ワンコとアカヤシオの赤城山 (利平茶屋から) 2014 5 8

利平茶屋から赤城山 (利平茶屋~鳥居峠は今回で7回目の訪問になり、赤城山の山開きの日でした)

黒檜山標高 1,828m ・駒ヶ岳標高 1,685m ・篭山 1,432m  (標高差約 848m 歩行距離約 11.2km

行程:利平茶屋公園(9:38)⇒御神水(10:26~10:30)⇒アカヤシオポイント(10:38~10:50)⇒
鳥居峠(11:11)⇒篭山(11:15~11:27)⇒ベンチ(12:05)⇒駒ヶ岳(12:21)⇒大タルミ(12:32)⇒
御黒檜大神鳥居(13:01~13:27)⇒黒檜山(13:30~13:33)⇒黒檜山登山口(14:25)⇒
覚満淵入口(14:53)⇒鳥居峠(15:10)⇒アカヤシオポイント(15:28~15:38)⇒利平茶屋公園(16:26)
(歩行時間5時間41分:全所要時間6時間48分) (9:38~16:26)   yahoo地図  下記にルートラボ添付
赤城山は複成火山であり、複数の山頂(黒檜山/駒ヶ岳/地蔵岳/長七郎山/小地蔵岳/鍋割山/荒山/鈴ヶ岳)の総称です。赤城山の最高峰は黒檜山で深田日本百名山と日本百景の一つにも選ばれています。中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまでは広く緩やかな裾野の高原台地をなしています。裾野の長さは富士山に次ぐ面積を誇ります。
桐生市に位置する、利平茶屋森林公園へ毎年のように向かいます。国道122号線を日光方面へ進んで行くと左側に「道の駅くろほね・やまびこ」があります。次の信号「下田沢」をR62号線へ左折し、道なりに進むと「利平茶屋森林公園」の大きい標識があります。左折して進み、突き当りが利平茶屋森林公園の大駐車場です。
※マウスを合われると6日後の5/14日撮影写真に変わります。

利平茶屋森林公園を基点に歩くのは今回で7回目(多分)になりますが、こんなに沢山置かれた駐車場を目にするのは初めてです。太田市よりお越しの「おばさんグループ」と団子状態のスタートとなります。

        フデリンドウ             利平茶屋二度目のワンコ         管理事務所とシャクナゲ
バンガローを過ぎた左カーブの右に利平茶屋登山口がありますが、通り過ぎて今回も「赤城登山鉄道・旧利平茶屋駅跡」から登って行きます。しばらくコンクリートの風化したケーブルカー軌道線跡を登って行きます。 太田市の「おばさんグループ」は、吊り橋を渡り鳥居川の三崖の滝方面から登ってアカヤシオ観賞だそうです。ワンコに沢山エールを頂きました。
     タチツボスミレ                 ヤマエンゴサク                ツルキンバイ
「ヒトリシズカ」の小さな群生が目を引きます。やがてケーブルカー送電線跡が見えますが、進行方向は藪漕状態ですので、右上の登山道へと少し強制的に登って通常コースと合流します。
 
見上げる山はアカヤシオでピンクに染まっています。崩壊気味の個所や小さい橋があります。2か所目の橋は踏み抜かないよう注意が必要!
鳥居峠直下の軌道線跡に出ます。軌道線跡を右下の御神水の水場へと下ります。以前は3箇所から湧水があり、左から「美人の水」・「御神水」・「智慧の水」でした。何故か「美人の水」の場所が「御神水」で、真中が「名無し」で、一番右の「智慧の水」は無くなっていました。
ペットボトルに補充して、本日の飲料水とカップヌードル用にキープです。           ハシリドコロ
ケーブルカー軌道線から離れ、小さい沢を横切り左の山道へ登って行きます。「鳥居峠0.9km」の道標を左に入った場所がアカヤシオ観賞ポイントです。 
見頃のアカヤシオです。あいにく雲が掛かって来て、陽が遮断されてしまいました。
つぼみのシャクナゲですが、奥に入り、日当たり良好付近では数個のシャクナゲが咲いています。アカヤシオが終わった頃、シャクナゲは見頃になると思います。
山道を登り上がると作業道と合流で、右に進んで行くと鳥居峠です。旧赤城山頂駅は現在、季節限定営業のミニ資料館&サントリー・ビア・バーベキューホールになっています。
篭山は鳥居峠に佇むイワ岩の小さなピークです。左側に目印テープが付けられていますが、アカヤシオが咲いている箇所へ適当に登って行きます。昨年に比べると良い感じで咲いています。
篭山の標高は1,432mですので、来週頃見頃を迎えます。※来週また来ようと思った次第!
篭山より眼下に覚満淵、後方には大沼と五輪尾根。アカヤシオが見頃を迎えると、この場所から素晴らしい景色を眺められます。

少し標高を上げると蕾主体です。後方は地蔵岳!いつもは下山で使うコースですが、本日は逆回りで尾根伝いに駒ヶ岳へ登って行きます。以前より踏み跡が確りしているので、ポピュラーなコースになったようです。
     時々残雪があります。             鳥の鳴き声がするので見上げると「アオゲラ」でした。
やがて駒ヶ岳登山口と駒ヶ岳との分岐にあるベンチに到着です。春がすみで視界は利きません!花見ヶ原森林公園方面へ続くピークが見えます。月末から来月上旬にかけてシロヤシオが咲く山道です。
駒ヶ岳山頂では昼食を楽しんでいるご夫婦がいましたので、素通りして大タルミまで下がって来ました。再び黒檜山まで標高を上げて行きます。
 
木道主体の登りなので、足の短いワンコは快適に登って行きます。振り返って駒ヶ岳と地蔵岳。花見ヶ原との分岐。
鳥居のある御黒檜大神に到着すると、高崎と桐生市のおね~さんがひと息入れていました。前回と同じく御黒檜大神で手作りおにぎりランチを頂きます。セブンの荒びきメンチカツを入れるとボリュームがアップして美味い!前回の2カ月前(3/11)の訪問時には、積雪の為鳥居は埋まっていました。
黒檜山登山口と合流すると雪融けで、ヌカヌカ道になっています。赤城神社の関係者とすれ違い、本日は「赤城山の山開き」の日だそうです。「山開き・赤城大明神」と書かれた「たいまつ風」の棒を、駒ケ岳山頂に設置されに行くそうです。黒檜山山頂は予想通り視界不良!周辺の山々は全く見えませんので、北側展望台へ行くのは止めました。
黒檜山山頂では設置仕立てのホヤホヤでした。山頂には愛想の良いソロ男性が、先ほど「山開き・赤城大明神」と書かれた「たいまつ風」の棒を北側展望台にも設置されたと教えてくれましたので、全部で3ヶ所に置かれるみたいです。
帰路は黒檜山登山口へ直下がりします。前を先程の高崎と桐生市のおね~さんが歩いていました。下りに使うと案外と急なので、先日痛めた右膝の靭帯が痛くなって来てしまいました。
二ヶ月前、雪庇が至る場所に迫出していたのが嘘のようです。猫岩より、大沼や赤城神社を眼下に眺めます。

登山口が眼下に見えて来ましたので、着陸態勢に入ります。あとは覚満淵入口まで、車道歩きです。ひと際大きな音を立て、モーターボートが優雅に大沼を走っています。東京から電車とバスを乗り継ぎ、黒檜山~駒ヶ岳を周回された方と少々会話します。ワンコも一緒に黒檜山を周回したと説明したら「ミニチュアダックスのnanaco」を見て、すっごく可愛がってくれました。
時間が遅い為か、比較的静かな覚満淵です。鴨達の姿も見えません!何処へ行ったんでしょうかね?大タルミですれ違ったグループと再会すると、ワンコ以上にお疲れモードでした。

なんとなーく湿原の周りは、草紅葉しているようかのように見えます。防鹿ネットを抜けて、程なくすると鳥居峠です。

軌道線跡から直で下がろうと思いましたが、もう一度アカヤシオポイントへ、遠周りで下がって行きます。やはり陽が当らないので映えません。
鳥居峠を眺めます。帰路で下がる予定だった、峠直下の軌道線跡傾斜は58%もあるので、かなり急です。しばらくアカヤシオを見おさめします。

    軌道線跡を少し下がって左へ          エイザンスミレ               こごみ?

利平茶屋公園には立派なバンガローが沢山あり、キャンプ施設も沢山あります。今日はひとりも居なく静かですが、ゴールデンウィークはバンガローがいっぱいだったそうです。公園内は鳥居川が流れていて、バーベキューや水遊び、鳥居川に沿って遊歩道が整備され、ハイキングなど自然を満喫することが出来ます。
途中でワンコのリードを落としてしまったので、一度も使った事が無い「カウテール」をリード代わりに使いました。駐車場に30台位あった車はみんな撤収していて、私たちの車がポツンと1台だけです。
 
 おまけ

 
前日までの山行き予定では、八丁峠より、両神山のアカヤシオ観賞でした。
 念のため、八丁峠登山口の志賀坂峠の情報を確認すると、
 残念な事に今年の大雪の影響で、5月末の開通予定でした。

 急遽、袈裟丸山と思いましたが、
 鳥居峠~黒檜山でもアカヤシオを楽しめそうですので、ワンコ引き連れ向かいます。
 
 赤城軌道線跡は、登山道として再復活されていて、私的に好きなコースの分類に入っています。
 今回はアカヤシオ観賞の為、御神水以降の急な軌道線跡を歩かなかったので、やはり何かが、
 物足りない感じがしました。

 御神水を過ぎて、西尾根側のアカヤシオは見頃を迎えていましたが、
 私が到着すると同時に、曇って陽が遮断されて残念でした。

 篭山のアカヤシオは来週あたり、見頃を迎えると思います。
 篭山からはバック景色に地蔵岳~駒ヶ岳や覚満淵が入る為、見応えは倍増になると思います。
 
 1年を通して気軽に訪問している馴染みの赤城山ですが・・・。
 黒檜山山頂手前で赤城神社の関係者とお会いして、毎年5月8日が赤城山の山開きだと分かりました。
 馴染みの赤城山の山開きの日に訪問出来て良かったです。
 
 赤城山の各ピークに「山開き・赤城大明神」と書かれた「たいまつ風」の棒が祀られたそうです。
 登山安全祈願を願うべく、昔ながらの習わしだそうです。


 ・・・おまけのおまけ・・・

 S32年7月21日 赤城山頂~利平茶屋開通 ・S42年11月5日休止 ・S43年06月1日廃止
 昭和32年に東武鉄道が赤城山観光開発として開通した念願のケーブルカーでした。
 東武路線を軸とした鉄道とバス経由の独自の策で観光最短ルートでしたが、
 新大間々~利平茶屋は悪路で非常に時間がかかったそうです。
 モータリゼーション時代の到来と、昭和41年赤城有料道路南面ルートの開通により、
 マイカーでの乗入れが支流になり、客足が伸び悩み、利用者が激減しました。
 10年後の昭和42年に休止となり、翌年、永久廃線となってしまいました。 
 約半世紀の日々が経った現在、
 当時の名残を感じさせる風化しかけた軌道線跡は、歴史を感じます。

 
天候:晴れのち曇り
 出会った人:赤城軌道線跡は貸切 御神水以降は30人位(登山道)
 全く当てにならない疲労度:★★☆☆☆


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