満開のアカヤシオとたびら雪の仙人ヶ岳


仙人ヶ岳  標高633m     標高差:約408m     歩行距離8.9km    2015年4月9日
猪子トンネル手前登山口(11:15)⇒猪子峠(11:30)⇒猪子山(12:15)⇒犬帰り(12:38)⇒宗の岳(12:53)⇒ 
知の岳(13:05〜13:08)⇒熊の分岐13:16)⇒赤雪山分岐(13:31)⇒仙人ヶ岳(13:33〜13:58)⇒
赤雪山分岐(14:00)⇒熊の分岐(14:11)⇒生不動尊(14:32)⇒岩切登山口(15:00)

(歩行時間3時間17分:全所要時間3時間45分) am11:15〜pm15:00 yahoo地図

仙人ヶ岳は足利市の西北部に位置する。群馬・栃木県境の山である。標高は低いが、沢沿いの道や、適度な岩場、尾根歩きは、標高を忘れ去れる味のある山である。 アカヤシオ開花時期には沢山の方々で賑わう足利最高峰の山!
 このところ気温低下と重なり、スッキリしない日が続いていますが、仙人ヶ岳のアカヤシオ観賞へ!期待を込めて向かいます。
岩切登山口を過ぎて少し進んだ場所に5台位置ける駐車スペースがあります。寒いのでハードジェルのジャンバーと手袋をしてのスタートです。猪子トンネル手前右のロープが掛った場所から入って行きますが、標識はありません! すぐに仙人ヶ岳の標識が現れます。やがて深高山との分岐の猪子峠になり、仙人ヶ岳まで2時間15分と書いてありました。
昨日降った雪が頭上の樹林帯からみず雪として落ち、冷たい小雨が降っているような感じです。以前山火事があったので、このポスターがあちらこちらに設置されている。アカヤシオ!と思ったら ヤマツツジでした。
スギ&ヒノキ林を登りきると、快適な尾根歩きになり、白い物がチラホラ! 進行方向右眼下にはアカヤシオと松田川ダム!
          陽が射せば華やかでしょうね!                アップダウンをしながら進行! 
           アカヤシオと猪子山山頂                    濃くて淡い色のアカヤシオ!
       周辺は何処を眺めてもアカヤシオでいっぱい!              みず雪に濡れて重そう!
時折傘を差しての歩行ですが、歩きづらくなるので傘はしまって濡れながら! 本日は気温低下と濡れた山道を予測して、ワンコは留守番させましたが、今日のコンディションでは正解!
一旦標高を下げてから犬帰りのピークへ!  前方に本日初めての登山者発見!速やかにお先に失礼させて頂きました。
 
 少しで良いから青空が欲しい!
              淡いく濃い目のアカヤシオ!              犬帰りの巻き道が右下に続いている!
そして犬帰りの鎖場!良い感じの勾配ですが、足を岩に確保して登っていけば問題はありません!
              巻き道との合流地点!                  振り返って!犬帰りピークの惟の岳
   グループと夫婦が雑談中ですので、挨拶をしてお先に失礼!      標高を上げて行くと寒くなり、厚手の手袋に変更!
宗ノ岳ピーク! 知ノ岳手前の鞍部で、クラブツーリズムツアーの方々とスライド!登山中級A(!)?の岩尾根縦走だそうです。
               もうすぐ知ノ岳!                      ミツバツツジ
珍しい鉄製の標識、後方は歩いて来た各ピーク!この分岐で松田ダムからの登山道と交わります。
何時の間にか松田川ダムの正面に来ていた。
 
今度は7名のパーティーとスライド!みなさんレインを着ています。  熊の分岐に到着です!帰路はこの分岐を左に下がり、生不動尊方面へ下がって行きます。
 
標高を上げて行くと、白とピンクの世界に変わって行く!
 
             ピンクに時たま白い花?                  寒そうな感じのアカヤシオ!
 
             見頃のアカヤシオなのですが・・・。           赤雪山の分岐で仙人ヶ岳まであと300m!
 
      予想通り、誰〜もいない貸切の仙人ヶ岳山頂!              「架空生物名の山シリーズ」?
 
       厚切りハムカツを入れて美味しく頂きます!               寒いので逃げるように撤収!
 
      アカヤシオも見納めになるのでしばらく観賞!         トルネードのとうせんぼの木?見ていると目が回る!
 
誰が名づけたか熊の分岐!ここからは先ほどの登山道ではなく、岩切登山口へ下がります。ご婦人とスライド!遅い時間ですが、元気に登って行った!
 
 水嵩が多く、山道だか沢だかわからない場所も多くあった!   木橋も頻度に現れる!  倒木と落葉と沢に阻まれた山道!
 
                生不動尊に到着!                祠は岩の間の危なげな場所に建てられています。
 
          巻き道もありますが沢コースで!                 眼下にミニ滝とミニ滝つぼ!
 
       ニリンソウもチラホラ!            ス ミ レ                ヤマブキ
          民家の前のアカヤシオ!                  立派な道導がある、岩切登山口!
 
 ちょっとした岩場もあってメリハリがあるハイキングコースでした。
 
おまけ
 このところ気温低下と重なり、スッキリしない日が続いていますが、
 仙人ヶ岳のアカヤシオ観賞へ!期待を込めて向かいます。
 車を下りると寒いので、ソフトジェルのジャケットと手袋をして歩き始めます。
 登山道に入ると太陽が遮られた暗い樹林帯に入ります。
 30分位して尾根道に入るとアカヤシオの群生地帯になり、
 イワ尾根に咲くアカヤシオは、丁度見頃を向かえていました。
 立ち止っては眺めての繰り返しで、観賞しながらの歩きです。

 雪や雨は降ってませんが、樹林の葉や枝に積もった雪が、みず雪となり、
 時には容赦なく降って来ます。
 3回ぐらい頭上にしずり雪が落ち、頭はびしょびしょで寒くなります。
 ゴアのレインを着るほどではないので、傘を差して歩いてみますが、
 歩きづらいのですぐ傘をしまいます。

 遅い時間のスタートでしたが、2組ほど追い付き、
 4パーティー、29名の方とスライドして活気がありました。

 午後より天候が回復する予報でしたが、良くなる兆しはありませんでした。
 標高を上げて行くと雪景色に変わり、ピンクのアカヤシオと白い雪が
 不思議な光景に映って、チョッピリ神秘的でした。
 最後まで陽は差しませんでしたが、仙人ヶ岳のアカヤシオ観賞に満足です!

天候:生憎の曇り  出会った人:
33人 

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