牛伏山 標高1990m 王ヶ頭 標高2024.1m 標高差約101m 累計標高差約199m 歩行距離約4.45km
王ヶ頭ホテル:雪上車で美しの塔まで(08:33)美しの塔(8:45〜08:55)⇒山本小屋(08:05)⇒ふる里館(9:19)⇒
牛伏山(9:33〜09:42)⇒美しの塔付近(10:15)⇒王ケ頭(10:58〜11:00)⇒王ヶ頭ホテル(11:03)
(歩行時間1時間57分:全所要時間2時間18分) am8:45〜pm11:03 yahoo地図 周辺マップ 2015年1月30〜31日
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美ヶ原はまさに北アルプスの展望台である。美ヶ原という名は、常に近代的な響きをもっていて、何か国鉄時代の観光宣伝のためにつけられたような感じがするが、実は明治11年に政府へ提出した村勢報告書にその名が載っている。
当時からの名勝地とされていて「人々これを賞めぬものなかるべし」と結んでいる。山の詩人として著名な尾崎喜八の「登りについて不意にひらけた眼前の風景に、しばらくは世界の天井が抜けたかと思う」の一節で始まる詩は、今も美ヶ原の中心、美しの塔にはめ込まれている。その比類ない北アルプスの展望台としての魅力から深田久弥の「日本百名山」にも選ばれている美ヶ原だが、最高点、王ヶ頭には10本に余るテレビ塔が林立し、茶店やみやげ店が軒を並べ、往時のおもかげは全くない。※YAMAKEI
HPより |
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1月31日は大雪注意報が発令されていましたが交通機関にあまり影響は無く、送迎バス乗り場の山辺ワイナリーに無事着く事が出来ました。雪上車より送迎バスの方がワイルドさがありましたが、大雪原で雪上車を眺めると、意外や意外、ここは、南極?と思えなくもない雰囲気が楽しめます。広い牧場は柵まで埋まるほどの積雪で、真っ白な雪平原となり、樹氷と青空が絵になります。誰も踏み込んでいない大雪原となった牧場の中を好き放題歩くことが出来、とても気持ち良かった!少し荒れ気味の雲が神秘さを盛り上げてくれます。雲の流れに太陽が隠れると雪原に落とした影が動きだします。雪原の一部に陽が当たり、天然のスポットライトに照らされ、牛伏山や王ヶ頭が浮かび上がります。
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午後1時半過ぎにホテルに到着ですが、大雪注意報の予報通り荒れた天候で視界不良! 窓から見えるはずの富士山はおろか、10メートル先の景色も見えない。外で雪遊びも出来ないので、取りあえずドライで乾杯!続いてハイボール
。そして飲みやすいコンコード赤の辛口 !(山辺ワイナリーで試飲して、美味しかったので買いました) 食事の前は、ロビーにてシャンパンサービス!
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ダイニングやまぶきにて、ビールとハイボールを飲みながら美味しい料理を頂きます。 信州ハーブ鶏の鍋しょっつる風、信州サーモンと冬の色菜サラダ 、炭火ごと岩魚の塩焼きが登場!
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箸やすめのトマトジュレ 牛肉リブロースのステーキ 鯛茶漬け 冬のデザート
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美しいスライドショーは美ヶ原の四季のお知らせでした! 無料の貸切風呂は3ヶ所あり、運良く!一番大きい「壱の湯」でゆっくり入れました! ちなみにドラマ「南極大陸」のロケで木村拓哉が入浴したので「キムタク風呂」と呼ばれているそうです・・・。
貸切風呂(4F)より眼下に、霧氷樹のライトアップが見えます。
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長靴を履いてフロント前の霧氷樹のライトアップ観賞! 風は弱くなり、雪はやみました。明日の天気は期待できるでしょうか?
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翌朝!屋上より、日の出を待ちますが・・・。眼下はフロント前の霧氷樹! 徐々にフロント前が賑やかになってきます。 厚い雲に覆われて日の出を見る事は出来ませんでした。寒っ!
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気温低下の早朝をむかえると売店の窓には斜光に映えるシュカブラ(雪紋)が出来て綺麗!朝日に照らされるときれいに色づくとか。
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豪華な朝食! 山菜蕎麦にとろろを入れたらGoodです! すぐに焼き鮭が出てきました。 焼きたてのパンも美味しかった! ヨーグルトのデザート!
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雪上車にて美しの塔まで4台でドライブ! 南極探検にも使用されている雪上車に乗ってクルージング! 美ヶ原の大雪原を探索です。
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美しの塔と雪上車、次第に雲が上がって行く! 合計4台の南極探索風?の雪上車!
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そして4台の雪上車は雪しぶきを上げながら!群れをなして、王ヶ頭ホテルに戻って行く!
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新雪に覆われた、美しの塔より王ヶ頭! 私たちの他にもカップルが雪上車には乗らず、スノーシューを履いて雪原歩きで王ヶ頭へ戻って行きます!
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適当に大雪原の中を牛伏山へトレースを付けながら進む!昨夜の降雪でバージンスノー! こんな神秘的な広い空間をひとり占め!
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山本小屋手前の樹氷見学! 山本小屋の霧氷帯
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青空と霧氷!霧氷帯 を後にして! 雲の動きが忙しくなって来た!振り帰って少しアップの王ヶ頭
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雲に覆われて来ましたが、スポット的に王ヶ頭だけ陽が当たり、神秘的な風景! 軍艦島?とまた違った迫力で映ります!
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一旦歩道に下がってみます。 積雪は2メートル越え!その下は圧雪が数十センチあります。 そしてすぐノントレ雪原へ登って行きます。牛伏山のトレードマークの牛くんは雪に埋もれて行方不明? 振り返って、ふる里館〜山本小屋〜美しの塔〜王ヶ頭!
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王ヶ頭と霧氷! 牛伏山手前の霧氷地帯は自然が作り出す造形美!
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青空に霧氷が映えます! 雲の流れは早っ! 牛山と美術館の分岐!
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風当たりが強い牛伏山園地の霧氷! 牛伏山のケルンと後方は王ヶ頭!
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風当たりが強い牛伏山園地 牛伏山 標高2016メートル
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強風でさざ波みたいに凍り付いた新雪! 強風で砂漠みたいな雪漠?
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牛伏山から眺めると、凛々しい姿の王ヶ頭と王ヶ鼻!
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風当たりの強い牛伏山を後にして! 大きい雲が宇宙船のように迫って来る!
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ノントレ大雪原歩きに感激し!鼻血がでそ〜ぅ♪ 樹林帯に進路を取り、意外と雪深い深雪地帯へ!振り返って霧氷樹!
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横に伸びる霧氷! 美味しそうな霧氷! 綺麗な霧氷
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今度は牛伏山だけ陽が当たり、神秘的な風景!
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振り返って牛伏山と霧氷の森! 左のトレースはNさん、右は私!
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牧場側から眺める美しの塔と雲の形が怪獣?みたいに映る風景には圧巻の一言!
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王ヶ頭に大分近づいて来た! V型に広がる雪景色!
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左の樹氷& 霧氷 右の霧氷
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途中で王ヶ頭から美しの鐘まで往復の二人とスライドします。歩道コースは左に周り込みますが、牧場横断の直コースなので、一旦標高を下げて登り返します。
やがてガスが巻き、視界不良の霧氷帯へ!
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王ヶ頭手前ではガスが巻いて視界不良!王ヶ頭山頂(2034メートル)からは何も見えません!視界不良なので王ヶ鼻へは今回パスして王ヶ頭ホテルの大浴場へ!
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ホテルに帰着して!大浴場下の半露天風呂で温まります。
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薄っすら、松本市と王ヶ頭山頂!
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4WDのマイクロバスに乗って、松本市の山辺ワイナリーへと標高を1300m前後雪道で下げます。 車窓より何処までも続く霧氷樹!
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鹿がお尻を向けている! 牧場の草は鹿(雌)の大群に掘り起こされ、食べられているのでびっくり!
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山辺ワイナリーにより、赤ワインを土産で買いました! ※運転があるので試飲が出来ず残念!
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以前訪問時の写真 (今回はガスで見えなかったので!) |
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今回見えなかった富士山 蓼科山〜八ヶ岳〜富士山
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アンテナ群と北アルプス 乗鞍岳〜穂高連峰〜広がる北アルプス
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おまけ
王ヶ頭ホテルを予約するのに当たって、近日状況は連日満室状態でした。
2週間前からの予約で部屋をおさえる事が出来ました。
1月31日は大雪注意報が発令されていましたが交通機関にあまり影響は無く、
送迎バス乗り場の山辺ワイナリーに無事着く事が出来ました。
山辺ワイナリーから王ヶ頭区間の林道は1時間以上掛ります。
無積雪時は凸凹道ですが、深雪の恩恵で少しはフラットになり、助かりました。
当日は予報通りの悪天候なので雪遊びは出来ず、外に出る気にはなりませんでした。
温泉地にある一般的な旅館やホテルよりもランクが上の宿でしたので、
館内でゆっくり時間を過ごす事が出来ました。
翌日のご来光は雲が掛って残念ながら拝めませんでした。
しかしながら次第に青空が見えて来て、美ヶ原高原を照らしはじめました。
美ヶ原に降ったばかりの新雪の上にトレースを付けながら、
思いっきり大雪原歩きを満喫する事が出来ました。
美しの塔〜山本小屋で1組3名と会っただけで、
あとは王ヶ頭手前で美しの塔往復の連泊の夫婦?だけでした。
あとはず〜っとトレースを付けながら、広大な美ヶ原牧場の大雪原を
日常生活を忘れてしまうほどの贅沢気分で歩けるとは、想像もしていませんでした。
天候 : 晴れ時々曇りのちガス
出会った人:美しの塔以降5人だけ!
全く当てにならない疲労度:★☆☆☆☆ (今回は心地よい骨休みスノーハイクとなりました)
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