大峰山~吾妻耶山!ワンコと新緑の散策歩き 2015 5 10


大峰山 標高:1,254.5m   吾妻耶山 標高:1,341m   標高差約466m   歩行距離約10.5㎞   

行程:大峰山登山口駐車場(09:40)⇒大峰沼(10:01~10:06)⇒鉄階段(10:40)⇒大峰山(11:01)⇒赤谷峠越(11:27)⇒
仏岩分岐(11:45)⇒吾妻耶山(11:51~12:27)⇒ノルンスキー場分岐(13:02)⇒大峰沼(13:23~13;40)⇒登山口駐車場P(13:56)

 (歩行時:3時間18分 全所要時間4間時間16分)  am09:40~pm:13:56  yahoo地図  

歩行時間は健脚のワンコのnanacoとテンポ良く歩いたので、余り参考にはなりません
吾妻耶山へは、みなかみ町寺間からと、同町赤谷からのコースがある。いずれも、大峰山と吾妻耶山の鞍部・赤谷越峠から往復するもので変化に之しい。ここでは古沼、大峰沼、大峰山を経て山腹を戻るコースを選んだ。マイカー利用することで、かなり時間を短縮できるだろう。案内が行き届き、車道が山頂近くまで伸びている大峰山に比べ、吾妻耶山は静かな環境が残されている。近年ノルン水上スキー場ができ、山頂近くまで開発されてしまっている。5月のレンゲツツジ、7月のアジサイ、10月中旬からの紅葉が良い。山開きは5月3日。両山ぐんま百名山 ※ぐんまの山歩きより
ソール交換からようやくマイシューズが戻って来ましたので、西黒尾根へトレーニング方々と予定をしていました。しかしながら予報では、谷川岳は荒れ気味の天気で冷たい強風が吹く1日になりそうです。すぐに谷川岳は諦めて、ワンコを引き連れ以前訪問した事のある大峰山と、今回初めての訪問となる谷川岳の前衛峰と云われる吾妻耶山へ向かいます。
大峰山登山口駐車場は広く、先行車は2台だけで!登山口手前にはWC完備です! 新緑の森の中、大峰沼へと向かいます。程なくして左に行くと、古池がありますが、以前訪問した事がありますのでパスします!
★以前訪問時の写真★ 古池は「モリアオガエル」の繁殖地で、昭和36年1月6日、群馬県の指定天然記念物に指定されています。モリアオガエルは沼に張り出した樹上の枝に産卵するようです。
 
 再び新緑の森に戻り、大峰沼へ向かいます!
付近はタチツボスミレだらけ! 私の大嫌いなヤマヒル! ワンコと私は予め虫よけスプレーを掛けまくっておきましたが、効果は? 本日は風が強く、乾燥しているので、ヤマヒルは居なく快適でした。標高1,000mに佇む大峰沼に到着!ドスの利いた蛙の鳴き声が印象的?そして寂れた大峰キャンプ場に到着です。

 
大峰沼湖畔には、立派な「大峰山・吾妻耶山」の由来図の説明板が設置されていていました・・・、なるほど!
現在この場所で、キャンプをするのは勇気が必要! そして前回と同じくワンコ共々、ベンチでひと息いれます。 最古級の浮島を持つ大峰沼らしい!浮島はあまり浮いてないような気がしますが? どちらかと言うと手前のレトロな看板の方にも目が行く私でした。
 
 神秘的な大峰沼を眺めながら、時計回りで巻くように進行! 
ようやく平坦コースが終わり、登山道に入ります。ここから尾根まで標高を上げます!
     ヒゲネワチガイソウ           ミヤマエンレイソウ           もうすぐ咲きそうなアズマイチゲ
 グロテクスなオニシダが、目を引きます。   濃い色のタチツボスミレ!         しばし急登になり、すぐ尾根へ!
   「大沼越し」より、気持ちの良い尾根の稜線歩きへ!           尾根の随所にミツバツツジが咲いている!
尾根の随所にミツバツツジの群生が綺麗に咲いていてテンションが上がります。
    時々変な形の?大石達         樹林の間より、上州武尊山        正面に大峰山が見えて来ました!
   そして長~いスチール階段の急降下開始!        鞍部より、nanacoは勢いを付けて一気に駆け上がりました。流石!
    そして気持ちの良い小ピークには電波塔施設群!          反対側から眺めるとNHK&ぐんまTV!

       分岐を真っすぐ               また電波塔       これが展望台らしいけど?視界不良でした!
またまた電波塔です。大峰山山頂を道標かと思って少し通り過ぎてしまった(汗!)大峰山周辺は電線だらけで、お山にいる雰囲気は一切感じない!
 
最後の電波塔が一番背が高いので、周辺から見える塔です! 奇妙に重り、崩れ落ちそうな花崗岩?のイワ岩のアート!興味があったので違うアングルからしばし眺めてみました!
     鞍部分岐の赤谷越峠!            倒木とツタの葉                    カメノキ
三角点を拝もうと思うきや!岩仏のコースから団体さんが登って来ましたので、速やかに移動! 前のミニ絶壁の方が、注意看板より気になりる私! 時々沢に残雪が残ってます。
   冷たい強風が遮られて穏やかな吾妻耶山山頂!  祠が3石建つ山頂は少し開けた場所、谷川岳方面上部には雲が掛っている!
冷たい強風が谷川方面より吹き込んで来ます。谷川には雲が掛って、とっても寒そう!
         独立王国の上州武尊山!                     日光白根山~錫ヶ岳
只今、ご婦人2名が休憩中! そして団体さんが到着して賑やかな吾妻耶山に変わります。 本日はカレーどん兵衛うどん!ハッシュドポテトを入れて食べたら美味かった!ワンコはササミのおやつで! 
 
       記念に祠とワンコのワンショット!                賑やかな吾妻耶山を後にして!
分岐をノルンスキー場方面へグングン下がって行きます!そういえば山頂から戻って、西峰の三角点を拝もうと思いましたが、すっかり忘れていました。 風当たりが少なく、日当り良好のスキー場! 前方には赤城山と先ほどの電波塔!
 
    榛名山と手前右は小野子三山    再び樹林帯に入り、付近はアズマイチゲの群生!   分岐標識は随所にアリ!
 
   しばし心地良いノルンスキー場歩き!振り返って吾妻耶山    右上を見上げると、大峰山のシンボルの一番背が高い電波塔!
 
 誰もいない貸切のスキー場の春ゲレンデ歩きなので、気兼ねなくノンリードで歩くワンコは、伸び伸びご機嫌モード!
     遅ればせながら谷川岳に掛った雲が取れて来た!              吾妻耶山-谷川岳-スキーリフト!
 
    分岐を右の大峰沼方面へ!       崩落している古い石の鳥居に到着!     どうやら吾妻耶神社のものらしい!  
 
3時間20分振りに大峰沼キャンプ場に戻って来ました!  大峰沼は半ば湿原化していて、日本の重要湿地500にも名を連ねています。
ベンチでワンコとのんびり珈琲タイム 帰路は貸切道中なので、とっても気持ち良さそうなワンコ 程なくして登山口に帰着
広いPにはポツンと2台だけで、クーラーBOXより冷たいコーラを出して頂き、スカッと爽やか!  一昨日、ようやくソール張替が終わって、北&南アの縦走で活躍したマイシューズが、石井スポーツより戻って来ました。本日はワンコを引き連れ、久し振りにマイシューズの履きならしになりました。
閉鎖された大峰休養施設見晴荘手前の、神秘的な沼を最後にワンショット!  
 
 谷川連峰の前衛峰と云われている吾妻耶山!谷川岳トマの耳より撮影(平標新道へ向けて主脈縦走時!2014年10月26日

 
 
(参考地図)上毛高原駅を過ぎてR291をR272へ右折! R272より見晴荘の看板を右へ! すぐにYの字になるので道なりの左へ!
ナビでの簡単設定!大峰休養施設見晴荘 TEL0278-62-3753(平成24年に閉館)※見晴荘入口少し先突き当りが、大峰山登山口P

おまけ

 大峰沼キャンプ場は相変わらず閑散として寂れていました。
 ひとが余り訪問しないのも手伝って、
 大峰沼はより、自然の神秘さを増すように感じました。

 大峰沼より尾根の稜線歩きになるとミツバツツジが群生していて、
 とても心地良い稜線のハイキング歩きになります。

 吾妻耶山から望む谷川連峰は雲が少し掛っていましたが、良い雰囲気の山頂でした。
 道中お会いしたのは年配夫婦だけでしたが、
 吾妻耶山では仏岩&ノルンスキー場方面から来た方が多かったので
 4組15名位で密集して賑やかっていました。

 誰も近くにいないのを確認して、
 ノンリード撮影の写真もございますがご容赦ください。

 秋には心地よい紅葉観賞歩きが期待出来そうなので、
 是非再来して、ついでに三角点を拝もうとおもいます。

天候:晴れ(冷たい強風が吹いていた)
出会った人:5組17名位 
全く当てにならない疲労度:★★☆☆☆ 

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