黒斑山 標高2,404m 標高差約434m 累計標高差約550m 歩行距離約7.18km
行程:高峰高原ビジターセンター(9:58)⇒シェルター(11:15)⇒トーミの頭(11:30〜11:33)⇒黒斑山頂 (11:50〜11:53)
⇒蛇骨岳手前(12:30⇒)黒斑山(13:07〜13:51)⇒表・中コース分岐(14:07)⇒車坂峠登山口(14:50)
(歩行時間4時間02分:全所要時間4時間52分) am9:58〜pm14:50 yahoo地図 map
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日本を代表する活火山浅間山は、この黒斑山を始め、噴煙を上げている釜山、大きく立ちはだかる前掛山、寄生する小浅間山などを総称して呼んでいる。その中で黒斑山は浅間山の展望と登り易さから四季を通して登山者が多い。春の残雪期はカラマツの芽吹きと浅間の山肌にいくつもの雪筋の縞模様が美しく、初夏から夏にかけては登山道を埋め尽くすシャクナゲや高山植物、そして草黄葉の秋から雪山へと姿を変え登山者を魅了する。また黒斑山は浅間山第一外輪山なので噴火の危険がある場合は登山規制がされるので、確認しから登るようにしよう。※信州山学ガイドHPより |
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当初はNさんリクエストの、武尊山(川場スキー場、リフト経由)を予定していました。しかしながら関越高速より眺める谷川〜武尊山方面は残念ながら雪雲の中!沼田ICで下りてから予定を変更します。日光白根山(丸沼スキー場)のライブカメラを見ると白根山が写っているので、急遽向かう事にします。念のため、道路状況やゴンドラ営業時間を問い合わせてみると!本日はゴンドラの点検日なので14時終了の事。またまた考えます!
赤城山も雲に覆われている状態ですので・・・。Nさんが、浅間山はライブカメラに写っているよ!の言葉から、時間的にまだ大丈夫な、馴染みの黒斑山へ向かう事にします。沼田ICより佐久ICへと、藤岡ICまで戻る形で向かいます。
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佐久北ICを下りて浅間連峰を望む! チェリーパークラインは高峰高原ホテル付近まで積雪はあまりありませんでした。高峰高原ビジターセンターPに到着して、外気温度を見てみると氷点下12度!
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ザックに付けてあるスノーシューを外して、12本アイゼンを装着! 車坂峠登山口からは毎度の如く、眺望の利く表コースからのスタートです。トレースはしっかり有りますが、意外と雪深い!
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振り返って水の塔〜篭の登山、湯の丸方面は雪雲の中! 八ヶ岳〜蓼科山方面は雲に覆われて視界不良!
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一旦下がって登りこみます。正面には優しい姿の黒斑山! 標高を上げて行くと新雪ゾーンに突入! 先行者のトレースが沢山あってラクチン!
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毎回目にする枯れ木? 振り返って水の塔〜篭の登山〜湯の丸山!
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真っ白に染まった大迫力の浅間山が見えて来ました。浅間山に掛る雲の動きは頗る早い! 樹林帯を抜けると強風にあおられます。
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積雪で見えなくなりそうなシェルター! 槍ヶ鞘よりダイナミックな浅間山(前掛山)と赤ゾレ(今日の場合は白ゾレ)!積雪で覆われた溶岩の塊の絶壁尾根の先にはトーミの頭(かしら)が待ち構えています。先程2名、少しして2名が下がって、中コースに入りましたが・・・。もしかして赤城さん?またもやバッタリを逃す!
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牙山2111m(手前の尖り)&剣ヶ峰2281m(奥のピーク) 真っ白に染まる急斜面には動物の足跡だけ!
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トーミの頭より槍ヶ鞘を振り返って! 霧氷と浅間山
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蛇骨岳〜Jバンド方面は何時もより雪深い景色! トーミの頭より眼下を望む!怖ぁ〜!
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吹き付け霧標! 氷柱に霧氷はお見事!
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急坂を登り上がると浅間山の観測機器地点!お鉢のアップ!噴煙なのかガスなのか? もうすぐ黒斑山!冷たい風が吹き付け、寒っ!
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黒斑山山頂標識は埋まって掘り出したようです。 蛇骨岳〜仙人岳〜鋸岳〜Jバンドへ続く外輪山!
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トレースがあるので、迷わず蛇骨岳へと向かいます。
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積雪が多く樹林帯は猫背歩行を余儀なくされ、弱点の腰が痛くなってきました。振り返って黒斑方面!
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景色の良いトラバース歩きはバランスが必要! 眼下の湯ノ平方面を望むと、凄く高度感があります。
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途中で2組4名とすれ違いました。 もうすぐ蛇骨岳!最後の樹林帯へ入ります!しばらくすると途中でトレースは無くなりますが、蛇骨目掛けて前進!
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しばらくラッセルで頑張ります。スノーシューを車に降ろした事を今更後悔!思いの外、体力を要します!そして・・・。 腰までスッポリ!脱出するのに枝を掴んで回避!ガスが巻いてきましたので素直に撤収する事にします。山と高原地図のGPSを見ると蛇骨を少し過ぎている?
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樹林帯を引き返して、蛇骨岳が見えるポイントまで戻って来ました。 雲の動きが早く、小雪が吹き付けたりして冷たくなり、顔が痛くなって来ました。
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達成感が無いまま、寒い思いをして貸切の黒斑山へ戻って来ました。水分補給と思いきや、外付けのミネラルウォーターは凍っていて飲めません! スマートフォンの温度計を見ると氷点下23度!ホントなのか?
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ジェットボイルのお湯は寒さの余り全然沸騰しません!20分ぐらいチョコやクッキーを食べながら寒さと闘います!本日は少し大きめの、山岸先生監修の特製みそラーメンを美味しく頂き温まります。
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幻想的な浅間山!
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トーミの頭より黒斑山を振り帰って! 中コースの分岐まで急降下!
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本日の中コース下がりは、今までの中で一番歩き易いコンディション!顔面やザックに木の枝が当たるのは難点ですが・・・!水の塔〜篭の登山、湯の丸方面!
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烏帽子岳(アップ!) 表コースには黒斑山を過ぎたあたりですれ違った3人?が見えます。
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右のスノーシューコースはノントレース! 高峰高原ビジターセンターが見えて来ました。
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アイゼンを外していると雪が降って来ました。 高峰高原ホテルの温泉は内風呂のみですが、ガラス越しからの景色が良く見えます。冷えた体を温め、ゆっくり疲れを癒せました。(入浴料:500円)
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入浴後、高峰高原ホテルより天気が良くなった黒斑山を望む! カチンコチンに凍ったミネラルウォーターはまだ融けません!
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蛇骨岳山頂へは行ってませんが!蛇骨岳西側まで到達! GPS軌道を見ると蛇骨を少し行き過ぎている?
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おまけ
毎年のように積雪時に訪問する黒斑山ですが、
昨日降った雪(標高の低い地域では雨)で、いつもより雪深くなっています。
黒斑山から蛇骨岳は途中でトレースは無くなり深雪でした。
スノーシューは車に置いてきてしまったので。
腰まで埋まるラッセル歩きを余儀なくされ、蛇骨付近?で撤収です。
黒斑山でカップラーメンと思いきや、予想以上の気温低下の為、
ジェットボイルでの湯沸かし作業時間は20分も掛ってしまいました。
その間、行動食を頂きながら寒さとの戦いです。
ちなみに外付けのミネラルウォーターは、凍りついて飲めない状態!
Nさんの話によりますと、
高峰温泉で一緒になった女性と話をしたところ、
黒斑山を過ぎてスライドした3人連れ(男2人+女1人)の女性だったの事!
当初は赤城山だったそうです。
高速から望む赤城山は天気が悪そうなので、急遽黒斑山への訪問に変更したの事!
因みにyamarekoユーザーの方だったそうです。
そう言えば私が高峰温泉に入っていると2人の若い男性が入って来ましたので、
ご一緒だった人かもしれませんね?
天候:晴れのち曇り(冷たい強風!)
出会った人 9名 遠くから見えた人4名
全く当てにならない疲労度:★★☆☆☆
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