雲取山 標高2,017m 飛龍山 標高2,069m 標高差約1,537m 歩行距離約31.2km
行程:鴨沢バス停前P(5:02)⇒登山口(5:26)⇒堂所(6:30)⇒七ッ石小屋下(7:03)ブナ坂(7:30~7:38)⇒
奥多摩小屋(8:02)⇒雲取山頂(8:42~9:17)⇒三条ダルミ(9:33)⇒狼平(10:02)⇒北天のダルミ(11:12)⇒
飛龍山(11:40)⇒飛龍権現(11:56)⇒前飛龍(12:26~12:48)⇒熊倉山(13:30)⇒
サヲウラ(サオラ)峠(14:00~14:05)⇒丹波天平(14:32~14:42)⇒親川(15:45)⇒鴨沢バス停前P(16:15)
(歩行時間9時間57分:全所要時間11時間17分) am5:02~pm16:15 yahoo地図 mapへ
歩行時間は単行動なので調子や気分によって違いますので参考にはなりません |
雲取山は秩父多摩甲斐国立公園のほぼ中央にあり、言わずと知れた東京都の最高峰です。山頂は東京都と埼玉県境の上にまたがっていて、少し南側に下った所は山梨県に接しているため、雲取山は1都2県にまたがった「日の目を浴びる山」です。主だったコースは奥多摩町の鴨沢からの「鴨沢コース」や三峰神社からの「三峰コース」及び、日原からの「大ダワコース」三条の湯からの「三条コース」などがあります。
一方、飛龍(ひりゅう)山は、東京都最高峰の雲取山から西に延びる奥秩父縦走路沿いにある「日の目を浴びない」、埼玉県と山梨県に跨った山です。奥秩父主稜線上に位置する飛龍山(秩父地方の呼称は大洞山)は、標高2077mとお隣の雲取山より60mも高いのですが、アプローチがきつく山頂に展望が無いためか、主稜線縦走時は巻かれることが多く、不遇な山梨百名山の一座です。
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今回で3回目になる雲取山です。1回目は今回と同じスタートの鴨沢コースからの日帰り往復で、2回目は三峰コースからの歩き甲斐のあるコースでした。今回は鴨沢バス停を起点に、雲取山から飛龍山経由で天平尾根より、歩行距離30kmオーバーの周回歩きを楽しみました。熊倉山(火打岩)周辺は紅葉が真っ盛りで素晴らしく、嬉しい晴天歩きとなりました。※マウスを合わせると写真が変わる箇所があります。
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奥多摩湖沿いを走る夜の青梅街道は、真っ暗ですので周辺の景色は拝めません。しかしながら奥多摩湖に架かる真っ赤な「峰谷橋」は毎度の如く、一際目を引きます。鴨沢バス停前に到着すると、駐車スペースは空き4台でした。赤ワインのハーフボトルを頂き、今回も車中泊です。バス停前に綺麗な水洗トイレがあり、車中泊するのには良い場所です。早朝4時40分に起床してコンビニおにぎりを頂き、支度を整え5時にヘッテンを点けてスタートです。トイレの先を右に曲がり、細い車道を登って行きます。
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左側に交番と登山届入れがありますので、登山計画書を提出します。(写真の登山届用紙は、何故か逆さに写してしまいました(^^))黄色いプレートがトレードマークの雲取山案内板の路地を左に曲がり、民家の横を歩きます。右カーブ途中の左に標識がありますので山道に入り雑木林歩きになり、しばらく先を進むと先ほどの車道と合流になります。右側には大容量の駐車スペースがあります。少し進むと、左脇に登山口の「小袖乗越」に到着です。貸切の真っ暗な杉林の細道は、道筋はしっかり付いていますので、ヘッテンの灯りでも容易に歩けます。
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道中、廃屋や作業場跡みたいな建物が左側にあり、緩やかな山道を1時間ぐらい黙々と歩きます。やがて木々の隙間から朝日が差して来ます。悲しいことに雑木樹の中ですので、ご来光は拝めませんでした。やがて付近の山々が見えて来ます。左脇に「水↑」の案内板がありました。
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標高を上げて行くと雑木林の中の「堂所」の平地に到着します。見上げると日差しを浴びた紅葉が輝いています。本日はなんとな~く体が重い感じがしますので、ザックを下ろしてゼリーを補給し、ひと息です。冷たい風が吹いていますので樹林帯を抜けると頗る寒いです。
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木々の間から富士山がクッキリ見えて来ました。今回は「七ッ小屋」をスルーして、巻道から木橋を渡って、直接ブナ坂へと進んで行きます。
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どうやら七ッ小屋経由でなかったせいか、紅葉の絶景ポイントをスルーしたみたいで、少々後悔です。しかしながら見上げると、朝日を浴びた紅葉が艶やかでした。木々の葉は強風でなびいています。
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雲取山と七ッ山&鷹ノ巣山との分岐の「ブナ坂」に到着です。冷たい風が吹いていますので、ジャケットを重ね着します。幅広の石尾根道を進んで行くと、本日初めての人間様とすれ違います。雲取山荘泊の気さくなおじさんで、「今日の景色は最高!」と、ご機嫌で言ってました。
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富士山や南アルプスの雄大な眺望が広がります。写真は北岳と間ノ岳。(マウスを合わせると富士山のアップで、富士宮口からのコースが確認出来ます)ザクッ!ザクッ!と霜柱を踏み、音を立てながら登って行きます。
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ちらほら山小屋泊の登山者とすれ違います。標高を上げてもツツジ系は紅葉していました。写真を撮っていたらご婦人に話しかけられ、少々会話が弾んで心が和みます。
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遭難、救助、森林火災等で使用する、見晴らしの良い「ヘリポート」に到着です。進行方向よりやや左正面には、三ッ山~飛龍山~前飛龍が見えます。左は南アルプスの山並みです。
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雲取避難小屋が見えて来ました。先程から山小屋泊のご夫婦と数組すれ違い、気持ちの入った挨拶で元気を頂きます。本当にこれが登山道か?と思うほどの緩やかな幅広の道が続き、富士山や大菩薩嶺を見ながらのハイキング気分です。
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風流に佇む「奥多摩小屋」標高1,750mに到着です。自炊小屋みたいですので覗き込んでみると、おじさんがいました。途中、巻道の案内がありますが何時もの如く、急登の尾根道を登って行きます。
13人前後の若者が、飛んだり跳ねたりしながら軽快に下がって行きました。
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急登の途中で優しそうな夫婦と挨拶程度の会話を交わします。「雲取山から飛龍山を周回して、明いうちに鴨沢まで帰えるんです」と言ったら、沢山のエールを頂きました。富田新道分岐を過ぎると、小雲取山付近ではケルンに目が引かれましたので、もれなく小石積みです。
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雲取避難小屋です。綺麗な避難小屋の中を覗くと、今回は誰もいませんでした。小屋の温度計は摂氏8度を差していますが、風がありますので体感温度は摂氏3度位かな?と勝手に思いました。周辺の景色は素晴らしく、東京湾やスカイツリー、東京ドーム?も見えました。※引っ張りすぎて、画像が荒くなってしまいました。
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眼下に石尾根と小雲取~七ッ小屋山と備前山、高丸山~鷹ノ巣山を望みます。鴨沢コースは比較的緩やかな山道である事が分かります。
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8時42分、「雲取山」に到着です。なんと!快晴にもかかわらず、山頂一体は、豪華貸切ではありませんか!富士山、南アルプスを始め、丹沢、奥多摩、奥秩父連峰などの展望が楽しめます。写真は甲武信岳と木賊山です。
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山頂を表す案内標識が二つあります。一等三角点と山頂方位盤、現在の三角点になる以前の明治16年に埋設された測量標識で測量の歴史上貴重な原三角点など色々とありますので、全部まとめて写してみました。富士山の右側から頂方位盤の山並みは左から、黒岳~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~小金沢山~熊沢山~妙見ノ頭~大菩薩嶺です。
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山頂方位盤の後方は、今から向かう奥秩父主稜縦走路方面と、飛龍山~前飛龍へ続く稜線です。後方は南アルプス方面の山並みです。マウスを合わせると山名が出ます。
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人っ子一人いない、完全な貸切状態です。山梨百名山側の山頂標識上部には、ホシガラスが優雅に富士山を眺めているではありませんか!雲取避難小屋下の岩場の特等席で、熱々の肉沢山でスパイシーなお味の「ペッパーコク醤油味」とおにぎり&バナナを富士山を眺めながら美味しく頂きます。
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本日は雲も掛からず、終始、富士山を望めた事に感謝、感謝です。(^_^)
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豪華な貸切山頂を後にして、飛龍山へと向かいます。三条の湯との分岐の「三条ダルミ」まで、もったいない位標高を下げて行きます。やがて飛龍山を見上げる事になります。小さなアップダウンを繰り返しながら、稜線の南側を巻いて進んで行きます。
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三条の湯からの合流地点の「三条ダルミ」は雲取山荘へも直接行けるみたいですが、「道が悪いため通行禁止」になっていました。「三条ダルミ」からも富士の姿は雄大に見えます。
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伸び放題の熊笹に山道は埋もれ気味の箇所があり、雨上がりの通過はズボンがびっしょりになってしまうでしょうね。しばらくすると右側に突然視界が広がります。辺り一面が野原となっている、狼のいない「狼平」に到着です。狼平は桟道建設時に資材をヘリコプターで運び、資材置き場になっていた人工的な広場です。
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既に落葉している雑木樹が多くありますので、進行方向左側は比較的視界が開けます。眼下の標高の低い山は紅葉に染まって来ました。飛龍山手前のピークと三ッ山は、巻いて歩くコースになっていますので思いの外、楽です。
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さすが多摩川水源域縦走路なのか、良く整備されています。綺麗な桟道が数箇所続き、まるで空中散歩みたいです。ようやく飛龍山が近付いて来ました。
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飛龍山と三条の湯との分岐点の「北天のタル」は南側の眺望が利きます。桟道を再び渡り、岩の小ピークを巻いて行きます。
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振り返ると、雲取山から続く石尾根の山容が良く見えます。この角度から眺める雲取山は、幾つもの稜線尾根の集合地点になっていて、貫禄を感じます。前から若い単独男性が歩いて来ました。丹波から飛龍山を通過して、本日は雲取山荘に宿泊するそうです。始めてのすれ違うハイカーが、私だったと言ってました。
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右上に擦れた文字で飛龍山と書かれているプレートを気にしながら、注意を払って歩きます。地図上では破線で書かれている、ショートカット道で飛龍山へ登って行きます。通り過ぎると正規の登山道経由では、20分以上余計に時間が掛ります。急坂を登っていくと尾根に出ますので、左に進むと飛龍山標識と三角点があります。
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11時40分、予想通り貸切の「飛龍山」に到着です。山梨100名山の標識が寂しく立っているだけでした。唐松に囲まれ余り眺望の無い山頂ですので、折角登って来ましたが、1分足らずで撤収します。帰路は正規のコースへ向け、シャクナゲジャングル道を下がって行きます。途中で、私と全く逆周りの半分ラン姿の単独男性とすれ違います。
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「飛龍権現神社」との分岐点に到着です。こちらから飛龍山への往復は、ショートカット道より3倍以上時間が掛ります。奥秩父主脈縦走路は飛龍山頂を通らず、笠取山~将監峠へと抜けて行くコースですので、飛龍山はスルーされる事が多いいようです。
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思っていたのと違い、小さな石祠があるだけの「飛龍権現神社」でした。前飛龍へ向かう稜線にはツツジ系の紅葉が一際、目を引いてました。アップダウンを繰り返しながら標高を下げて行きます。一番高そうなピークに石が置かれていましたので前飛龍と思いきや全然違い、眼下の二つ目の岩場が、「前飛龍」でした。
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「前飛龍」標高1,954mの岩場天辺からの眺望は良く、周囲の景色を250度近く見渡せます。後山方面には何やら怪しい白い建造物が見えますが・・・、大寺山の仏舎利塔でした。
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前飛竜直下の標識は「サヲウラ峠」と書かれていますが、下の木製の旧標識には「サオラ峠」と書かれていました。岩ゴツの急坂を下がって行くと、やがて樹林帯の中の緩い登山道になります。
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紅葉ポイントまで標高を下げて来ました。この付近はブナなどの広葉樹と落葉樹の混生林で、彩り鮮やかな紅葉真っ盛りです。嬉しい事に心地良い山道がしばらく続きます。
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落ち葉が多くなった一直線の緩い尾根道の先には、三角点がポツンと埋まってました。「熊倉山」1,624mです。山名板にカッコ書きで(火打岩)とありました。しばらく急な坂を下がります。
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熊倉山~サヲウラ峠間は、ブナ中心の自然林です。所々背の高い巨木もあります。思う存分紅葉森林浴を楽しみながら下がって行きます。
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14時丁度、「サヲウラ峠」に到着です。小広い平地に中川神社という石碑があり、本日最後の富士山を眺めます。三条の湯と丹波天平と丹波との分岐になっていて、殆どの登山者は右の分岐の丹波方面に下がって行き、バスで鴨沢までのコースを取るみたいです。サヲウラ峠から丹波バス停まで私のペースでは50分位で着きます。15時30分発のバスには余裕で間に合いますが、体力と時間が予想以上に残っていますので、予定通り、丹波天平方面の天平尾根を経由して、鴨沢バス停へまで元気に歩いて行きます。
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広々した「天平尾根」は緩やかで、散歩道にふさわしい快適な場所でした。左側にすっごく広々した場所があり、木々と空と落ち葉とのバランスが絶妙で、明るく開けた不思議な空間は疲れが癒されます。
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14時32分、「丹波天平」に到着です。親川と丹波との分岐になっています。ザックを下ろしておやつ休憩に入ります。高畑・親川方面へ直進して行くと、落ち葉の多い下り坂になります。やがて踏み跡も不明瞭な広い場所になります。微かな足跡を辿って行くと、目の前に猿軍団が10匹位歩いています。(o_o;)ガーン!微かな踏み跡は、猿の足跡でした。慌ててしばらく戻り、赤テープを見つけ一安心です。正規のコースは主尾根を外れて、左の断下へと赤テープと微かな踏み跡が続いていましたので、15分近く無駄な体力を使いました。緩やかな尾根道歩きは終わり、しばらくすると、つづら折りの下り道になります。
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左右に振られながら赤テープと踏み跡を辿って下って行きます。落ち葉は少なくなりましたが、今度は急斜面をトラバース気味で続く心細い感じの狭い山道になります。廃墟化された民家跡?の脇を通り抜け、しばらくすると左眼下に集落が見えて来ました。
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幾つかの廃屋を横目に標高を下げて行きます。青梅街道を往来する車の排気音も大分近づいて来ました。ここからジグザグしながら急降下して行きます。
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民家の脇をフェンス越しに下がって行くと、親川バス停近くの青梅街道に出ます。親川から鴨沢バス停までの距離は、意外と長く感じながら歩いて行きます。お祭り荘のラーメンの幟を見ると、無性に生ビールとラーメンを食べたくなりましたが・・・ 。丹波バス停15時30分発のバスが目の前を通過して行きます。登山者が3名位乗っていました。サヲウラ峠から丹波へ下がれば15時前に着いて、このバスに乗っていたのでしょうね。
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今回は日帰り温泉「のめこい湯」へ入りたかったのですが、鴨沢から丹波まで大部戻らなくてはならないので、帰路の奥多摩温泉「もえぎの湯」(750円)でゆっくり汗を流し、疲れを癒します。入口手前に足湯もあり、100円で浸かっている方はいませんでした。
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おまけ
今回で3回目の雲取山になりました。「H21年」の鴨沢コースと、「H22年」の三峰コースで、何れも
日帰りです。今回で3回目になるので、難易度を上げて、飛龍山へとの周回縦走コースを組みました。
嬉しい快晴の中、終始富士山を眺めながら歩けた事と、後半、前飛龍から熊倉山へ下がる緩やかな
山道沿いの素晴らしい艶やかな紅葉と、サヲウラ峠から落ち葉を踏みしめながら歩いた丹波天平は
とっても心地良かったです。
飛龍山方面から眺めた雲取山の山容も貫禄があり、石尾根の稜線が素晴らしかったです。
丹波天平から先は落ち葉で踏み跡が不明瞭な箇所があり、猿軍団の足跡を少々辿って行くと、
とんでも無い場所に向かっているので少し焦りましたが、すぐに戻り赤テープを見つけたので安堵しました。
私的に落ち葉の多い時期は、丹波天平から親川のコースは、余りお勧め出来ません。
奥多摩の鴨沢へ向かう道中、山仲間の「ひらさん」より、励みのメールを頂きました。
因みに明日(11/3)は両神山へ行くそうです。
天候:快晴です。
出会った人=ブナ坂手前まで静かな貸切 以降は山小屋泊の方々が20人位 雲取山~鴨沢バス停2名
全く当てにならない疲労度:★★★★☆ |