トマの耳:標高1,963.2m オキの耳:標高1,977m 茂倉岳 標高1977.9m 累計標高差 約1,403m 歩行距離 約12.4km
行程:白毛門登山口駐車場(7:37)⇒西黒尾根登山口(8:02)⇒ラクダの背(8:32~8:35)⇒肩の小屋(12:28~13:32)⇒
トマの耳(13:35)⇒オキの耳(13:55~13:58)⇒ノゾキ(14:35)⇒一ノ倉岳(15:00)⇒茂倉岳(15:20~15:26)⇒
茂倉岳避難小屋(15:46~15:56)⇒矢場ノ頭(17:00)⇒茂倉岳登山口駐車場(19:07)
(歩行時間9時間57分:全所要時間11時間30分) am7:37~pm19:07 yahoo地図
久し振りのグループ歩きでゆっくり歩行の為、時間は参考まで!
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谷川岳は群馬と新潟の県境をなす三国山脈中部にある山です。山頂はトマの耳(1963m)とオキの耳(1977m)の2峰に分かれ、遠望するとネコの耳の形に似ていることから〈双耳峰〉とも呼ばれています。標高は2,000mにも満たないが、急峻な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺のために天候の変化も激しく、山頂付近の晴天率は低い。気象の厳しさから標高1,500m付近が森林限界となるため、比較的低い標高でも夏には高山植物が観察できます。冬は早い時期から厳冬に入るため、何処の山より真っ白な山容に変わります。ロープウェイを使っての一般コースの谷川岳(トマの耳・オキの耳)までの天神尾根コースは、シーズンに入ると首都圏から近いこともあって、多くの登山者が訪れます。
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今年3回目になる谷川岳へ、西黒尾根から初となるメンバーを含みリーダーとして訪問しました。前回訪問時の平標山起点の茂倉新道への主脈縦走(5月22日)と違った、夏の高山植物観賞をしながら、何時もよりゆっくり歩いて、記念すべき20回目登頂になる谷川岳を快晴の日に訪問しました。先日赤城山で一緒だった、N&K&M&Hさんと私の5名での予定でしたが、Hさんがまさかの体調不良の為、残念な事に急遽欠席になりました。
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関越谷川IC出口より、真っ白に染まった谷川岳を望む。白毛門の駐車場は、見たこともないほどの車の数です。梅雨の雨が上がるのを心待ちにしいたハイカー達がどっと押し寄せてきた感じ?
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MAX土合ベースを横目に車道に出て西黒登山口へ向かいます。 土合橋よりマイナスイオンのシャワー!
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谷川岳指導センターの前の清水を飲んでから出発! ヤマアジサイ ホタルブクロ
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賑やかな西黒尾根登山口からメンバーとゆっくり登り始めます。水場を過ぎてしばらくするとシンボルタワー! まだまだですね。
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ハナニガナ シロニガナ 木々の間から、笠ヶ岳
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ようやく森林限界を越えてニッコウキスゲ 岩場初心者のM子さんを見守る私
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KさんとMさんが、まぶしい真夏の太陽をゲット? キスゲトンボ!
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マチガ沢からトマとオキです。
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みんなの食糧と鍋が入った重たいザックは20k近い!
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コオニユリ イブキジャコウソウ カラマツソウ
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定番のベストアングル! 天神平と赤城山
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ハナニガナの群生 ミヤマシシウド イワシモツケ
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厳剛新道との合流地点の「西黒尾根ガレ沢の頭」 エチゴキジムシロ お眼目の大きいトンボ!
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エーデルワイスの仲間のホソバノヒナウスユキソウ ミネウスユキソウ
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ヒメシャジン?ミヤマシャジン? ミヤマダイモンジソウ
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振り返って!気持のよい稜線! 七ッ小屋山-巻機山朝日岳-笠ヶ岳-白毛門
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「氷河の跡」の一枚岩より眼下に望む西黒尾根! ウラジロヨウラクと密蜂のコラボレーション!
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平ヶ岳~景鶴山~燧ヶ岳~笠ヶ岳 燧ヶ岳~笠ヶ岳 子持山~小野子三山~榛名山!手前は大峰山~吾妻耶山
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コバケイソウ 賑やかな西黒尾根
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タニウツギ ユキワリソウ ミヤマキンポウゲの群生
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爼嵓(まないたぐら)の豪快な山容が広がりメンバーは興奮! 賑やかな肩の小屋
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本日はかの有名な横浜カレーをベースに美味しくアレンジ! ユキワリソウが近くに健気に咲いている
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ゴクゴク音をたて、ひとり無言で旨そうに飲んでいる私! 山で頂く特製カレー&ドライは非常に美味い!
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満員のトマの耳では順番待ちの頂! 振り返ると行列!
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谷川岳山頂と一ノ倉岳~茂倉岳を望む
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オキの耳手前では凄い人とのスライド! オキの耳も結構賑やか
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コバイケイソウの群生 ツマトリソウ ハクサンフウロ
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ハクサンチドリ ミネウスユキソウ ヨツバシオガマ
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私が好きな休憩ポイントの奥ノ院ピーク! 比較的静かになった奥の院
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ウツボグサ タカネバラ ヒラリと舞い降りて来たアゲハ蝶
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一の倉谷ではクライマーたちが登攀中。カッコイイ~! シャクナゲと良いアングルの谷川岳を振り返って!
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急坂をひと登りして、一の倉岳の頂! イワイチョウ フデリンドウ
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残雪越しにトルネード形に続く馴染みの馬蹄形の稜線!
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ウサギギクも健在
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ミツバオーレン イワカガミ
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ショウジョウバカマの可愛い群生! ニッコウキスゲと武能岳&大源太山!
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茂倉岳では日帰り馬蹄形途中の江戸からお越しの単独者が、日焼けした笑顔で寛いでいました。田尻尾根から下がるそうです。茂倉岳を過ぎるとニッコウキスゲが沢山咲いています。
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ダルマブキ&万太郎 ハクサンチドリ ミヤマキンポウゲ
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秘境のキスゲは逞しい! ミヤマクルマバナ シモツケソウ
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万太郎山~仙ノ倉山~平標山 万太郎山はこちらからみると大きな山でびっくり! もうすぐ矢場ノ頭
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矢場ノ頭でひと息! 振り返って茂倉岳!
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万太郎山を望む角度が変わて雄大!
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トナカイみたいな倒木 手裏剣みたいなキノコ! 黄昏時の最終の茂倉新道!
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kさんタクシーが待機していているので大感謝! 土樽より幻想的な夕映え!
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おまけ
今年3回目の谷川岳へ、西黒尾根へは初めてのメンバー2人を引き連れ谷川岳へ訪問しました。
前回訪問時の平標山起点の茂倉新道への主脈縦走(5月22日)とは違った花々の高山植物観賞をしながら、
何時もより、著しくゆっくり歩いて、記念すべき20回目の登頂となる谷川岳になりました。
予定ではN&K&M&Hさんと私の5名での予定でしたが、Hさんがまさかの体調不良の為、
残念な事に急遽欠席になりました。
久し振りに土曜の快晴に訪問する谷川岳の登山者の多さにビックリ!
森林限界を越え、天神尾根を望むと行列のように見えたのは私的に初めてでした。
メンバーのシャリバテ?で大分遅くなった肩ノ小屋付近は、
まるで登山者が増殖?しているような感じの人口密度でした。
比較的静かな奥の院ピークで食べるはずだった横浜特製カレーを前倒しで美味しく頂きます。
行き交う登山者に美味しそう!と声を掛けられ、ちょっぴり目立った感じでしたが、
メンバーに作って頂いた本格カレーが凄く美味かったので病みつきになりそう!
そうこうしている間にオキの耳へ到着すると、
茂倉新道経由で土樽へ向かうと最終電車に間にあいそうも無いので急遽考えます。
谷川岳山頂のオキの耳ではシャリバテから栄養満点の特製横浜カレーを頂いて
再起動したKさんが無理をしないで天神尾根よりRW経由で下がる事となりました。
そんな訳で土樽駅最終電車に間にあわない予測なので、一足先に下山する事としたKさんが、
車で土樽駅へ向かいに来るプランが有力になりました。
ちなみに天神平での下りRWは混雑の為、20分待ちだったそうです。
奥ノ院を過ぎ、茂倉岳方面は閑散とした私の好きな静かな稜線に変わります。
茂倉岳ではお江戸からお越しの単独単独男性が寛いでいました。
白毛門スタートの左周りで初めて望んだ日帰馬蹄形そうですので、しばし会話を楽しみました。
西黒尾根では無く、RW最終時間には間に合わないので田尻尾根より下がるそうです。
茂倉岳より矢場ノ頭までの爽やかな稜線は、
今回も素晴らしい高山植物の宝庫でしたので、気分爽快に歩けました。
天候:快晴!
出会った人: オキの耳まで未知数の何百人! 奥ノ院より茂倉岳登山口約18人
全く当てにならない疲労度:★★★☆☆
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