日光男体山 (標高2,486m) 標高差 (約1,278m) 歩行距離 (8.46km) yahoo地図 コースmap
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中禅寺湖畔無料駐車場( 8:50)⇒一合目(9:05~9:12)⇒
三合目(9:43)⇒ 四合目(10:12)⇒六合目(10:49)⇒
八合目 (11:50~11:58)⇒男体山(12:51~13:53)⇒
八合目(14:16)⇒四合目(15:07~15:10⇒)
三合目(15:29)⇒一合目(15:45)⇒
第一中禅寺湖畔駐車場(16:00)⇒中禅寺湖畔無料駐車場(16:05)
(歩行時間5時間55分:全所要時間7時間15分) am8:50~pm16:05
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日光火山群の中では末期に噴火した中禅寺湖の北側にそびえる輝石安山岩からなる成層火山。二荒(ふたら)山、黒髪(くろかみ)山、下野富士とも呼ばれ、深田久弥の『日本百名山』にも登場する、名実ともに栃木県を代表する山。山頂には、直径数百m、深さ2百mのすり鉢型火口があり、北側が欠け落ちて馬蹄形をなしている。豪快な水しぶきを上げて落下する華厳ノ滝、男体山を湖面に写す中禅寺湖もこの山の噴火のなせるわざである。延暦元年(782)、勝道上人によって開山された山岳信仰の山で、女人禁制(明治5年廃止)であった。現在も登拝講の活動が盛んで、特に7月31日夜半から8月7日までの登拝祭期間中は、頂上で御来光を迎える大勢の人たちで賑わいを見せる。山頂からの眺望は四方に開け、眼下に中禅寺湖、戦場ガ原を見下ろし、白根山、太郎山、女峰山をはじめとする日光連山、上越、上州の山々、はるかに富士山を望むことができる。yamakei hp参照
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前日まで、唐松岳、蓼科山、浅間山、男体山と候補がありましたが、冬山に登って無いのは、当然の如く、男体山になります。男体山は5年ぶりの訪問になり、前回訪問時は標高を上げるにつれガスが巻き、山頂より中禅寺湖方面は全くの視界不良でしたので、リベンジ方々の訪問です。(5月5日~10月25日以外の期間は入山禁止でしたので、罰が当たっても自己責任)
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デジブックで編集しました。(注!再生するとBGMが流れます) |
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日光市に入ると氷点下4度ですが、除雪作業が丁寧に行われていますので、安心して走行出来ます。 一旦、立木公衆WCへ寄ってから男体山を眺め、湖畔駐車場へ向かいます。閑散期ですので、湖畔無料駐車場に置かせて頂きました。※登山期間は登山者不可!
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二荒山神社の奥には入山禁止の看板があり、脇を通させてもらいました。一合目の遙拝所で12本アイゼンを装着。二合目付近で新しいアイゼン跡を発見し、先行者がいる事が分かり、仲間意識が湧いてきます。
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古い踏み跡が彼方此方に付いていますので、適当に登って行きます。 三合目から四合目登山口まで、長い林道歩きになります。 ※振り返って、分かりやすい下山道案内板
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古いトレースと新しいトレース(一人分)があります。途中1回だけ、足跡につられショートカットしました。ようやく四合目登山口に到着です。四合目より、本格的な登りになります。
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振り返って中禅寺湖と社山の素晴らしい景色です。本日は北風が強い予報ですが、南面から登っていますので無風状態です。急登になり、体か熱くなって来ましたのでダウンを脱ぎます。直射日光が眩く、雪焼けしそう!
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段差のあるベストポジションに木のコブが出ているので、手摺になり、磨かれ照かっています。 五合目までジグザク走行ですので、比較的歩きやすい。中禅寺湖が眼下に見え、標高を上げてきたのが分ります。
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ちょっぴり汚れたビックな氷柱群! 1本拝借して、急登で引っ張られた脹脛を敲きます。 新しい雪質で、ふわふわして歩き辛くなって来ました。 振り返ると富士山!
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柔らかで乾いた積雪は12本アイゼンの爪が引っ掛かからず歩き辛い。油断すると腰近くまで、スッポリ落とし穴に入ってしまい、脱出するには意外と体力を要します。
ここまで登ると半月山~社山、中禅寺湖の全体を見下ろせます
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七合目休憩場が見えて来ました。※随所に休憩場が設けられています。鳥居はずいぶん背が低くなっていますので、かがんで通過です! ピッケルを出し、挿してみるとスッポリ入ってしまいます。トップで止まりました。
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急坂を登り切った場所にある、八合目の「瀧尾神社」です。八合目を過ぎた辺りから、傾斜はやや緩くなります。あるはずの丸太の階段は積雪で埋まり、見えません。
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振り返ると袈裟丸山~鋸山~皇海山の景色が広がります。積雪は多くなりますが、 傾斜が少し緩くなります。
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一際、目を引くオブジェ的なダケカンバです。 雪で埋まった階段が山頂まで続き、前方に唯一の先行者を発見!
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振り返り、眼下に小さく見える中禅寺湖です。森林限界を越えると風通しが良くなり、冷たい北風が吹きつけて来ます。 強風で雪は飛ばされ、赤い砂礫の地肌が出ています。
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日光白根山のアップ! 雲の纏わり付いた浅間山。富士山もまだ見えますが、大分霞んでしまいました。
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目の前に山頂カメラが・・・。二荒山神社奥宮の右手には山頂があります。まずは左の男体山山頂のシンボルマーク「二荒山大神の像」を5年ぶりに拝みます。会津若松より来られた先行者は、早々と下山をして行きましたので、貸切男体山になります。
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途中に「良縁の鐘」があったので木槌で叩いてみると、思いの外、甲高い音でした。 影向石を過ぎると鳥居です。天に向かってそびえたつ神剣が祀られた岩塊が、男体山の山頂です
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岩の上に聳え立つ、ピッカピカの新しい「二荒山大神御神剣」。剣の左後方は日光白根山です。
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剣の基部には文字が書かれ、平成24年10月に新しくなったそうです。 後方に回り込み三角点を見ると、一等三角点は積雪で埋まって見えません!
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三角点先より、太郎山~小真名子山~大真名子山~帝釈山~女峰山
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二荒山神社奥宮へ戻り、山座同定盤に合わせて景色を楽しみます。赤城山の後方は八ヶ岳。
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手抜き昼食です!クッカーの上におにぎりを置き、温めて美味しく頂きます。 海抜二四八六米の寒い頂きで食べるカレーヌードルは、なんとな~く一味違います。設置された気温計は氷点下8度ですが、風が冷たく体感温度はもっと低く感じます。
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ここからは、新しいトレースを付けて西端にある太郎山神社へ移動です。太郎山神社が祀られている場所は、旧噴火口縁の際だった巨岩上です。北側の岩場から眺める、太郎山左後方の白く染まった山並
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太郎山神社展望岩場より、日光白根方面の大パノラマ!
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再び快晴でご機嫌の「二荒大神の神像」を拝みます。1時間以上ゆっくりしましたので、下界へ向け沢山標高を下げて行きます。
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7合目まで本日の雪質では、アイゼンの底に雪が溜まって歩き憎く、何度も立ち止り、雪を落としますが、三歩歩くとまた付いてしまいます。急な個所は、アイゼンの底に溜まった雪で滑ってしまいますので、初めて経験する難儀な状況です。同行者は2回ほど滑ってコケていました。
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ゴロ石地帯の急降下は前かがみを余儀なくされ、腰が痛くなって来ました(>_<) ! 安心、安全の四合目登山口に帰着して、ひと息です。
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長い林道は、足跡につられ2ヶ所ショートカットです。 林道を終え三合目の下山道です。樹林帯に入ると小鹿が周囲を走り回っていました。良く見ると雪の無い場所には鹿のフンだらけです。 一合目遥拝所の「長老中村正六翁像」です。
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帰路は日光の源泉の匂いを嗅ぎながら、第一湖有料(310円)湖畔駐車場経由で帰ります。 二合目付近で休憩をしていた先行者の、会津若松の気さくな方とここでお別れです。3人で沢山トレースを付けて来ましたので、後日登られる方がいたとしたら楽だと思います。
二荒山社の鳥居先の無料Pに到着すると予想通り、私の車1台だけです。 日光レークサイドホテルの日帰り入浴(1000円)の源泉でゆっくり温まります。
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★2日後の様子です。男体山山頂カメラ 「大国乃目」より、2014年1月25日11時9分35秒の映像、二人見えますね・・・。
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おまけ
早朝、みどり市に入り、R122号より日光方面を眺めると雪雲が纏わり付いて、どんよりしていました。
いろは坂に近づくと、男体山のダイナミックな山容がクッキリ見えて、気分が高まります。
第1中禅寺湖畔の県営駐車場(310円)に駐車と思いましたが、金精峠は冬季閉鎖中、及び、
男体山は入山期間外でしたので、二荒山神社眼下の無料Pへ駐車させてもらいました。
(登山期間は駐車不可) この時期、第一中禅寺湖畔駐車場はコース的にも一番でした。
雪質からしてスノーシューは要らないと判断し、12本アイゼンを持ちました。
トレースを付けながらラッセル歩きを覚悟していましたが、
新しいトレースがあったので貸切歩きで無い事が分り、心強かったのが本音です。
山頂からは360度の素晴らしい景色が広がり、感動しました。
愛そうの良い、会津若松から来られた先行者と話をすると、
標高を上げるに連れ予想以上の深雪なので、何度も撤退を考えたそうです。
また何処かでお会い出来たら良いですね。
※同行者は今回の男体山で50座目の百名山だそうです。
天候:晴れ
出会った人=先行者1名と鹿2頭
全く当てにならない疲労度:★★☆☆☆ |