設置されている。小さい秋を拾った!
 序盤の急登を過ぎると、背の高い熊笹道! 朝露なのか?ズボンはビッショリ濡れました 標高を上げて稜線に出ますが、ガスの中に突入で、残念ながら視界不良! 真っ赤なガマズミの実? 土の山道なので全体的に靴が汚れるヌカヌカ道!
  山頂直下に近くなると、再び岩道!        しばらく苔むす山道          ツツジ系の紅葉が華やか!
途中で20名くらいの方に道を譲って頂き、登山口から2時間22分で、呆気なく山頂(三角点設置場所)に到着! 頂には先行者が数名いるだけです。山頂のヤグラの展望台に上ってみますが、ガスガスで全くの視界不良で展望なし! 眼下に山頂
山頂には一等三角点!仙台よりお越しの単独姉さんと話をすると光岳の予定が、私と同じく急遽、林道通行止めの為、恵那山になったと言っていた! まだ9時なので然程お腹は空いてませんが、恒例のカレーヌードルを美味しく頂きます。そして地図上の最高点を探しながら歩いているとWC・避難小屋といくつかの祠がありました。本日のトレードマークは、巷で有名なバッチ!
立派な山頂避難小屋で、中には毛布やマット等があり、綺麗に整頓されています。振り返って前橋よりお越しのハイカーと、建物はWCで協力金100円也  
       紅葉と五乃宮社           陽が指せば綺麗なのに!       六乃宮社!祠は全部で7つあるそうです。
山頂手前に佇む恵那山神社奥の院の祠  奥の院の祠の右脇に佇む石仏! 再び山頂のヤグラの展望台! 分厚い雲に覆われて僅かに空の青が確認出来るだけ!                          
チャッチャカと下山していくと「ふっかちゃんの人だ!早いですね」と声を掛けられました。登山口に入って程なくして、追い越した大泉よりお越しの気さくな仲良し夫婦でした。 相変わらずガスガスの視界不良!標高を下げて行くと、かっこ良くて綺麗なランガールとスライド! 背の高い笹道とキオン!
丸太のポッカ!重そうですね。そして軽装の若い外人5人組とスライド!  本谷川の綺麗な水で顔を洗って、ヌカヌカ道で泥んこになった登山靴を綺麗にします。 沢に架かる丸太橋を渡り林道歩きになります。下山した頃に天気が良くなって調子抜け!      
      本当に!本当に!危険ですの看板!          駐車場は満車で、WC奥の林道脇駐車スペースも満車!
帰路は近くの野熊の庄 月川(げっせん)に立ち寄り楽しみにしていた入浴です。大変綺麗な施設でした。カランからも温泉が出ていて、運よく貸し切りでゆっくり入浴する事が出来ました。日帰り入浴料600円
 
 
おまけ
 赤石林道は崩壊の為通行止めになり、行き場所を失って究極のため息です。
 netで調べると、現在地から比較的近くだったので
 中央アルプス最南端にある恵那山へ急遽訪問しました。
 広河原登山口駐車場に20時過ぎに到着すると10数台の車中泊の車があり、
 翌日の出発時は満車状態でした。

 最初は林道を2km弱歩き、渡渉箇所の橋を渡って登山道に入ります。
 橋を渡るといきなりの急登となり、グングン標高を上げて行きます。
 しばらく登ると熊笹道になり、ひたすら展望の無い樹林帯の登り!
 稜線に出てもガスガスの視界不良なので、水分補給休憩位で黙々と登って行きます。
 やがて一等三角点がある山頂に到着です。
 山頂には数名の先行者がいるだけで、
 仙台よりお越しの単独姉さんと話をすると光岳の予定が、
 私と同じく林道通行止めの為、急遽恵那山になったと言っていた!
 ナビの地図を見ると山頂と最高点が異なる場所に表示されています。
 最高点はナビが指す、避難小屋先の祠付近まで行きましたが、
 目印はありませんでした。

 急遽、幻の聖・光になってしまって、行く場を失ってガッカリしましたが、
 スマートフォンでネット探索が出来たので上手に恵那山へ切り替えられました。
 恵那山は下調べが一切無かったので、ピークハント的な山歩きとなりました。
 色々あって、車の走行距離は往復で577km走りました。
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 昨日の出発時の午前に念の為、赤石林道(北又渡~易老渡)の交通規制を
 遠山郷観光協会へ問い合わせすると、
 「シルバーウィーク期間は時間規制もなく、問題なく通れますよの事!」
 昨年は赤石林道崩落の為、泣く泣く訪問出来なかった南アの最南部の大御所の山行きを
 今年は天気予報を伺いながら、指折り数えて楽しみにしていました。
 連休中なのでドライブがてら高速を使わず、
 上島トンネルより、赤石林道方面へ順調に進んで行くと
 嫌な予感?のミニパトとPolicemanに林道はふさがれ、まさかの通行止めです!
 すぐさま車を降りてPolicemanと話をすると、
 午後2時ごろ(数時間前)この先のゲートの大分先で林道が半分くらい滑落して、
 人も車も通行不可能になったとのことでした。

 迂回路復旧工事には2.3日掛かるそうで、
 滑落先や駐車場では50台位身動き出来ない状態になっているのだそうです。
 7時間程かけて楽しみに運転をして来たので、残念を通り越して、無念!な気持でした。
 崩壊先で取り残されている方々は、
 とても不安で大変な状況ではないかと察しながらもとても複雑な心境です。

 ため息を数回ついて、さてこれからどうしましょう状態に?
 スマートフォンで地図と山を探索していると、
 現在地から比較的近くで、未訪問の恵那山が候補に上がります。
 そして恵那山駒形登山口へ移動です。
 予定外の登山口Pでふっかちゃんに癒されながら、
 セブンで買った鍋等々で、美味しいヤケ酒を頂き、車中泊!

 恵那山より下山後、もしや林道復旧?で、
 リベンジの可能性も拒めないので、再び遠山郷観光協会へ問い合わせすると、
 大変残念な事に、年内は通行止めになったとのことでした。

 天候:ガスのち、下山後の山麓は晴れ (予報と違って残念!)
 出会った人:50名位 
 全く当てにならない疲労度:★★☆☆☆


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