三国山：標高1,636m　　三角山：標高1,685m　大源太山：標高1,764.1m　高低差815m　累計高低差947m　歩行距離　12.2km　 三国トンネル登山口10：58）⇒三国峠（11：28～11：31）⇒三国山（12：21）⇒ワラジカケマツの頭（12：32～12：34）⇒三角山（13：21）⇒ 大源太山（13：39～13：46）⇒三角山（14：02）⇒毛無山（14：40～14：45）⇒三国山荘（15：25）⇒三国トンネル登山口（15：55） （歩行時間4時間37分：全所要時間4時間57分）　　　pm10：58～pm15：55　　　　yahoo地図

大源太山は、群馬県と新潟県の県境に位置する、標高１７６４メートル程の山で、上越国境に連なる谷川連峰の西端にあたる三国山より平標山に登る中間にある。国道１７号線の三国トンネル手前より三国峠への登山道がある。ここから三国峠、三国山、大源太山、平標へと登山道が開かれている。三国峠からは、草原と灌木が大源太山まで続く。急な坂道だが新潟県側には苗場山の山並が、群馬県側には赤城、武尊山、そして遠くには秩父の山並までが見え、見晴らしが良いので登山者を疲れさせない。

過去何回か訪問している三国山ですが、キスゲが咲き始める時期は初めてになります。残念な事に所用の為、遅い時間のスタートになってしまいましたが、ワンコを引き連れ！大源太山周回コースを楽しみました。

出発時間が中途半端になり朝食を取らずにR17経由で向かいます。本日は登山前に永井食堂でもつ煮を頂きます。時間が早い為か、先客は8名位でした。食べ終わる頃には倍に増えています。病みつきになる美味しいもつ煮を頂き、エネルギーの大補給！ 沼田に入ると谷川主脈方面が良い感じで見えて来た！

三国トンネルは工事の為、片側通行になっています。予想以上に待ち時間が！そして三国トンネルを抜けて！三国トンネル出口右に駐車場と三国峠登山口があり、遅いスタートでしたので工事車両＆登山者の車で満車状態でした。

登山口の奇妙な石仏像さんですが、以前と並びが変わっているような？ 　　眩い新緑の大シャワー！

少し歩くと「三国権現御神水」おいしい水が湧き出ていますので、ワンコ共々頂きます。あの謙信公も美味しく頂いたとか？程なくすると三国峠！

日当り良好の三国峠では御阪三社神社がワンポイント休憩場所になっています。近くにたっている石碑には三国峠を越えたという人々の名前が書かれたっています。鈴木牧之、河井継之助、川端康成などの名もありました。

ミヤマキンポウゲ 　　　　　　　　　　　　　ハナニガナ 　　　　　　　　　　付近は若いニッコウキスゲで賑やか！

こちらにもニッコウキスゲが華やかに咲いている！ 　　　　　　　　一瞬、石楠花？と思ったらヤマツツジの塊！

白のハナニガナ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苗場スキー場と苗場山！

愛想の良いグループと笑顔でスライド！ 　　　カラマツソウの一種（葉は違う植物） 　　良い感じの稜線では先行者もチラホラ！ 　 0

ウラジロヨウラク 　　　　　　　　　　　日当り良好の熱中歩きを余儀なくされ、ワンコ共々水分補給休憩！

付近はウラジロヨウラク 　　　　　　　　　ヤマツツジとワンコ 　　　　　　　平標山への近道分岐を三国山へ真っすぐ！

眼下に豪華な苗場リゾート！ 　　　　標高を上げていくと斜めって歩きづらい幅広の木段になり、砂礫山肌になります。

苗場リゾート＆苗場山 　　　　　　　　　　　　　　　　　　今度は安定している幅広の木道！

ワンコのnanacoは3年振りになる三国山！前回は残雪たっぷりでした！ 　　　　　　　　　赤　谷　湖

眼下は登って来た稜線！山頂から下がるとすぐに平標山方面の分岐があり、右の平標山方面へ！ 　　　　　アカモノ

三角山～大源太山の稜線と平標山～仙ノ倉山～エビス大黒の頭が豪快に見えます！

ガスに隠れた谷川岳！ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小出俣山の左に燧ヶ岳

タニウツギ 　　　　　　　　　　　　ベニシジミに似た蝶！ 　　　　　　　稜線はアカモノの群生がいっぱい！

見る角度が変わって、苗場山！ 　　　　　　　　　　　　ワラジカケマツノ頭の先より三角山～大源太山

アカモノの路 　　　　　　　　　　　　　キジムシロ　　　　　　　　　　　　　　　　ツマトリソウ

三国山から約1時間で三角山の頂！大源太山への山道は見えている稜線？では無く、一旦、左の樹林帯へ下がって回り込むので調子抜け！ 振り返って三国山！

ワンコ共々三角山でひと息！　　　　　　　　こちらにもニッコウキスゲ！ 　　　　　　　　　　ミヤマカラマツ

樹林帯の中の平標山との分岐！ 　　　　　　　　　ムラサキヤシオ 　　　　　　　　　　　　　　イワカガミ

ベニサラサドウダン！　あまりぱっとしない大源太山の頂！同じ名前の東洋のマッターホルンと呼ばれている近くの大源太山とはすべてが違う！

エビス大黒ノ頭～万太郎山 　　　　　　　　　　　　　　　　　ワンコも記念にワンショット！

三角山では平標山の家から間違って下がって来た夫婦？がいました。しかたなく浅貝方面へ下がるそうです。 意外と急な下り坂！頼りない糸みないなトラロープが掛っている。毛無山手前の鉄塔より苗場山！

ワンコは毛無山の図根点をクンクン！　毛無山ピークで、カレーうどんを頂こうと思いきや！まだ「もつ定」で、胃が満たされている感じなので持ち帰り！

しばらく標高を下げて行くと浅貝ゲレンデに着地！　　　　　　　　　　　 ゲレンデはシジミチョウだらけ！

野アザミとシジミ　　　　　　　　　　　 野アザミとシジミその弐 　　　　　　　辺り一帯シジミチョウの大群！

アヤメ 　　　　　　　　　艶やかなピンクの花 　　　浅貝より三国トンネルまで130m標高を上げながらの最終散歩！

ゴージャストな西武ヴィラ苗場クリスタル1号館横を通過！ガードには歩道があるので安心歩行でもうすぐだワン！ 賑やかな工事現場の三国トンネルPに帰着しました。登山者の車は私だけになっていた！

おまけ 　三国トンネル登山口を11時少し前の遅いスタートです。 　途中、冷たくて美味しい湧水を頂き、新緑の中を爽やかに歩きます。 　三国権現付近より直射日光を浴びながら熱中登山を余儀なくされ、 　ワンコ共々水分補給をしながらの登りになりました。 　ニッコウキスゲが咲き始めて、華やかな山道になりつつあります。 　程なくして三国山山頂に到着しますが、 　まだ12時少し過ぎですので、全く予定に無かった大源太山方面へ向かう事としました。 　平標山～エビス大黒の頭～万太郎山の雄大な主脈路の景色が映り、気分が高まります。 　しかしながらこちらの稜線は標高が低い為、 　主稜歩き以外は殆ど樹林帯歩きを余儀なくされます。 　花々を眺めながら程なくすると三角山！ 　この頂から見える大源太山の稜線は気持ち良く見えますが・・・。 　実際は左の樹林帯へ突入してから回り込んで登る感じです。 　大源太山山頂は長居をする場所では無い雰囲気ですので速やかに三角山へ戻ります。 　三角山へ戻ると夫婦？が平標山の家から間違ってこちらに下がって来たそうです。 　私が下る浅貝まで、急遽、コース変更だそうです。 　急坂をチャッチャカ下がって行くとスキー場に入ります。 　ゲレンデにはシジミチョウの大群が花々の蜜を吸っているので圧巻！ 　しばらくワンコと綺麗なシジミ蝶の観賞にひたります。 　何気に周回したコースでしたが、 　意外と短時間で歩け、花々や蝶を見ながら楽しめる事が出来ました。 　もう少しするとニッコウキスゲの群生が綺麗に咲き誇ると思います。 　 　天候　：　晴れのち曇り 　出会った人　三国山12人　三国山～7人 　全く当てにならない疲労度：★★☆☆☆