白雲山(ワンコと上級コース)


 白雲山(妙義山) 標高1,104m 標高差、約675m   2013年1月6日   am11:30〜pm16:32   mapion地図  map

道の駅妙義第二駐車場(11:30)⇒妙義神社登山口(11:43)⇒大の字(12:15〜12:20)⇒奥の院分岐(12:38)⇒奥の院(12:52)⇒見晴(12:53)⇒玉石(13:22)⇒
大のぞき(13:40〜13:45)⇒天狗岩(14:05)⇒タルワキ沢分岐(14:20)⇒相馬岳(14:33)⇒タルワキ沢分岐(14:58)⇒中間道(15:50)⇒道の駅妙義駐車場(16:32)

妙義山は、赤城山、榛名山とともに上毛三山に数えられています。妙義荒船佐久高原国定公園の中心的な山で、西上州独特の荒々しい岩肌が特徴です。気軽に登れる「石門めぐり」と自然を満喫できる「関東ふれあいの道」そして体力と経験と度胸が必要な「山頂縦走」と登山コースが多くあります。本日は上級コースの白雲山を、おてんばのミニチュアダックスの(nanaco)を引き連れ(鎖場はザックに入れて)3回目の訪問です。
カメラを出してワンショット!と電源を入れると作動しません。なんとバッテリーを充電器に挿したままでした(^_^; 仕方なく、予備の古いカメラでの撮影となりました。道の駅妙義より、白雲山を望みます。第二駐車場へ移動してワンコを引き連れ、妙義神社へ向けて出発です。初詣の方々で神社は賑やかっていました。参拝を済ませてから登山口へ向かいます。
昨年の11月9日の表妙義縦走以来、2ヶ月振りの妙義山登山口に到着です。この時点では大の字から中間道コースの予定でした。ワンコは大の字直下まで楽々登って行きます。
大の字の鎖場は片手でワンコを抱っこして登ります。眼下にスタート地点の道の駅妙義や日帰り温泉もみじの湯が見えて大分標高を上げた事が実感出来ます。大の字を降りてから気が変わり、何んとな〜く、白雲山へ登りたくなりました。
辻の分岐を白雲山へと登って行きます。気合を入れてワンコは岩場に挑戦しましたが、早くも失敗に終わりました。本日は荷物が余り入っていないザックを背負ってますので、ワンコが走行不能になった場合はザックの中に入れて難所を越えて行きます。
やがて巨石に挟まれた造りの奥の院が目の前に現れ、梯子を登って行くと石碑が祭られていました。奥ノ院右下の岩壁から三連30mの鎖が垂れ下がり、いよいよスリリングな上級コースが始まります。ワンコをザックに入れて登って行くと、ザックから頭を出して大人しくしているので助かります。
標高を上げると、徐々にビューポイントに入って行きます。真っ白に染まった浅間山が「早く来い!」と、私を呼んでいるような気がします。ビビリ岩と呼ばれている岩場付近では、自分的に楽しくなって来ました。足元が残雪で凍っている箇所がありますので、注意を払って進行して行きます。
登り上がった尾根の左手前に岩陵があります。ここが「白雲山」と書かれていた頂きです。何の印も無いので、殆んどの登山者は通過してしまう場所です。岩を登り上げると頗る景色が良い場所で、錆びた標識には白雲山の文字は既に風化して無くなっています。「大のぞき」に向けて登り返します。鎖場を1ヶ所通過して、嶽三社大神の石碑の建つ「大のぞき」に到着です。
嶽三社大神の石碑の建つ「大のぞき」から、長い鎖が下まで垂れ下がっています。 再びワンコをザックに入れて、すべり台状の長い鎖場を一挙に下がります。大のぞきから7mほど下降した所で左側にトラバースし、さらに7mほど下降します。ここまでが一段目の鎖場で、次の二段目が有名な、滑り台状三連30mの鎖場です。傾斜はさほどきつく無いので落ち着いて下りれば特に問題はありません。
大のぞきのキレットから天狗岳への登りに鎖場はありませんが、樹林帯の急坂になります。天狗岳ピークで少々休憩タイムを取り、先を進みます。分岐地点の「タルワキ沢のコル」です。帰路はこの分岐から中間道へ下がって行きます。
相馬岳(1,104m)に到着です。相馬岳は白雲山の南西端に位置し、表妙義の最高峰です。細長いピークで、表妙義縦走路では最も広く、三角点が埋められた山頂です。タルワキ沢分岐にまで戻り、中間道へ向けて下山です。切り立った岩壁の脇を下がっていきます。なかなかの急坂ですので、登りには取りたくないコースです。
タルワキ沢分岐から一気に標高を下げて行くと、やがて中間道に到着して、ワンコはザックの中から開放されました。閑散とした道の駅妙義駐車場に16:32分、無事帰着です。
当初は大の字までの予定でしたが、白雲山は以前2回程登ってますので行ってみることにしました。難所はワンコをザックに入れ、難なく岩場&鎖場を越えて行けました。辻の分岐手前で相馬岳からやって来たおじさん1名とすれ違っただけでした。※写真撮影の時のみノンリードです。

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