急遽!黒斑山〜仙人岳〜Jバンド〜鋸岳! 2016 2 21


黒斑山 標高2,404m 蛇骨岳 標高2,366m 仙人岳 標高2,319m 鋸岳 標高2,254m 

標高差約434m
   累計標高差約640m   歩行距離約9.9km

行程:高峰高原ビジターセンター(10:12)⇒槍ヶ鞘(11:03)⇒トーミの頭(11:11〜11:15)⇒黒斑山 (11:26)⇒
蛇骨岳(11:40〜11:42)⇒仙人岳(11:58〜12:00)⇒Jバンド&鋸岳(12:16〜12:38))⇒仙人岳(13:00〜13:23)
蛇骨岳(13:51)⇒黒斑山(14:10〜14:14)⇒トーミの頭(14:25〜14:27)⇒高峰高原ビジターセンター(15:00)


(歩行時間3時間49分:全所要時間4時間48分) am10:12〜pm15:00  yahoo地図  ヤマレコへ!   map
日本を代表する活火山浅間山は、この黒斑山を始め、噴煙を上げている釜山、大きく立ちはだかる前掛山、寄生する小浅間山などを総称して呼んでいる。その中で黒斑山は浅間山の展望と登り易さから四季を通して登山者が多い。春の残雪期はカラマツの芽吹きと浅間の山肌にいくつもの雪筋の縞模様が美しく、初夏から夏にかけては登山道を埋め尽くすシャクナゲや高山植物、そして草黄葉の秋から雪山へと姿を変え登山者を魅了する。また黒斑山は浅間山第一外輪山なので噴火の危険がある場合は登山規制がされるので、確認しから登るようにしよう。※信州山学ガイドHPより
【現在の浅間山登山規制】
浅間山の噴火警戒レベルは「2」(火口周辺規制)火口より概ね2kmは噴石の飛ぶ可能性があり、
賽の河原分岐から前掛山方向へは立ち入り禁止!現在下記の @「黒斑コース」と A「火山館コース」を歩けます。
@「黒斑コース」のうち、車坂峠から槍ヶ鞘〜トーミの頭〜黒斑山〜蛇骨岳〜仙人岳〜Jバンド(鋸岳)
を経て賽の河原分岐点(浅間山火口から概ね2kmの地点)に至る登山道
A「火山館コース」のうち、一の鳥居から二の鳥居〜火山館〜湯の平口を経て賽の河原分岐点
(浅間山火口から概ね2kmの地点)に至る登山道及び草すべりを経て黒斑コースへ合流する登山道

今回も関越高速を谷川or武尊方面へ向けて車を走らせますが、両山ガスガスで視界不良なので赤城ICでUターン!榛名山は視界良好!またもやライブカメラの情報で、晴天率の良い浅間山方面へ進路を変えます。上信越高速道より望む浅間山は嬉しい視界良好!湯の丸&烏帽子岳と思いきや?西側はガスが濃く、今回も浅間外輪山へ向かう事とします。

ノーマルでもOK状態のチェリーバークラインでした。高峰高原ビジターセンターPより10時10分スタート! 表コースは早くも混雑状態で沢山の先行者が見えます。途中で12本アイゼンを装着!ピッケル&ワカンは今回も出番なし!でした。

しばらくおとなしく後を付いて行きますが、気付いてくれてお先に失礼させて頂きました。次のグループはショットカットを使い難なく平行スライド!毎度の枯木と真っ青な空!

最近の気温上昇と昨日の雨の影響で早くもゼブラ模様の浅間山!(第二外輪山の前掛山) 小団体sanが休憩中の避難シェルター広場!

雪融けが凍ってアイスバーン状態でガチガチ岩のトーミーの頭!ダイナミックな景色!ですが先月訪問時と違って、残雪風景になってしまった。

    急坂を登り上がると賑やかな浅間山の観測機器地点!      少し待ってワンショット!そして蛇骨岳へ向かいます。
一気に静かな樹林帯歩き! GPSアンテナ?を付けた猟犬とビックリスライド!迷子になったのでは?なでなでしてしてやったら喜んでいました。少し血を垂らしながら歩いていたので大丈夫?
程なくして蛇骨岳へ到着! 蛇骨岳は数名いるだけの静かな領域です。冷たい強風が吹き付け黒斑山までとは別の領域に入りました。

     ガチガチに凍った霧氷が冷たさを物語っています。              凍った霧氷の結晶!
 唯一の先行者と平行スライド!
              ガチガチ霧氷と浅間山!                   ガチガチ霧氷と黒斑山!
程なくして仙人岳!しばらく景色を眺めJバンドへと向かいます。アイゼン跡一人分確認!

アイゼンの歯を食い込ませガチガチ残雪の上から、乾いた音を立てながらの歩行! Jバンドから賽の河原分岐より黒斑山へは現在通行可!今回トレースはありませんでした。

ブラボー!見事な浅間山!

 
そして今回の目的地に到着!浅間山第一外輪山最先端の鋸岳はとっても神秘的なピーク! トレースは無かったので私が久々の訪問者みたいです。5度目の訪問となる鋸岳で初めてお目にかかる山頂標識!浅間山を一番近くで拝む事が出来る私の好きなピークなので、嬉しい限りです。
         山頂標識にはガチガチの氷柱!                  ちょっぴり栄養補給!

振り返って歩いて来た黒斑山〜仙人岳からの荒々しい稜線!
         見上げてお釜の噴煙!             バカ尾根は冷たい北風ビュービューなのでガチガチゾーン!

     そして再び標高を上げながらUターン!       ガチガチとアイセンの爪で豪快に乾いた音を立てながら歩きます

振り返ると豪華貸切だった稜線とダイナミックな浅間山! そして私の付けたトレース跡!

三等三角点設置の仙人岳へ戻って来ました。 まずは焼おにぎり!ジェットボイルの上で温めましたが?う〜ん冷たい! そして温かいトムヤククンヌードルを刺激的に頂きます!やっぱカレーヌードルにすれば良かった!
素晴らしい景色の浅間山&仙人岳を後にして!
             ガチガチ霧氷ゾーへ!                     輝く凍った霧氷!
 
    ライダーみたいな凍った霧氷!        ワンコ?みたいな芸術霧氷!         アヒル風のガラス細工?
    アヒル風の頭                 氷の歯ブラシ?               氷の花!

    遅ればせながらガスが上がって来た四阿山!               誰〜もいない蛇骨岳!

            名物!お釜の噴煙!                     鎮座している浅間山!
               もうすぐ黒斑山!                     貸切の黒斑山でひと息!
          静かなトーミの頭より見納め!                 薄っすら八ヶ岳も見えて来た!
     通常コース通り中道へ!     開けた場所より水の塔〜篭の登山、湯の丸方面!     烏帽子岳のアップ!
スノーシューの先行グループはアサマ2000パークスキー場方面へショートカットして行きました。 高峰高原ホテルに15:00分帰着です。沢山あった車は少なくなっていました。温泉を頂こうと思いましたが疲労感も無く、汗も掻かなかったので今回もパスする事にします。


 おまけ
 今回もしぶとく谷川岳or武尊山を予定していました。
 少しの期待を抱きましたが、
 関越高速から望む谷川・武尊方面はガスガスで全く見えません!
 すぐさま諦めて赤城PAへ入りスマホにてライブカメラと睨めっこ!
 そして天候の良さそうな浅間方面へ戻る形で向かいます。
 上信高速から眺める浅間山は次第にガスが抜け始めて良い感じ!
 久し振りに湯の丸&烏帽子に訪問しようと思いましたが、
 黒斑方面の方が天候が良さそうなので浅間第一外輪山へ!
 チェリーバークラインは高峰高原ホテルまで
 昨日の雨の影響で雪は全くありません!

 車坂峠でアイゼンを装着して毎度の如く表コースより標高を上げて行くと
 沢山の登山者がいるので驚き!
 登山道は最近の気温上昇と昨日の雨の影響で残雪状態になっていました。
 30名位の方々と並行スライドしながら標高を上げて行くと、
 雪融けが始まったゼブラ模様の浅間山が大迫力で迫って来ます。

 黒斑山は満員御礼ですのでそのまま蛇骨岳へと向かいます。
 狭い樹林帯の対面よりGPSアンテナ?を付けた猟犬がやって来るので驚き!
 近くで良く見ると少し血を垂らしながらでした。
 やせ細っていたので無事飼い主のもとに帰れたのか心配です。

 閑散とした蛇骨岳からは北側の冷たい風が吹きつけているので
 一旦解けた霧氷が再び凍って、
 ガラス細工のような幻想的な風景に見えます。
 仙人岳へ向かう途中、唯一の先行者と並行スライド!
 次第に冷たい強風に吹かれながらの歩行になります。

 貸切の仙人岳では素晴らしい景色を眺めながらひと息!
 Jバンドまでアイゼンピストン跡がひとり分あるので
 早い時間に歩いた方がいたみたいです。
 ガチガチに凍った山道ではアイゼンの爪が良く利き、
 ワカンの出番はまったくありませんでした。

 Jバンドから鋸岳&賽ノ河原方面へはトレースはありませんでした。
 一瞬賽ノ河原方面へ周回?と思いましたがピストンする事にしました。
 浅間山を一番近くで眺められる鋸岳は私の好きな展望場所でもあります。
 そして初めてお目にかかる山頂標識を目にして思わず笑みが出ました。
 無印の鋸岳に風格が付いて良い感じの展望ピークになっていました。

 戻る途中、並行スライドした方とスライド!
 仙人岳でランチ休憩をしてたそうです。
 私も仙人岳でゆっくり手抜きランチを美味しく頂き寛ぎます。
 そして黒斑山まで豪華貸切でした

 帰路は積雪で歩き易くなった中道をチャッチャカ下がって行きます。
 毎度の如く高峰高原ホテルの温泉に立ち寄ろうと思いましたが、
 余り疲労感が無いので、今回も直帰してワンコの散歩に出かけました。

 天候:曇りのち晴れ!(蛇骨岳先は冷たい北風)
 出会った人 60名以上?
 全く当てにならない疲労度
:★★☆☆☆

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